
初めての試み。「大鞭あそび」無事終了しました。
縄のイベントは数々あれど鞭メインのショーイベントが果たして成立するのか
主催をはじめ演者も、お客様までも不安なまま幕を開けましたが
そんな不安はどこへやら、予想を上回るご来場者数と愛と熱気に溢れた一日になりました。
それでは簡単に当日の演者の皆さんの様子を^^
撮っていただいた画像は沢山あるのですがここにアップできないものがほとんどなので
物足りないと思う方にはゴメンナサイです^^;
1..流浪の鞭屋 紫音&さくら

満月という和の心を持つ鞭をこの世に送り出した紫音さん。
和にこだわるそのスタイルは鞭は革、という概念を大きく変えるものになりました。
舞台の中央に静かに座る2人に場内の空気がいっぺんに変わりました。

和=静かなもの、という思い込んでいた人たちは完全に裏切られました。
始まって間もなくこれですし(笑)

打たれるもの、打つものがしっかり寄り添い思いを交わします。
2.周策&りさ

暗いステージの上。離れたところで二人それぞれのストーリーが始まります。

やっと会えたという思いもつかの間

目隠しをされても心はしっかりあなたを見つめています

まるで月明かりの中の二人を見るような素敵なシーンです
3.よい&のちこ
これは後半で
トークショーをはさんで
4.心龍星七&乃愛(のあ)

よろしくお願いしますと頭を下げるその背中を鞭が愛撫します。
ご主人様の手のひらと同じ暖かさのバラ鞭です。

オレを見ろ
オレから目をそらすな

舞台が終わると遠方から二人に会いに来てくれたお友達が駆け寄ります。
舞台が終わった安堵感と言い知れぬ感謝の気持ちでただただ号泣・・・
5.紫護縄びんご&紫草

白いマスクで顔をすっぽり覆い、びんごワールドの始まりです

鏡に映るその後ろ姿
見ていた人たちはどんどんびんごワールドに惹きこまれていったことでしょう

時に優しく、そして強く
放たれる鞭の衝撃はそのまま愛という言葉に変わります
6.紅龍花&野良猫

大トリはこの人。鞭調教師といえばこの人紅龍華。
リード一本で引き寄せ、引き離し、それでも容赦なく鞭が入ります。

スタートからの激しい鞭に野良猫さんはすでに朦朧と・・・

鞭は愛する人にしか打てない。
そこにあるのは痛みと愛。
その痛みすら一つの愛の形としてすべてを受け入れる。
最後に強く抱きしめてもらえたら痛みは消え至極の愛に包まれる。
そして、3番手の私とのちこ。
*ほかの演者さんの詳細はそれぞれがご自身のブログなどで書くと思いますので
そちらをご覧くださいね。

遠くに響く教会の鐘の音
今日はお前の結婚式なのに
なにを迷ったか私のところに来てしまったのが運のつき

ゆるやかなワルツの調べにのって踊りなさい

月明かりの中で不安に気持ちがざわめきながらステップを踏む乙女

そこへ容赦ない鞭が飛んでくる
何かを刻むように

穢れを知らぬ純白の足元にも
それでも魔法にかかったようにステップを踏む足は止まらない

真っ赤な蜘蛛の糸に捕えられ

宴が始まる

誰か助けてと叫んでもそこにあるのは冷徹に見つめる視線だけ
そして花嫁の心にいつしか諦めと痛みとはうらはらな甘美な思いが生まれ始める

おまえにはもう純白の衣装は必要ないと切り落とされる
あまえは私の可愛いDoll

とまどいと

絶望を知ることから始まる委ね

私だけを見つめなさい

私の手のひらで泣き眠る私の可愛いDoll
ご来場いただきましたたくさんのお客様
満を持してこの日の舞台に立ってくれた演者の皆様
そしてそれを支えてくれたスタッフの皆
ありがとうございました。