2024年03月09日 08:22更新
統合により今年度で閉校する上越市立安塚中学校で8日(金)、最後の卒業式が行われ、7人が学び舎を後にしました。
安塚中学校は77年前の1947年に旧安塚村に開校し、1977年に現在の場所に移転しました。多い時には300人を超える生徒がいましたが、現在は卒業する生徒をあわせて27人。来年度は大島中、浦川原中と統合し、東頸中学校になります。
最後の卒業式には7人が臨み、来賓や保護者をはじめ在校生20人が見守る中、1人ひとりに卒業証書が手渡されました。
安塚中学校 山岸賢一校長
「卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。日々反省、日々努力を重ね、限りなく前進することで自分の花を咲かせて」
卒業生の別れの言葉では、小関華穂さんが、体育祭や演劇祭の思い出、さらに在校生や地域の人などに感謝の言葉を述べました。
卒業生 小関華穂さん
「最後の年だからこそ全校生徒の絆を深め笑顔で楽しい毎日の学校にしたい。この思いを生徒会スローガン『ウィズ・スマイル(笑顔で)』に込めた。相手を思いやること、仲間と助け合うこと、何事にも挑戦する大切さを安塚中で学んだ。今まで本当にありがとうございました」
最後には在校生がサプライズで、卒業生一人ひとりに感謝の言葉と、エールを贈りました。
在校生
「フレーフレー、頑張れー、頑張れー。今まで本当にありがとうございました。高校に行っても頑張ってください」
卒業生
「安塚中がなくなるのは悲しいことだが最後の卒業生として光栄。高校でも安塚中の良さを広めていきたい。ここで得た思い出と校舎は忘れない。最後に目に焼き付けて卒業したい」
安塚中学校の卒業生は8日の7人を含めて2185人になるということです。安塚中学校では、今月22日に校舎お別れ会が開かれることになっています。
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