開校151年の歴史に幕が降ろされました。
今年度2023年度で閉校となる、浜田市の小学校で、20日、閉校式が行なわれ、卒業生や地域住民が学校との別れを惜しみました。

児童代表・挨拶:
「雲雀丘小学校の児童であったことを誇りに思い、これからも頑張っていきたいと思います。雲雀丘小学校ありがとうございました」

学校に別れの挨拶をしているのは、3月15日に卒業した6年生。
2023年度で閉校となる、浜田市の雲雀丘小学校で20日、閉校式が開かれ、児童や学校関係者のほか、地域住民や卒業生など約300人が参列しました。

雲雀丘小学校は明治6年創設。
151年の歴史があり、昭和35年のピーク時には342人の生徒がいて、これまでに1360人がこの学び舎を卒業しています。

閉校式では、齋藤校長が浜田市に校旗を返納し、151年の歴史に幕が降ろされました。
そして最後に参加者全員で校歌を歌い、学校との別れを惜しみました。

卒業したOG:
「残念な気持ちもあるけれど、たまにはここに来て思い出を振り返りたい。寂しいですね」
「一から学んだ場所でもあるので、やっぱり寂しい気持ちはある」

齋藤祥文 校長:
「子どもたちは、また新たな道を歩み始めるが、きょう来てくださった皆様が、支えてくださることをお願いしたい。本当に雲雀丘小学校には感謝したい。ありがとうございました」

閉校した雲雀丘小学校は、4月から原井小学校と統合し、在校生44人は新しい友達と共に学校生活を送るということです。

TSKさんいん中央テレビ
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