山洋工業(株)【山洋電気グループ】

この記事では製鉄の現場を支える川崎事務所のSさんとHさんに、営業と技術、それぞれの立場から仕事のやりがい、責任について語っていただきました。

●Sさん（2014年入社／工学部卒）　事業統括本部営業第1部営業第2課
●Hさん（2015年入社／電子機械工学専攻了）　事業統括本部技術営業部技術課西日本チーム

Q：お二人の入社動機について
＜Sさん＞当社に興味を持ったのは、大規模製造設備の更新作業に関わることができると知ったからです。大学で機械について学んだ者として、挑戦してみたいという気持ちになりましたね。
＜Hさん＞就職活動で考えたのは、大学・大学院で身に付けた電気系の設計に関する仕事に携わりたいということでした。また、特定の製品だけでなく、幅広い分野にまたがる装置を手掛けてみたかったので、商社業務を併せ持つ当社を選びました。

Q：仕事内容とやりがいについて
＜Sさん＞製鉄メーカーを対象に、各種制御盤をはじめとした電気・電子部品・装置の提案に携わっています。最もやりがいを感じたのは、エネルギーセンターで使用されている情報収集装置の更新を、一括して手掛けたときですね。入社時に考えた、大きな更新業務に携わりたいという希望を、早い段階でかなえることができました。
＜Hさん＞現在、鉄の製造現場で使用される、さまざまな制御盤の設計をメインで手掛けています。仕事をしていて最もうれしいのは、やはり、自分が設計した装置が、想定どおりに動いているシーンを見るときです。また、そうやって納入した装置が長期にわたって使用されている光景を見ると、技術者として、なんともいえない充足感がありますね。

Q：責任の大きさを感じるのは、どんな部分ですか？
＜Sさん＞やはり、作動する部品・装置を着実に納入することが求められる点ですね。設備更新を行う際は、数十年も前の部品を現在のものに置き換えなければならない場合もあります。部品の細かなスペックについて調べ尽くし、可能な限り既設品に近づけるように努めています。
＜Hさん＞製造現場を支える者として、生産活動に支障を生じさせないことを、いつも第一に考えています。例えば、製鉄などの大がかりな製造現場では、数時間程度の機械停止であっても、莫大な損失に結びつきます。ですから、私たちの提案で改修工事を行う際には、限られた時間内で、精度の高い仕事を行うように心掛けています。