ホンダは新型「フリード」のフルモデルチェンジを行い2024年5月上旬発表、2024年6月頃に発売すると予想される。2016年9月16日に現行モデルの発売がスタートしており約8年でのフルモデルチェンジとなる。今回は、先代モデルから仕様の変更点や、現在わかっている情報、そして「クロスター・AIR」予想CGや開発車両がスパイショットされたのでいくつかまとめてみました。2023年12月18日に日本の特許庁に「FREED AIR」申請(商願2023-139609)している。
現在の2代目「フリード」は2016年9月16日から発売を開始しており、約8年となる2024年7月頃にフルモデルチェンジを行う。現在、国内では2022年度の乗用車車名別販売台数では7位で79,525台、2023年度の乗用車車名別販売台数では10位で77,562台とホンダでは大事な車種である。
ライバル車種のトヨタ「シエンタ」は2022年8月23日から新型を発売しており、待ちに待っていた人も多いだろう。現行モデルの「フリード」は2024年4月で受注を終了することが決まっており、終了後、2024年5月上旬に概要が発表され。2024年6月に正式発売という流れとなりそうだ。
ホンダ 新型「フリード」フルモデルチェンジ について
ホンダ最新のエクステリアデザインを変更。
グレードは通常モデル「フリード AIR」とアクティブなスタイル「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップ。
Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。
ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。
待望の「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」を採用。
ハイブリッドモデルにはHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。
今回は、新型プラットフォームを採用した4代目「フィット」をベースに開発。全長を伸ばし、室内空間を更に広げ使い勝手を向上させる。「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用。先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、フロントワイドビューカメラを新採用、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加、全車標準装備。
ホンダ 新型「フリード」フルモデルチェンジ エクステリア について
- ホンダ最新のエクステリアデザインを変更し、現行ステップワゴンに近いデザインになる。
- 全長、全幅を先代モデルよりも少しだけ伸ばす。5ナンバーサイズは維持する。
- グレードは通常モデル「フリード AIR」とアクティブなスタイル「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップし、エクステリアデザインに違いがある。
ホンダ最新のエクステリアデザインを変更し、現行ステップワゴンに近いデザインになる。
エクステリアはキープコンセプトで、フロントフェイスを変更、現行のステップワゴンに近いデザインであることが見てわかる。全長を伸ばし、室内空間を更に広げ使い勝手を向上させる。スパイショットを見ると3列目の後方窓の形状が変わり大きくなっているのがわかる。つまり全長が伸びているのが間違いない。5ナンバーサイズは維持する。
グレードは通常モデル「フリード AIR」とアクティブなスタイル「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップし、エクステリアデザインに違いがある
グレードは通常モデル「フリード AIR」とアクティブなスタイル「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップ。特に、「CROSSTAR(クロスター)」は先代モデルよりもより、アウトドア、クロスオーバー化が進むと言われている。
新型「フリード」 スパイショット 多くの場所で目撃情報!
※画像は許可をもらっています。
動画を近くで撮影してくれてる人もいます。
ホンダ 新型「フリード」フルモデルチェンジ インテリア について
- Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を採用。
- 待望の「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」搭載
- 後部座席には「リヤベンチレーション」を採用。
- 「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。
Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を採用
フロントピラーを従来とは異なる断面構造とし、万が一の衝突時にはボディーへ荷重を流す構造を採用。フロントAピラーが本当に細く少し違和感まで感じてしまうほどだが確かに右折、左折時の視界においては妨げが少ないだろう。Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。1~3列目まで十分な広さを確保し、大人が快適に座れるフリードの室内空間を確保している。更に、ウォークスルー可能な2列目「キャプテンシート」を採用、更にキャプテンシートは「ロングスライドシート」を採用し2列目の空間を広げ快適に乗車ができる。
待望の「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」「リヤベンチレーション」搭載
インテリアのフロントシートには上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した、新世代の「ボディースタビライジングシート」を採用し長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造とした、「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる。「テレスコピック&チルトステアリング機構」を採用したことで大きい方から小さい方までベストなポジションで運転が可能となる。「パーキングブレーキシステム」を採用しリアバンパーに4つのセンサーを配置し後方の障害物を感知して音と表示でお知らせする。後部座席には「リヤベンチレーション」を採用。
「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載
センターディスプレイには「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をご利用可能。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。「自動地図更新サービス」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。
ホンダ 新型「フリード」フルモデルチェンジ 先進運転支援システム 全車標準搭載
- 近距離衝突軽減ブレーキを追加
- トラフィックジャムアシストを追加
- ブラインドスポットインフォメーションを追加
旧型よりも更に進化したHonda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後の8つのソナーセンサーをHonda車初搭載。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)は昼・夜間歩行者と自転車に対しても衝突回避を支援。更に渋滞追従機能付ACCとなり、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」は、渋滞追従機能付きへと進化、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、車線維持支援システム(LKAS)の各機能を先代モデルよりさらに進化させた。後方誤発進抑制機能、、オートハイビームなど、近距離衝突軽減ブレーキ、トラフィックジャムアシスト、ブラインドスポットインフォメーション機能も新たに追加。先代モデルから乗り換える1番の要素だと思います。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS) 前走車、対向車、歩行者(昼間・夜間)と横断自転車の衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
渋滞追従機能付ACC 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。約0km/h – 約100km/hで作動。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用が可能。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
システム 装備 | 旧型フリード | 新型フリード |
---|---|---|
CMBS | ◯ (昼 歩行者) | ◯ (昼・夜間歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
歩行者事故低減 ステアリング | ◯ | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ | ◯ |
ACC | ◯ | ◯ (渋滞追従機能付) |
LKAS | ◯ | ◯ |
先行車発進 お知らせ機能 | ◯ | ◯ |
標識認識機能 | ◯ | ◯ |
後方 誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | – | ◯ |
トラフィックジャムアシスト (渋滞運転支援機能) | – | ◯ |
急アクセル制御機能 | – | ◯ |
ブラインドスポット インフォメーション | – | ◯ |
後退出庫サポート | – | ◯ |
オートマチック ハイビーム | – | ◯ |
少し残念なのは今回のフリードではアコードで日本導入された「Honda SENSING 360」ではなく、「Honda SENSING」を採用しているところだ。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
ホンダ 新型「フリード」フルモデルチェンジ スペックについて
- 待望のHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。
先代モデルまでの「SPORT HYBRID i-DCD」直列4気筒 1.5LアトキンソンDOHC i-VTEC+モーターからついにHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。今や「フィット」「ヴェゼル」「ステップワゴン」「アコード」「オデッセイ」「シビック」と幅広い車種に搭載されている。ようやくフルモデルチェンジにより「フリード」に搭載となる。
スペック | 新型フリード | 新型フリード |
---|---|---|
全長 | 4,265mm | 4,265mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1.710mm(2WD) 1,735mm(4WD) | 1.710mm(2WD) 1,735mm(4WD) |
ホイールベース | 2,760mm | 2,760mm |
エンジン | 1.5L直噴DOHC i-VTEC エンジン | 1.5L i-VTECエンジン +モーター(e:HEV) |
最高出力 | 131ps/ 6,600rpm | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 15.8kgm/ 4,600rpm | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 | – | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク | – | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション | CVT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD | 2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード燃費 | 15.6km/L(4WD) 17.0km/L (2WD) | 24.4km/L(2WD) 21.0km/L(4WD) |
価格 | 260万円〜 290万円 | 280万円〜 330万円 |
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