ある夜の相澤先生とマイク先生
ほぼ短いSSです。
最後は大原部長オチありです
そんな部長オチ風味も好きです
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ある夜の出来事、
相澤は、今日は演習の授業もあった為か疲れてる為、ゆっくりと寝ようとしていた。
しかし…
『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!♪♪♪♪♪♪♪』(マイクの音痴な歌声)
隣からマイクの音痴な歌声が響いた。
相澤は耳を塞ぐ。
「おいマイク!!こっちは寝ようとしてたんだぞ!!」
向こうのマイクのいる部屋に向けてドンドンと壁を叩く。
『仕方ねぇだろイレイザー!!♪♪こっちは今度のラジオに向けて練習してんだぜ!!♪♪♪♪』
「喧しい……もうちょっと配慮してくれ」
静かなる怒りの相澤。
『解ったぜ!もうちょっと調整するぜ!』
「絶対だぞ」
ただ、しばらくしてもなかなか音量が低くならない。
『〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪♪♪♬♬♬〜〜〜〜♬♬♪♪♪♪♪♪』
「…………………………こっちは疲れてんだぞ……」
相澤は自分の寝袋に隠れて耳を塞ぐ。
それでも響くが、少しは耳の被害が軽くなった。
「……………」
しばらくすると、ピタリと音痴な歌声が鳴り止む。
「……………終わったのか」
しかし…
『よし、最後にもういっちょ締めの部分というかサビの部分をより大声上げていくか!』
「は?」
『 』
相澤は声にならないくらいのマイクの超ヴォイスな歌声が相澤の部屋に響いた。
結局は寝れなかったどころか、その相澤の部屋の被害がデカかった。
職員室に、ガチの武士の鎧を武装した相澤先生が入ってきた。
相澤消太「マイクのバカはどこだ!!!!!!」
ミッドナイト「キャア」
セメントス「マイクさんはラジオ番組に出演しに行ってきました…」