【ご報告とお礼】ABEMAプライムに出演いたしました
はじめに
今月5日21時(日本時間)・12時(英国時間)より放送された『ABEMAプライム』に、ゲストとして出演いたしました。なお、その様子はこちらからご覧いただけます。
朝日新聞「論座」のように、文章でメディアに取り上げていただくことは以前も何度かあったものの、動画、それも生放送でのメディア露出はおそらく人生で初めてです。視聴者および共演者・スタッフの皆様には心から御礼を申し上げます。
今回の衆議院議員総選挙ではメディアが「ジェンダー平等や気候変動対策が争点!」と報じていました。しかし、出口調査や世論調査、そして投開票の結果とは大きな乖離がありました。そこへの疑問をエッセイとしてnoteに投稿したところ、光栄ながら出演オファーをいただく運びとなりました。
1. ジェンダー平等や気候変動対策の議論で取り残され、ともすれば見捨てられている人たち
確かにジェンダー平等や気候変動対策も大切な話題。しかし、メディアや学生団体といった、いわゆる「意識高い系」界隈の議論で取り残され、ともすれば見捨てられている人たちがいるように思えてなりませんでした。それに、ジェンダー・ギャップ以外の格差や差別に苦しむ人たちもいます。
例えば「しわ寄せ」を受けている中小企業。もしくは男性でも苦しい思いをしているたち。廃線や廃駅が相次ぎ「飛び恥」の議論で無視されている地方。そういった方々の声が意識調査や投票行動で如実に表れたのだと感じています。
つまり、2016年の米国大統領選挙やBrexit国民投票と同じような現象が5年ほど遅れて日本にやってきたと感じています。
2. ジェンダー平等や気候変動対策の優先順位が劣後せざるを得ない実情
また、ジェンダー平等や気候変動対策は数ある政策や争点の一つ。故に、社会には「いまは別の政策や争点を優先してくれ」と切実な事情も存在するし、その声にも耳を傾ける必要があります。例えばジェンダー・ギャップの解消よりも、地方や中小企業への支援や振興の優先順位が高い有権者も、もちろん一定程度いるでしょう。気候変動対策よりも外交・防衛・安全保障を重視する声もあります。
しかし、そういった主張が必ずしもジェンダー平等や気候変動対策を否定・軽視しているわけではありません。例えば私自身、選択的夫婦別姓や同性婚を法律で可能にするべきと考えていますが、投票行動で最も重視しているのは外交・防衛・安全保障です。
(もっとも、選択的夫婦別姓や同性婚に関しては自由民主党のなかでも議論が分かれており、【自由民主党を支持する】と【選択的夫婦別姓や同性婚に反対する】は同一でない、と留意する必要もあります。)
おわりに
私が番組で申し上げたかったのは上記の2点です。
初めての出演ということもあって、途中で脱線と転覆を繰り返してしまいましたが、ご理解いただければと思います。
また、今回の出演の様子がABEMA TIMESでも取り上げられています。併せてご覧ください。
改めまして、ご覧いただいた皆様や共演者・スタッフの方々に心から御礼を申し上げます。
あとがき
YouTubeで動画に寄せられているコメントも拝見しております。ライティング、肌、貫禄(?)に関するものが多く、思わず自分でも笑ってしまいました。
ロンドンでの自宅を探しながら滞在していたホテルで、ちょうどベッドサイドにあった照明器具を良い感じに調整できたため、なんとも趣のあるライティングになりました。
また、たまたまWebカメラとしても使えるミラーレスデジタル一眼カメラ(SONY ZV-E10)をロンドンに持ち込んでいたのと、撮影前に気合いを入れてBBクリームを塗っていたので、肌が綺麗に見えているものと思われます。オススメ商品なので、ついでにご紹介しておきます。
なお、年齢を上に見られるのは日常茶飯事で、実年齢を当てられることは極めて稀です。爽やかなイケメンに生まれたい人生でした🥺
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