ホームニュース「南のななつ星」と呼ばれた仲間たち...地域の絆をつないだ小学校で最後の卒業式【長崎市】

「南のななつ星」と呼ばれた仲間たち...地域の絆をつないだ小学校で最後の卒業式【長崎市】

2024年03月18日 15:55

県内ほとんどの小学校で卒業式が行われました。

このうち長崎市茂木地区の小学校はこの春に閉校するため、最後の卒業式となりました。

卒業する2人に温かい拍手が送られます。

長崎市立南小学校で行われた卒業式です。

1952年=昭和27年に開校した南小学校はこれまで1100人以上の児童が巣立っていきました。

しかし少子化などにより、この春に閉校し茂木小学校へと統合されます。

田川雄一校長
「学校はなくなっても私たちの南小はずっとみんなの心の中に生き続けるはずです」
「南小での思い出を宝物にしていきましょう」

卒業生 山崎悠叶さん (※「崎」は「たつさき」)
「きょう私たちはたくさんの思い出を胸にこの南小学校を卒業します」

卒業生 山崎優梨さん (※「崎」は「たつさき」)
「6年間を振り返ると楽しかったこと、悔しかったこと、うれしかったこと様々な思い出がよみがえります」

最後の児童は2023年度、卒業生を含めて7人で「南のななつ星」と呼ばれました。

運動会や閉校記念式典でも7人が中心となり、学校や地域をつないできました。

山崎優梨さん
「300人近い観客の前で劇や発表をしました。お互いに助け合い、励まし合いながら無事に終え、思い出に残る式典になりました」

山崎悠叶さん
「南小で学んだことや、思い出の数々と南小最後の卒業生としての誇りを胸に未来へと旅立ちます」

最後の卒業生となった2人の門出を5人の在校生や家族、それに地域の人たちが祝いました。

この記事をシェアする Facebook X(旧:Twitter) LINE
FNNプライムオンライン
FNNビデオPost
マルっと!
モッテレ