静岡県内の多くの高校では1日が卒業式でした。2023年度で閉校する島田市の金谷高校では、最後の卒業生12人が恩師や保護者に見守られながら新たな門出を迎えました。

創立57年を迎えた島田市の金谷高校、最後の卒業生は12人です。

式典では山田正訓 校長からひとりひとりに卒業証書とともに「友人との絆を忘れずに力強く人生を切り開いてください」とはなむけの言葉が送られ、卒業生はこれまでの感謝の言葉を口にしました。

卒業生代表・武井夏美さん:
時には壁にぶつかることもあるとは思いますが、金谷高校で過ごした思い出を糧に頑張っていきます

保護者や地域の人たちの祝福を受けながら巣立ちの時をむかえた12人は、この学校で過ごした3年間の思い出を振り返っていました。

卒業生:
3年間は長いと最初は思いましたが、これほど短く感じるとは思いませんでした

卒業生:
人生で一番楽しかった3年間でした。本当に悲しいです。またみんなと会えたらうれしいです

金谷高校の校舎は4月に開校する単位制の「ふじのくに国際高校」が活用することになります。

テレビ静岡
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