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上寺朗に続く2体目
青谷上寺地遺跡で見つかった人骨と、骨から採取したDNAの分析から、県が弥生人の少年の顔を復元した胸像を作った=写真=。2021年10月に復顔した成人男性「青谷
遺跡では1998年からの発掘調査で、100体を超える人骨が見つかっている。県はそのうちの頭蓋骨から採取されたDNAを用いて21年、全国で初めて遺伝子情報を基にした30歳代とみられる弥生人男性の顔を復元した。
県は女性の顔も作ろうと22年4月から、保存状態が良く、眉辺りの骨の出っ張りなど男性の特徴がみられない頭蓋骨から復元を進めた。ところがDNA解析で女性にはないY染色体が確認され、男性と判明。10歳代前半とみられ、若いため骨格に男性的な特徴が表れていなかったと考えられるという。
遺伝子情報から、少年は父系、母系ともに渡来系で、髪は太く、肌の色はやや濃いことがわかった。1体目の成人男性は父系が日本古来の縄文人、母系が渡来系だったため、復顔を担当した県職員の浜田竜彦さんは「遺跡にはいろんな地域から人が集まって集落を形成していたことがわかった」と話す。少年の胸像は24日にオープンする青谷かみじち史跡公園で公開する。