P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか?   作:へっくすん165e83

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留置所と裁判と私

 城に戻った私たちは談話室へは戻らず直接校長室へ来ていた。

 セドリックが何者かに操られていたというのも大きな問題だが、一番の問題は私が正当防衛とはいえホグワーツの生徒を殺したことだ。

 

「スプラウト先生はエイモス・ディゴリーにフクロウを送ってくだされ。スネイプ先生はセドリック君の遺体の処理を。マクゴナガル先生は魔法省に早急に報告を」

 

 ダンブルドアの指示を聞き、教員たちはバタバタと校長室を出ていく。

 私はダンブルドアとハリー以外が校長室を出ると同時に口を開いた。

 

「隠蔽はしない……ということですね」

 

 ハリーは私の言葉の意味がわからなかったのか首を傾げたが、ダンブルドアは深刻な表情で頷いた。

 

「ホグワーツの生徒が一人死んだのじゃ。隠すことは難しい。サクヤ、お主の判断は決して間違ってはおらんかった。おらんかったが……よくない状況なのは確かじゃろう」

 

 私は腕を組むと、校長室の壁に背中を預ける。

 

「セドリックが死喰い人に操られていたのだとしたら、セドリックも君も被害者じゃ。それを立証できればサクヤが罪に問われることはない。一つ問題があるとすれば、魔法省はこれを口実になんとしても君をホグワーツから追い出そうとするじゃろう。最悪、アズカバン送りの判決を出す可能性だってありうる」

 

「そんな! だってサクヤは正当防衛じゃないか!」

 

 ハリーが声を上げるが、そんなことは私もダンブルドアもわかっている。

 今重要なのは魔法省に対して付け入る隙を与えてしまったことだ。

 

「ドローレス・アンブリッジ……あの高等尋問官がここに令状を持ってやってくるのは時間の問題じゃろう。彼女はサクヤの身柄を闇祓いに引き渡すようにと交渉してくるはずじゃ」

 

「……先生としては、それに応じるつもりで?」

 

 ダンブルドアは少し顔を伏せて黙り込む。

 私はそんなダンブルドアの顔を見て言った。

 

「引き渡してください。下手に抵抗しないほうがいいでしょう。魔法省も、まだ何もわかっていない段階では私に手出しはできないはずです。裁判もせずに私をアズカバンに叩き込んだりはしないでしょう。魔法省としても、正式な手続きを踏んで私を罪人にしたいはずです。それに──」

 

 私は混乱している様子のハリーに微笑みかける。

 

「私の無実はハリーが証言してくれるはずです」

 

 ダンブルドアは何かを決意するように頷くと、私の肩に軽く触れる。

 

「わしは一体誰が、いつセドリック・ディゴリーに服従の呪文を掛けたのか調べることにする。君が拘束され、裁判に掛けられるまで一週間はあるじゃろう。それと、キングズリーとニンファドーラにも連絡を飛ばしておこう」

 

 シャックルボルトとトンクスは現役の闇祓いだ。

 同じ闇祓いに拘束されるにしても、騎士団の仲間に拘束されたほうが些か気分は楽だろう。

 私が頷くと、ダンブルドアは不死鳥であるフォークスを手元に呼び、羊皮紙を持たせ宙へと放つ。

 フォークスは校長室をぐるりと一周回ると、紅く燃え上がり虚空へと消えた。

 

 

 

 

 

 ダンブルドアの予想通り、マクゴナガルが魔法省に連絡をしてから一時間もしないうちに魔法大臣であるコーネリウス・ファッジがアンブリッジと闇祓いを二名ほど引き連れて校長室を訪ねてきた。

 アンブリッジは私とハリーが校長室にいることを確認し、表情をにやつかせる。

 逆にファッジはどこかホッとした様子でダンブルドアに話しかけた。

 

「マクゴナガル先生から連絡を受けた時は何事かと思ったが……何にしても、そこにいるサクヤ・ホワイトには殺人の容疑が掛かっている。魔法省に身柄を引き渡してもらうぞ」

 

 ファッジはそう言うと後ろで控えていた闇祓い二名に指示を出す。

 闇祓いのうち、一人は白髪頭の見覚えのない魔法使いだったが、もう一人は騎士団員でもあるシャックルボルトだった。

 

「杖は預かる。その代わりに拘束具はつけない。いいかな?」

 

 白髪頭の闇祓いは落ち着いた声色で諭すように私に言う。

 私は一瞬だけシャックルボルトに視線を飛ばすと、ローブの中から真紅の杖を取り出し、白髪頭の闇祓いに渡した。

 

「いい子だ。大丈夫。手荒なことはしないよ。こんなことになって不安だろうが……心配いらないから──」

 

「ドーリッシュ、余計なことは言うな」

 

 白髪頭の闇祓いに対してファッジが鋭く言う。

 アンブリッジはエヘンと変な咳を一つすると、にやついた表情のままファッジに言った。

 

「いつかこのようなことになるんじゃないかと、常々思っていましたのよ? この子は優秀ですけど……でもそれ以上に獰猛で、凶悪な心の持ち主ですわ」

 

「違う! サクヤは襲われたから仕方なく──」

 

「それが真実である保証はどこに? ん? ないのでしょう?」

 

 ハリーが咄嗟に反論するが、アンブリッジは聞く耳を持たない。

 私は嗜めるような視線をハリーに向けると、そのままドーリッシュと呼ばれた闇祓いの側へと移動した。

 

「コーネリウス、一時的に生徒を預ける」

 

「そうなることを私も願っているよ」

 

 ファッジは冷ややかな目でダンブルドアを見ると、用は済んだと言わんばかりに校長室から出ていった。

 私はドーリッシュとシャックルボルトに左右を固められる形でファッジの後を追う。

 そのままホグワーツの玄関ホールまでやってくると、アンブリッジが小さな声で私に囁いた。

 

「もう二度と帰ってくることはないでしょうから、今のうちに母校にお別れを告げておきなさいね」

 

 それじゃあ、私はここで、とアンブリッジは玄関ホールで立ち止まる。

 私はそんなアンブリッジを一瞬だけ睨みつけると、そのままホグワーツ城を後にした。

 

 

 

 

 闇祓いに身柄を拘束された私は何度かの付き添い姿くらましの末、石造りの小さな部屋へと案内された。

 部屋の中には簡素なベッドと机が置かれており、奥には洗面所に続くのであろう扉が一つある。

 

「裁判までの間、君にはここで生活してもらう。食事は一日三回。トイレやシャワーは奥の扉の先だ」

 

 私をここまで案内した闇祓いは簡潔にそう説明するとガシャリと鍵を掛けて部屋を出ていった。

 

「口には出さなかったけど、典型的な留置所よね」

 

 私は改めて部屋の中を見回す。

 壁に窓はなく、入ってきた扉にも小さな鉄格子の覗き窓が一つあるだけ。

 部屋の隅に大人用のベッドが一つ、その近くに机と椅子。

 清掃は行き届いており不潔さは感じないが、決して設備が新しいとは言えなかった。

 私はローブを脱ぎ、机の上に放り投げる。

 ホグワーツでは杖を、そしてここに入る直前に衣服以外の持ち物は全て没収された。

 まあ、私が普段持ち歩いている何でも入る鞄は寮に置きっぱなしのため、取られてはいないが。

 私はベッドに腰掛けると、靴を脱ぎ捨て力なくベッドに倒れ込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、心の中で大きくガッツポーズをした。

 

 ここまで、全て私の計画通りに事態が進んでいる。

 セドリック・ディゴリーに服従の呪文を掛けたのは他でもない、私だ。

 私はセドリックを操り、私とハリーを殺すように仕向けた。

 私はそれに抵抗し、やむなくセドリックを殺害する。

 魔法省とダンブルドアの関係から、魔法省は私の殺人を口実に私を貶めようとするだろう。

 流石に裁判無しでアズカバンに収監するようなことはしないだろうが、合法的に有罪にするためにあらゆる手段を講じるはずだ。

 私が不利になるように仕組んだ裁判を行い、少なくともホグワーツ退学、そして可能ならアズカバン収監、ダンブルドアの失脚も狙ってくるだろう。

 まあ、それに関しては割とどうでもいい。

 裁判の結果など私には知ったことではない。

 重要なのは裁判で正当防衛を証言するのがハリーであるということだ。

 私はあの時、私とハリーが一緒にいるタイミングでセドリックに襲わせた。

 私の正当防衛を法廷で証言できるのはハリーだけだ。

 そう、私の……私たちの目的はハリーを魔法省に呼び出すことである。

 裁判が始まるギリギリのタイミングで私はルシウスの手引きで神秘部にある予言の間へと移動する。

 そしてヴォルデモートがハリーに私が尋問されている姿を送りつけ、ハリーを神秘部へ誘導。

 私を人質としてハリーに予言のガラス玉を取らせ、私の身柄と交換させるのだ。

 予言さえ手に入れば魔法省に用はない。

 私とハリーを残し、死喰い人たちは退散する。

 私は決して柔らかくはないベッドの上で寝返りを打つと大きな欠伸をした。

 何にしても、ここまでミスはないはずだ。

 あとは裁判が行われるその日まで、自堕落に惰眠を貪ることにしよう。

 

 

 

 

 結局、私が拘束された日から裁判の日まで食事を運んでくる魔女以外、この部屋を誰も訪れなかった。

 トンクスやシャックルボルト辺りは顔を出すかと思っていたが、きっとファッジ辺りが私に欠片も情報を与えないように手を回したに違いない。

 

「サクヤ・ホワイト。裁判の時間だ」

 

 扉越しに聞き覚えのある声が聞こえてくる。

 私は軽く身なりを整えてローブを羽織ると、一週間ぶりに開かれた扉から部屋の外に出た。

 そこに立っていたのはバーテミウス・クラウチ・ジュニアだった。

 クラウチは私の顔を見てニヤリと笑うと、杖や小物を私に手渡す。

 私は杖や懐中時計、ナイフなどをローブに仕舞いながらクラウチに軽口を飛ばした。

 

「直接貴方が来るとは思っても見ませんでした。職員を服従の呪文で操ってとか、リスクの低い方法はいくらでもあるでしょうに」

 

「なに、俺にとってはこれが一番リスクが少ない。ダンブルドアを一年近く騙し続けたという実績付きだ」

 

 クラウチは不敵な笑みを浮かべると、小さな小瓶を振ってみせる。

 そしてその中身を一気に飲み干した。

 その瞬間、整った顔立ちをしているクラウチの顔がぐにゃりと歪み、形を変え始める。

 そしてものの数秒もしないうちに闇祓いのドーリッシュと瓜二つの顔になった。

 

「さて、魔法省に向かおう。俺がサクヤを引き連れているところを魔法省の役人の何人かに見せておいた方がいい」

 

 クラウチは私の手を握り、付き添い姿くらましをする。

 視界が暗転し、地面に足がついた時には私は大きなエントランスのような場所に立っていた。

 壁の両側には暖炉が幾つも設置され、ひっきりなしに魔法使いが出たり入ったりしている。

 ホールの真ん中には大きな噴水があり、魔法使いやケンタウルス、小鬼などの像が飾られていた。

 

「こっちだ」

 

 クラウチはそんな光景には目もくれず私の二の腕をガッチリと掴みながら早足でエントランスを進んでいく。

 そして奥にあったゲートを半ば顔パスで通過すると、その先にあるエレベーターに乗り込んだ。

 

「裁判は魔法法執行部がある地下二階で行われる予定だったが、十分前に場所が変更になった。裁判が行われるのは地下十階の十号法廷だ」

 

「証人を間に合わせないように魔法省が手を打ったわけですね」

 

「そういうことだ。そして、我々はそれを利用する」

 

 クラウチがエレベーターのボタンを押すと、エレベーターはガチャガチャ音を立てて下降し始める。

 その後すぐにエレベーターは止まり、扉が開いた。

 

「時間通りだな」

 

 そこで待っていたのはロドルファス・レストレンジとベラトリックス・レストレンジのレストレンジ夫妻だった。

 クラウチはエレベーターから降りると、私の方を向く。

 

「ハリー・ポッターの髪は抜いてきたか?」

 

 クラウチに言われて、私は服の下から一本の癖っ毛を取り出した。

 セドリックの死の呪いを避けるためにハリーを押し倒した時にこっそり抜き取っていたものだ。

 私はそれと合わせて自分の髪を一本引き抜く。

 そしてその二本をクラウチに渡した。

 クラウチはハリーと私の髪をそれぞれポリジュース薬の入った小瓶に入れ、目の前の二人に渡す。

 レストレンジ夫妻は何の躊躇いもなく小瓶の中身を飲み干すと、互いの服に変身術を掛け合い、私とハリーそっくりに変装した。

 

「よし、ベラトリックスは俺と一緒に地下十階に降りる。ロドルファスはエレベーターが帰ってきたらエントランスに上がり、隙を見てハリー・ポッターと入れ替わる」

 

「ええ」

 

「ああ」

 

 偽物の私とハリーがそれぞれ返事をする。

 

「サクヤ、お前は神秘部へ向かい、予言の間へ向かえ。そこに我が君とマルフォイ、マクネア、ドロホフの四人がいる筈だ」

 

 私はクラウチの言葉に頷くと、神秘部の奥へと歩き出す。

 予言の間まではヴォルデモートと一緒に一度通ったことがあるので道に迷うことはないだろう。

 私は神秘部入口の扉を抜けた瞬間に時間を止め、円形の部屋にある扉を順番に開け始めた。

 

 

 

 

 様々な時計が置かれた部屋を通り過ぎ、予言の間に入った私は目当ての予言が保管されている九十七番の棚へと向かう。

 そして周囲に誰もいないことを確かめると時間停止を解除し九十七番の棚の奥へと進んだ。

 

「待っていたぞ、我が娘よ」

 

 そこにはクラウチの言葉通り、ヴォルデモートと、ドラコの父親であるルシウス・マルフォイ、そして危険動物処理員会で処刑人をしているワルデン・マクネアとアントニン・ドロホフが立っていた。

 

「ここまでは計画通り。あとはハリー・ポッターの少しの勇気に期待しよう」

 

 ヴォルデモートはそう言うと、杖を引き抜き、目を瞑って集中し始める。

 私はルシウスへ近づき、後ろを向いて手を交差させた。

 

「優しくお願いしますね」

 

「善処致します。ご息女様」

 

 ルシウスは杖を抜くと、私の手首に軽く当てる。

 その瞬間、ロープのようなものが私の手首にまとわりつくような感覚が走った。

 少し手を動かしてみるが、隙間なくきっちりと縛られている。

 だが、血液が止まっているような感覚はない。

 

「さて、あとはハリーが駆け付けるのを待つだけですね」

 

 私は瞑想を続けるヴォルデモートを見る。

 きっと今頃、私が拷問されている光景でもハリーに送りつけているのだろう。

 あとは、私のヒーローが助けに来るのを待つだけだ。

 

 

 

 

 

 ハリーが予言の間に到着したのはそれから三十分が過ぎた頃だった。

 私が犯した殺人の裁判は既に始まっている。

 まだ騒ぎになっていないところを見るに、レストレンジ夫妻は上手く代役を務めているようだ。

 

「ハリー! 来ちゃダメ!!」

 

 私は息を切らせて登場したハリーに対して悲痛に叫ぶ。

 その叫び声を聞いてドロホフが汚らしく笑った。

 まったく、死喰い人じゃなく役者でもやっていた方がいいんじゃないだろうか。

 

「サクヤ! ……サクヤを離せ!」

 

 ハリーは杖をまっすぐヴォルデモートに向けて叫ぶ。

 それを見てルシウスが私の頭に杖を突き付けた。

 

「赤子の時に会って以来だなハリー・ポッター。生き残った男の子、魔法界の英雄よ。その気高き勇気に称賛を送ろう。いや、蛮勇かな?」

 

 ヴォルデモートは私の首に指を絡ませると、頸動脈のあたりを優しく撫でる。

 

「ハリー……なんで一人で……いくらでも助けを呼べたはずなのに……」

 

 私は目に涙を浮かばせる。

 それを聞いてヴォルデモートが声をあげて笑った。

 

「なんで一人か、簡単だ。私がそうするように指示した。一人で神秘部の予言の間に来いとな。私はいつでも貴様の最愛の人物を殺せるぞと」

 

 ヴォルデモートがそう言うと同時に、ハリーが拳を握りしめる。

 

「ああ、だから、言われた通り一人で来たぞ。さあ、サクヤを離せ! お前が欲しいのは僕の命だろう? サクヤは関係ないはずだ」

 

「ハリー。ああ、ハリーハリーハリー! 貴様が賢い子供で本当に何よりだ。リリー・ポッターは穢れた血だったが、優秀な子供を授かったな」

 

 ヴォルデモートは顔を歪ませ、ハリーを煽る。

 だが、すぐに真剣な表情に戻ると、首を振った。

 

「だが、違うな。この小娘と交換するのは貴様の命ではない。ここだ、ここまでこい」

 

 ヴォルデモートは予言が収められたガラス球を指し示す。

 

「この小娘の命はそこのガラス球と交換だ。確かに貴様をここで殺しておくのもいいだろう。だが、そんなことはいつでもできる。私は欲張らない主義でね」

 

 ハリーは杖を構えたままゆっくりとガラス球に近づくと、ヴォルデモートから視線を外さないようにしながら左手でガラス球を取る。

 そしてすぐに距離を取った。

 

「まずはサクヤを離せ!」

 

「そう慌てるな。約束を違える私ではない。ほら、貴様はもう用済みだ」

 

 ヴォルデモートは私の背中を叩くように押す。

 私は前のめりに地面に倒れこむと、そのまま地面を這うようにハリーのもとへと向かった。

 

「ハリー……、あぁ、ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

 私は両目から涙を溢れさせながらハリーに縋りつく。

 ハリーはヴォルデモートから私を守るように立ちはだかると、ガラス球をヴォルデモートに投げ渡した。

 ヴォルデモートは器用に左手でガラス球を受け止め、大切そうにローブの中に仕舞い込む。

 そしてそのまま私たちの横を通り過ぎて九十七番の棚から去っていった。

 ヴォルデモートたちは法廷を襲撃し偽物のハリーと私を回収したあと、手当たり次第に攻撃しながら魔法省を正面から出ていく計画だ。

 予言を手に入れると同時にヴォルデモート卿が復活したことを魔法省に認めさせ、ファッジ一派を失脚させる。

 ファッジが失脚すれば私がセドリックを殺したということも有耶無耶にしてしまえるだろう。

 私はハリーが私の腕の拘束を解くと同時にハリーに抱き着く。

 そしてハリーのローブを涙で濡らしながらしばらくそのまま泣き続けた。




設定や用語解説

闇祓いのドーリッシュ
 ジョン・ドーリッシュ。ホグワーツの全科目で優を取るなど、優秀な魔法使い。錯乱呪文に掛かりやすい。

加害者サクヤ
 セドリックを服従させたのもセドリックを殺したのもサクヤ。セドリックを選んだ理由については結構適当。メタ的な話をすると、原作ではこの時点で既に死んでいるのでセドリックでいいやみたいな考え。

Twitter始めました。
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活動報告や裏設定など、作品に関することや、興味のある事柄を適当に呟きます。

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