【山口】小学校の卒業式・児童がいなくなり地域の人とともに閉校式
全校児童は卒業生のふたりだけ。22年間の歴史に幕を下ろす小学校もあります。
山口市の柚野木小学校は、徳地地域の子どもの数の減少などのため閉校となります。
【卒業生・賀屋蔵之佑くん】
「柚野木小、最後の卒業生として自覚を持ち、頑張ってきました。」
【卒業生・石川龍成くん】
「6年間の数々の思い出は、僕たちにとって生涯の思い出です。」
柚野木小学校は、2002年に柚野小と柚木小が統合して誕生しました。
一番多い時には9人の児童がいたそうですが、徐々に減少していき、去年からは2人だけに。卒業式には地域の人たちも参加しました。
卒業式の後には閉校式が行われ、卒業生など約80人が集まり、校旗納めなどが行われました。児童が少ないため、運動会や文化祭などは地域の人と一緒に行っていた柚野木小学校。19日で小学校が無くなってしまう思いは様々です。
最後は全員で校歌を歌い、地域の人も一緒に学び舎を後にしました。卒業生2人は今後、徳地中学校に通うということです。
UPDATE:2024-03-19