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おいしいうどんの秘訣は、小麦粉と「仲良くなる」こと。
良い生地に仕上げるためには、小麦粉と仲良くなることがすごく大事だなと思っています。ひとつ一つ生地をつくる時に「もうちょっと混ぜて」とか「ちょっと混ぜすぎだよ」とか言われてる気がするんです。(笑)
でも、本当に良い状態のうどんができると、うどんも喜んでお客様のもとへ向かってくれている気がして、そんなことを思いながらうどんを打つことで、私はお客様に自信をもって提供できるんじゃないかなって思います。
季節によっても状態が変わるのが小麦粉なので、おいしさを最大限引き出せるようになりたい、そのためには小麦粉ともっと「会話」できるようになりたいです。
相手の望む「おいしい」を提案し続けたい。
以前お客様から「冷たい明太釜玉うどんが食べたい」とご注文を受けたことがありました。丸亀製麺は釜玉を冷やしで提供することができないと知って残念そうな姿を見て、冷たいうどんと温泉玉子を組み合わせるだけでも味わいは違うことをお伝えしたら、実際にそのように食べてくださいました。そうしたら後日、そのお客様から私の提案に対して感謝のお手紙をいただけたんです。
その時、自分が感じるおいしさをただ伝えるのではなく、お客様の気持ちに寄り添ううどんを提案できるようになりたいと考えるようになりました。お客様にも「そういう相談ができるんだよ」ってことも知ってもらえたらいいなと思います。
麺職人になって仕事が楽しくなった。
元々小麦が好きで、うどん以外にもパンなどの小麦製品をよく食べていました。そんな中で丸亀製麺で働き始めたのですが、最初は作業スピードやお客様への接客にばかり意識が向いていました。
縁があって麺職人試験を受けることになったのですが、ひとつ一つの作業の意味を知って、もっとうどんを上手につくりたいという気持ちが増えました。うどんづくりが上手になっていくのが実感できて、ますます仕事に熱中することができました。
丸亀製麺のうどんを食べて、おいしさに感動する方を見ると、そういう人を一人でも増やしたいという気持ちになります。そのために、私ももっとうどんづくりの腕を向上させていきたいです。
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麺職人インタビュー
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丸亀製麺の「打ち立て・生」を
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※すべての店に麺職人が誕生しました。
彼らがつくりたいのは、
ただのうどんではなく、
心まで震わせるうどん。
日々磨いた技と感性で、
今日も麺一本一本に
命を吹き込んでいきます。
- 麺職人が不在の日や時間帯もございます。
ここの うどんは、 生きている。