ある日、ヒーロー科のA組の爆豪とB組の物間が、発目に呼び出される。それは、発目による。一週間大食い対決の為らしい。
爆豪勝己「んだそれはぁ…?」物間寧人「なんで僕たちだろうね?」
発目明「では、こちらです!!」
ドンッ!!!
大量のハンバーガーやポテト、チキンナゲット、ハンバーグ、カレー、オムライス、スパゲティ、ピザなど、カロリーの高い食べ物が置かれている。
爆豪勝己「はぁ!?これを全部食えってのか!?」
物間寧人「つまり完食ってことかい!?」
発目明「いいえ!これから5分間の間、この料理たちをどれくらい食べ切れるかの勝負です!あ、飽きるのを防ぐ為に味変もできるように調味料と白米も沢山ご用意しましたよ」
爆豪勝己「そういうことなのか…」物間寧人「なら気軽に勝負だね!!」
2人は椅子に座り、目の前の食べ物たちを見る。
発目明「スタート!!」
発目の合図が終わると、二人共一斉に食べ物を食べ始める。
バクガツモグ…バクガツモグ…バクバクガツガツモグモグ…
爆豪勝己「これでも俺は負けねぇぞ!!!」物間寧人「僕も負けてられないねぇ!!」
二人共食べながらいつものようにライバル心を燃やしていく。
時折調味料で味変させながら食べ、白米をも一緒に食べたりしながらバクバクと激しく食べていく。
2人のお腹も同時にポコっとなっている。
発目明「3…2…1……終了です!」
あっという間に、料理は少なくなった。
2人のお腹は大きく膨らんで、つまりは肥っており、2人のスリムなお腹も、プニプニしそうな大きく太っているお腹になっている。
発目明「爆豪さんは63皿、物間さんは61皿で、爆豪さんの勝利です!」爆豪勝己「よっしゃぁ!!」物間寧人「い、イケると思ったのに!?」
発目明「2点差!惜しかったですね物間さん!ですがまだ日があるのでチャンスがあります!」
2人は、ズシンズシンと肥えた大きな脂肪のお腹を揺らしながら移動する。
爆豪勝己「重てぇ……」物間寧人「ハハハ!勝ったのにその姿は情けないねぇ!!」爆豪勝己「やかましいわ!!テメェもクソデブになってるだろ!!」
2人はそれぞれのクラスの教室に戻ってきた。
爆豪勝己(…あんな量で一気に腹がこんなに膨らむもんなのか…?)
緑谷出久「かっちゃん…太っちゃってる…」爆豪勝己「あぁ、マッドサイエンティスト野郎の大食い対決とやらでな」轟焦凍「爆豪、それにしても大食いじゃないか」爆豪勝己「黙れや半分野郎!」
上鳴電気「おおっ!?おデブかっちゃんじゃん!?」切島鋭児郎「めっちゃ太ってるぜ」瀬呂範太「なんだか柔らかそうだぜ?」爆豪勝己「黙れや!!」
拳藤一佳「物間…お腹がデカくなってるけど…」物間寧人「HAHAHA、発目主催の一週間大食い対決で、A組の爆豪と大食い勝負したのさ」角取ポニー「Japanのリキシみたいカッコイイデース!」鉄哲徹鐵「でも物間…苦労しねぇか?」物間寧人「HAHAHA!問題ないね!多分…」拳藤一佳(大丈夫かな…)
演習の時間、
ヒロコスから大きなお腹がボコッ!!とはみ出している。
爆豪勝己「はぁはぁ…キツイぜ」物間寧人「ハハハ!この姿だらしないねぇ!?」爆豪勝己「おいぶっ殺すぞ!!テメェこそコスチュームパツパツになってるじゃねぇか!!」
緑谷出久「かっちゃん…!?」拳藤一佳「いつも通りで逆に安心した…」
そして、7日間、昼飯の時間になると、大食い対決に行くことになる決まりがあるので…
緑谷出久「え、食堂で食べないの?今日も」爆豪勝己「あぁ、そうだクソデク」
拳藤一佳「今日もなのか…」物間寧人「これこそが最強の昼飯だね…」
麺類、肉料理、魚料理、丼料理など、大食いするメニューがほぼ毎日変わり、
そして、日々、2人が大食いする影響か腹や顔の脂肪が増えて、最早大きなデブになっている。
それだけでなく、日々1tずつ超えていく。
発目明「スタート!!!」
爆豪勝己・物間寧人「ガツガツガツガツモグモグ……」
二人共、いつものように料理をガツガツと食べ始めていく。しかし…
物間寧人「あぁ〜〜〜もっと……!!食べたい!!勝ちたい!!」爆豪勝己「何度でも食って、おかわりして…何杯も食ってやる…そして勝ってやる…バクバクガツガツ…」物間寧人「ハフハフハフ…」
二人共、食べたりご飯の事になるともっと食べたい、頑張って食べたいという欲求が湧いてくるだけでなく、自分が肥った姿に自分が普段より強く感じられるという。
発目明「いい感じですね」
完全なる対決終了まであと2日、現在は爆豪3勝で物間2勝なのだが、2人はお腹が巨大な三段腹で、最早足がお腹に隠れて見えなくなっている程。
これで3t到達、というか超えている。
爆豪勝己「んぐ〜…!?オナラとゲップが」物間寧人「ぼ、僕もぉ〜…!?」
ゲェっプッ!!!ブブゥ〜〜〜〜!!!
二人共大きいゲップとオナラが出てしまう。
発目明「おお!すっごい調子がいい証拠ですね!」
物間寧人「臭いなぁ〜〜…」爆豪勝己「こっちもだわ〜…クソぉ〜〜……」物間寧人「まぁ〜〜…臭いのは君の方のオナラだけどねぇ〜〜〜!」爆豪勝己「変なとこを煽んなやクソがよおぉぉ〜〜〜〜…」
発目明「ふふふ、仲良しですねぇ」
ラボから出ようとするにも腹が少しドアにつっかえて、押し込んで出なければいけなくなったのだ。
緑谷出久「か、かっちゃん…結構太ってない…?」爆豪勝己「気にすんなや〜…ゲーップ!!」麗日お茶子「大きなゲップやねぇ…」
上鳴電気「おお!プニプニしそうだぜ!」切島鋭児郎「ベッドに使えそうだな」瀬呂範太「いや、クッションにも出来そうじゃね?」芦戸三奈「爆豪のお腹の上で寝たぁい!!」爆豪勝己「俺は何だと思ってんだよ!?」
拳藤一佳「おいおい…どうしてこうなったんだよ…大丈夫か…?」物間寧人「HAHAHAァ〜〜〜……大丈夫だってぇ〜〜〜…」ブブブ〜〜〜〜ッ!!鉄哲徹鐵「うわぁぁぁ!?」角取ポニー「臭いデェース!!?」
クラスの皆も、2人それぞれの力士のように脂肪が肥えている姿に驚いている。二人共日々太っている影響で野太い声になっており、クラスメイトたちはそれぞれ2人のオナラやゲップに翻弄されている。
夕飯…
緑谷出久「かっちゃん…いつもよりもたくさん食べてる……」轟焦凍「…頑張って食べてるな」爆豪勝己「うるせぇぞこの野郎ぉ〜〜〜〜〜!!」ガツガツガツ…
拳藤一佳「も…物間、そんなにたくさん食べて大丈夫か…!?」鉄哲徹鐵「ご飯の量が多いぜ」物間寧人「僕も分かってるけどぉ〜〜…なんか沢山食べたくなるんだねぇ〜………」ガツガツガツ…
二人共、いつもと違う量で夕飯を食べている。何度もおかわりしてはぶくぶくとまた太っていく。
そして、最終日…
バクバクガツガツガツガツモグモグ……
今まで出た料理のオールスター、しかも大盛りの料理がメニューで、二人共量なども気にせずガツガツと勢いで食べている。
しかし、食べる勢いが一気に増している。さらに、2人の身体がほぼ真ん丸で、巨デブになっている。しかも柔らかそうなお腹で、服が超パツパツになる程思いっきり大きくなっている。
爆豪勝己「ゲェ〜〜〜ップ………これで俺の勝ちやぁ〜〜〜!!」物間寧人「ゲェ〜〜〜ップ…いや、僕の方だねぇ〜〜〜〜!!」
2人の口からいつもより情けない野太い声が出ている。
発目明「ラストなので、締めはデザートです!」
ショートケーキやチョコケーキ、プリン、ドーナツなど、甘いスイーツが置かれている。
爆豪勝己・物間寧人「ムチャムシャバクパク…………」
そして、一気にバクバクガツガツと、そのスイーツ食べ始めていく。
そして…
発目明「最終的な優勝者は爆豪さんです!」
そして現在の体重は、何と二人共5tを超えている巨大なおデブになっている。
爆豪勝己「同〜然だろぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!ゲエ〜ップ!!」物間寧人「いけると思ってたのにぃ〜〜〜〜〜、一点差だったのかぁぁぁ〜〜〜〜…」
発目は2人にこういう。
発目明「そして肥満化姿の大きさは…二人共引き分けです!」
爆豪勝己「はぁ〜〜?」物間寧人「そんなの聞いてないよぉ〜〜〜?」
発目明「ネタバラシをします!実はこれは超肥満化実験なのです」
そう、実は対決で使った料理には発目の発明品の一つである肥満化増幅調味料を使っている。
これをかけた料理を食べると、もっと食べたい、太りたいという欲望が段々と大きくなって大食いになり、やがて巨大なデブになってしまうという。
一週間大食い対決を開催した発目の真の目的は、どれだけ大きく、重く太れれば、もしもっと超えることが出来れば、良いデータがとれるかも知れない。
そんな理由であった。
爆豪勝己「怪しいと思ったらぁ〜〜…俺たちの一週間返せやマッドサイエンティスト野郎ぉ〜〜〜〜〜!!!」
ポヨンポヨンポヨン…ドスドスドス……
爆豪は怒りだし、ドスドスと巨大な腹を汗を垂らして揺らし、情けない超野太い声を出しながら発目に近づくが…
発目明「では延長線!!この巨大な豪華パフェを食べて、どれくらい巨大になれるか勝負!!」
ドンッ!!
いつの間にか置かれている、お菓子で盛っている巨大なパフェ。
爆豪勝己・物間寧人「……」
2人はジュルリとよだれをたらし、ドスンドスンとパフェに近づく。
このパフェも肥満化増幅調味料をも掛けている。
これも済ませて、結果を提示したら、2人を重さを利用して拘束すれば――――
その時だ。
パワーローダー「おい、何している」発目明「ゲッ!?」
パワーローダー先生がラボに現れた。
パワーローダー「おい二人共、目を覚ませ」
バンッ
パワーローダー先生は少し力を加えて2人の肩を叩く。
爆豪勝己「ん…?んぅぁ〜〜!?お、俺はぁ〜……!?」物間寧人「ぼ…僕たちは…何てことをぉ〜〜!?」
パワーローダー「発目、2人に対決と称して何を考えてた」
発目明「えっと、それは」発目は言い訳をしようとした。
しかし、もう遅い。
パワーローダー「これで反省しろ、2人の気持ちがこれで分かるように」
発目明「えっ、ちょっ先生っ…!?」
発目は今まで大食い対決で使った料理たちを詰め込んでミックスした肥満化液を入れている肥満化マシンのホースを咥えさせられ、太らさせる。
そして爆豪と物間はどうなったのかというと、
緑谷出久「かっちゃん、そういうことだったんだね…」爆豪勝己「あぁ」轟焦凍「爆豪…でかいな、これが本当のビッグガイ…?」緑谷出久「ちょっと轟君っ!」上鳴電気「おおっ!?かっちゃんが巨大なおデブちゃんになっちゃったの!?」切島鋭児郎「これじゃ漢らしくねぇなバクゴー!俺も今のバクゴーをファットガムだと思って、一緒にトレーニングがてらダイエットしようぜ!」瀬呂範太「へへ、エクササイズもいいぜ!」飯田天哉「俺も協力してやるぞ爆豪君!」爆豪勝己「黙れゃぁぁぁ〜〜〜〜!!」
拳藤一佳「で…でっかくなったのはそういうことなのね」物間寧人「僕のスタイルがこんなになるとは…悲しいよぉ〜〜!!」鉄哲徹鐵「そうだ物間ぁ!俺と一緒にダイエットしねぇか!?」角取ポニー「一緒にダイエットするデース!」物間寧人「ありがとぅぉ〜〜〜、助かるよぉ〜〜」拳藤一佳「全く…」
二人共、クラスメイトたちとダイエットを始め、授業やトレーニングなども兼ねて脂肪を燃やしていく方針で進めていくという。
一方その頃、発目は…
発目明「ごめんなふぁいいい〜〜〜!!」発目は、二人と同じ巨デブになって、元に戻るまでしばらくの間は涙目でしたとさ。