同僚の男性の首を包丁で刺したとして、石川県警は24日、能美市に住む37歳のベトナム人の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、能美市中町に住むベトナム国籍の会社員・グエン・ヴァン・フン容疑者(37)です。

グエン容疑者は24日午前1時ごろ、自宅アパートで30代の外国人男性の首を包丁で突き刺して殺害しようとした疑いがもたれています。男性は首や手指に全治1週間のけがをしました。

当時、アパートにはグエン容疑者と男性のほかに関係者もいたということで、グエン容疑者が台所にあった包丁を持ち出したということです。

調べに対し、グエン容疑者は「包丁を振っただけで刺していない」と容疑を否認しています。

グエン容疑者と男性は同じ溶接業の会社に勤務していて、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べを進めています。