1995年の大型二輪免許簡易化
以降、オートバイの乗車姿勢
で間違った姿勢が日本で広ま
ってきている。
つまり、座禅のような上半身
姿勢を取る事が二輪でも正し
い姿勢かと大誤認をしている
事例。
これは大間違いだ。
二輪には二輪の乗車に適した
身体用法がある。
この誤った危険な硬直乗車姿
勢は、精神論を国民に注入し
たがっている警察および警察
関連団体(二輪車普及安全協
会等)が推進している硬直姿
勢だ。
主として右派保守系からこの
危険姿勢が正しいかのような
キャンペーンが始まった。
洗脳された国民の多くが、こ
の誤った上体硬直垂直立ての
姿勢が正しい二輪乗車姿勢か
と盲信しはじめた。真実を見
つめようとする自己思考力を
捨てて。
私はなぜ現代において異様な
ほどに上体立て硬直載りが
爆発的に増えたかについて、
これは一つの社会世相の右傾
化によるものだと判断してい
る。
思考無き洗脳国民の人口増加
と共に、オートバイを適正適
切安全に乗る為の乗車姿勢が
事実上消滅して行っているか
らだ。
また、大誤謬危険姿勢を正し
いとしてキャンペーンを張っ
ているのが体制側諸団体であ
る事実を鑑みると、やはり
世論の右傾化、独立自己思考
抹消の潮流と合体していると
見ざるを得ない。
それは奇しくもオートバイと
いうものがかつてのような気
概ある人々の反骨の乗り物で
はなく、広く一般的に国民の
趣味性として普及するのと連
動するという社会的皮肉を見
せている。
だが、危険なものは危険だ。
ビルの屋上の凍った欄干の
上で下駄を履いてケンケン
するが如き危険な硬直直立
乗車姿勢で二輪を運転する
のはやめたほうがよい。
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