Plastic ANEKAです。



今日、久々に1D-LSDを試してみます。止めたとか言っていましたが、この次元(概念が無い世界)に慣れたらまたやってみようと思っていました。

2ヶ月振りに摂取するのですが、3ヶ月前位にマゲマゲ屋で購入した5枚セットの余りです。

3枚半も余っています。。冷蔵庫保管ですが、効果がどこまで落ちているかは分かりません。

いつも通り1/4スタートですが、前回から「1/4摂取後たった一時間で自我崩壊を起こす」という強烈な効き方をする体質になってしまったので、半分は行かずこれだけで様子見します。


セットもセッティングもある程度整えました。
前回摂取以降、シラフでトリップする体質になり、何度も何度も自我崩壊をしたので慣れもあります。
少し期待出来るかなと思い、摂取してからリアルタイムで書いています。ここから皆様は曲がった奴の文を読むことになります。お気を付けください。


朝の8:40にスタートしました。
8:48時点でお腹の緩みを感じました。
そしてすぐ、CBNを吸った直後みたいなフワつきが現れました。

8:55、なんか面白くなってきました。CBNのフワつきとは比較にならない程のフワつきもあります。
自分が誰だかイマイチ分からないのはベーススペックなので、区別が難しいです。

9:05、現実感は失われてきました。そもそも現実とは思っていませんが。
視野が広くなってくると、ヒトの眼も魚眼レンズの様に縁が湾曲しているんだなと実感します。同時に量子もつれらしく、壁や天井はグニャングニャン動いています。

9:10、30分経過です。音が良くなってきました。脳の中心にスピーカーがある感覚です。足の指の先まで感覚があります。

9:20、グワッと来ました。浮いています。人間である事を思い出せません。

9:40、1時間経過しましたが、前回ここで1/4を足した瞬間にぶっ飛びました。確かに足したくなるのような効き方です。もう少し様子をしようと思います。

9:50、目を瞑ると真空に浮かんでゆっくりと回転している感覚があります。

9:55、追加しなくて良かった、感覚が確実に壊れてしまいました。閑さや岩にしみ入る蝉の声、まさにそんな感じです。

10:00、瞼を閉じると、見えていない筈の景色が薄っすら見えます。物に手を伸ばすと正確に取れます。
山の木々は海のようにうねり始めました。口の乾燥もけっこうあります。


あー、、このまま一時間半経過してしまいました。
何だかんだ前回よりは飛びが弱いので、せっかくなら、、、1/4追加したいですね…。
でも、2時間は様子見しましょう。

10:20、年齢やら何やらを思い出すとハッとします。
ストーリーを見失ったゲーム主人公の様に、存在が分からなくなります。立ち歩くと何をしていたか全く分からなくなります。戸川京子と泉水敏郎を聴いていますが、ドラッグ的ではない為、あまり響きません。

10:30、足さないほうが良さげに思えてきました。市会は歪むしところどころ虹色ですが、あ、来ました。自我崩壊。

10:40、2時間経過。自分の身体が大きく感じます。距離感が掴めません。スマホも収縮します。意識だけの記憶が戻って来るというか、、人間が夢で、いわゆる夢の中が現実的な、そういう感覚があります。


気付いたら11時。。
こんな気分なんです。
きっと伝わらないでしょうが、こんななんです…。
666は、目鼻目です。何の意味もありません。もう描き方すら分かりません。

戸川純のエンジェルベイビーが心地良く響きます。あそこまでメンヘラっぽくなると、ドラッグ的ではないのに脳内麻薬で溢れている感じになるのです。

11:10、ダビドフのデミタスに火を着けます。気が遠のきます。何かに没頭していないとすぐ飛んでいきます。

11:20、概念はどこへ行ったのでしょう。今、この形でここに居ることは理解出来ますが、左脳的に解釈する事ができません。機能停止させられた左脳は、この一文字一文字を打つことで精一杯です。

11:25、絶対ヤバいだろうと思いつつ、太田螢一の人外大魔境を流してみます。
ダビドフは信玄餅みたいな弾力を薫らせています。
全てアニメイションに見えます。

ホント、1/4で良かった…。時折胸に「LSD」と言う何かが響きます。


11:40、かれこれ3時間経ちますね。
時間の感覚なんてどこにもありません。元からないですし。エイリアンを見たらギョッとしますよね。今、人間を見てもギョッとします。やはり宇宙人に変わりないのかなと。


11:50、知人の絵を見ていました。彼の絵は色彩がとても鮮明で、ソニーのカメラの様な感じです。しかし彼は心を病んでいます。その痛みが伝わってくる…。締め付けられるような痛み…。

12:00、スマホを手放すとナニモノでも無くなります。
これはトリップが近い…。蝉の声にフォーカスされ、スッと消える。その時恐らく。ちょっと手放してみようかなと思います。


12:20、トリップしていました。
これも全て、私の妄想です。人間なんて居ないし、この宇宙さえ私の妄想です。
何人かで、何かにねじ込もうとしていました。
まるで精子が卵子に突入しようとしている感じ。
でもその精子は人間なんです。

とにかく訳分からないですね。

人間でないとしたら何なのか、さっぱり分かりません。例えば量子力学等の科学も何もかも私独りの妄想で、自分に対して「おい、目覚めろ!」と言っている様な気がします。
目覚めた先に何があるのかも分かりません。
2023/07/23、日付を見て「ふーん」となりました。


12:30、私はゲーム機なのでしょうか。「私」という物凄くリアル(何を持ってのリアルかは不明ですが)に出来た没入感の半端無いゲームを読み込み、投影している感じです。

8 1/2の「ナルシスティック」より、
踊りながらギネスを飲めばお前にも分かるさ、全てが自分の為に回り続けている事が着飾る事の素晴らしさが。
これ、という感じです。

もう、周りの物が全部お飾りに見えてきます。
これ自体が自分の妄想なのだから、家族も友人も全て私の妄想であり、国もなければ戦争もない、宇宙すら無いのかな、そんな膨大なスケールで独り取り残された感覚です。

考え方がどうのうとか、ハッピーになんちゃらとか、そんなのも全て私が創り出した妄想。
そんな感覚のまま4時間、そして4時間半経過。

妄想なら書く必要も無いのですが、書きます。

これは自我の肥大なのでしょうかね。
自我の肥大そのもの、この世の物全てが何かこう嘘臭く感じます。LSDは統合失調症と同じ症状になるという事で、傍から見たら統失でしょう。
しかし、科学では「仮想現実だ」と言っているのです。

「今」を感じるとまるで今生まれたかのような感覚になります。
「私」という物語の主人公である私が、私の個性を創り出す為に私以外を創り出し、彼等に向かって「君達は妄想だ!」と、そう伝えている様な感覚がして、馬鹿らしくなってきます。同時に寂しくもなりますし、不安も募ります。妄想だとしたら現実は何なの?と。

私は思考をする機械なのかもしれませんね。

何かしたくなればまたこの世に戻りますし、つまらなければ戻る事は無いでしょう。私がここに居る以上、皆がどれだけ辛い思いをするのかは計り知れませんし、逆に幸せを掴めるのかも不安です。

親が可愛い我が子を突き放すのと同じ、この人間の世界に愛着があるからこそ、もう現状維持で良いではないかと。しかしホメオスタシスが働くという事はエントロピーは増大し続け、収拾が付かなくなります。

私がGTA5を起動したらゲーム内で絶対事故が起こり人は死ぬのと同じ、私が起動したらそれなりの変化が起こります。


私が居ない私という世界で、家族や友人達、色々な仲間や敵達はどう生きていくのかは分かりませんが、どうぶつの森の様に、それぞれがグルグル動き回る世界があるのでしょう。

13:30、5時間経過。不思議なことに、この世界に戻ろうとすると、卒園した幼稚園に戻る小学一年生の気持ちがあります。

ただ、もう少しの間見せて欲しいですね。



さて…友人が送ってきた動画を観つつ既に薬効は無くなりました。
それもその筈、8時間経過しました。16:40です。次元上昇した感覚はあります。
一時間おきくらいにちょいちょい書き足していて書き上げたのですが、投稿しようとしたら何故かそのデータが全て消えてしまいました。
怒りは驚く程ありません。面倒臭いな程度でした。これはストレス予防になりますね。

人間は4次元空間に居ます。時間という概念を持つと、他の概念も纏わり付いて来ます。そこに囚われてしまいます。

動画で「人間にとって紙(普通の紙)は2次元だが、ウイルスにとっての紙は3次元空間」と言っていました。

きっとウイルスが紙から飛び出したら、この広い世界に驚くと思います。
私もそんな感じで時間や概念の呪縛から解き放たれた時、囚われていた際のプライドや自我がアホらしくなりました。3次元空間はもっと広く、そんなの片隅以下に収まる物です。

そしてその概念の次元に居た人達は、この次元ではこの様に「その概念の次元に居た人達」と一括りにされ、ある意味ワンネス状態になっているのです。個々で相手にする訳ではないので、彼等の各々の顔は一体となり無くなります。

実際、その人達は私が概念を求めた時には現れますが、それ以外では現れなくなりました。

私が「私が居た概念の宇宙」として一括りにしているだけですが、飛び出した今、本当に彼らが気にならなくなります。

しかし世界は同じ様に拡がっています。宇宙があり、人が居る。こうして拡がっているという事は、実相もこんな感じなのかなと思わせます。2次元は電波です。3次元を飛び出して電波になれば、また似たような世界でここでの事象を「私が居た物質の宇宙」として噛み締め生きていけます。

とにかく次元上昇により自分の視野を広めていく事しか無いのかなと思いました。





今回のトリップは意外と落ち着いていました。
3次元に慣れてから先を見る為に1D-LSDは寝かせていた訳ですが、3ヶ月以上経っていても冷蔵庫保管ならしっかりと効果がありました。

購入時の写真です。
私が5枚セットを注文する時、ついでに友人も1枚買ったので6枚ありますね。


さすがに私も1/4だけでここまでトリップするとは思いませんでした。
前回は、今回の「足そうかな…」と思っていた時に足してしまったので、以前アップしたピカソが見えたのです。
あんなにグネグネになると精神的に非常に疲れるので、セーブが効いて良かったです。

ただ、丸一日ノンカロリーなので、さすがに疲れてきました。物質世界の力を借りないといけませんね。


それでは。