スクープ
更新日:2021.12.22 / 掲載日:2021.10.22
2022年FRスポーツセダンに進化した新生MAZDA6誕生!!
2021年の6月に「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」に基づいた2030年に向けた新たな技術や商品方針を発表したマツダ。このタイミングで「ラージ商品群」という区分で縦置きの直列エンジンと電動化技術の組み合わせを発表した。直列エンジンを採用することから駆動方式はFR(後輪駆動)であり、直列4気筒のSKYACTIV-G(ガソリン)や直列6気筒のSKYACTIV-G(ガソリン)/D(ディーゼル)/X(火花点火制御圧縮着火ガソリン)の3種が想定されている。組み合わされる電動化技術は48Vマイルドハイブリッドシステム, プラグインハイブリッドシステムとされていた。
この技術が、今回情報をキャッチした新型MAZDA6に搭載されるパワートレーンとシャシーになるのだ。つまり2022年にデビュー濃厚なMAZDA6の次期型はFRベースとなるのである。マツダのFRセダンとなると2000年まで販売していたセンティア以来となり、実に22年ぶりだ。
マツダは2021年10月に2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の新商品投入計画も公表した。新車種としては横置きエンジンのスモール商品群のCX-50を北米専用(トヨタとの合弁工場で生産。トヨタの技術搭載可能性大)で発売。前述の「ラージ商品群」として2列シートのCX-60/70。3列シートのCX-80/90を発売するという。この中でCX-60とCX-80はナローボディを採用した日本・欧州向け。CX-70と90はワイドボディを採用し北米ほかの市場向けとなる。この発表の中で、日本向けには人気の高いSKYACTIV- D(ディーゼル)と48Vマイルドハイブリッドシステム, プラグインハイブリッドシステムの組み合わせで発売されるという。
同じく2022年のデビューが予想される新型MAZDA6はSUVシリーズとは異なり、新世代となるSKYACTIV-X(火花点火制御圧縮着火ガソリン)と48Vマイルドハイブリッドシステム, プラグインハイブリッドシステムの組み合わせになる可能性が高い。車格とそのスポーティで流麗なスタイリングに合ったパワートレーンがチョイスされるだろう。
エクステリアデザインについては、2017年の東京モーターショーで公開された次世代デザインビジョンモデルの「マツダ VISION COUPE」をベースに、その後5年近い年月で進化した新たなる「鼓動デザイン」が採用される。史上最高の美しいセダンへと進化する新型MAZDA6。昨今の自動車半導体問題で発売が2023年にずれ込まないことを祈るばかりだ。