ぼくのコメント。
もう議論の段階は終わりました。
政府・知財本部でAIの委員会を作ったのが2016年、もう8年前だ、座長として世界に先駆けて2年ほどガッツリ議論しました。文化審議会の審議につながって著作権法が改正、世界で最もAI学習しやすい環境が整いました。
ところがChatGPTが登場するや各国ともに 規制するか否か、学校でも制限するか否か、まだ腰が定まらない状況。
IP大国コンテンツ大国の日本にとってこれは大チャンス。デジタル敗戦についでAI敗戦したらこの国に未来はないとぼくは思う。
ぜひそのチャンスをひらくきっかけを作れれば。
今日はNTTにもお越しいただいていて、ぼくは理研AIPのコーディネイターも務めているので、そうしたテクノロジーのプレイヤーと
コンテンツのみなさまとの融合が進められれば。
iUも、コンテンツとデジタルの大学なので、この動きに乗っかってまいりたい。
ぼくはコンテンツに対するAIの衝撃は、コンテンツの生産量が爆発的・無限に増えることと考えます。
情報のほとんどがAIが生成するものになって人が生むものはごくごく一部になる。
そのときに、ビジネスや権利のありかたはどうなるのか、おそらくいま見えている光景とは違う光景となる。そのような光景もみなさんと見られるとよい。よろしく。
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