勉強が進まない!根本からの対策
どうも、公認心理師の受験勉強直前、なのに絶賛停滞中のブログ主です。ということで今回は「勉強が進まない時どうする?」という話。勉強が進まない、作業が捗らない。やらなきゃいけないとは思っていることができない。こういった時にも必ず原因と対策があるはずなので、あくまで個人的な経験と試行錯誤から解説していこうと……思ったのですが。
先日とあるオンラインイベントに参加して、物事を身につけるための意外な方法を教えて頂いたのでシェアします。
まず勉強や作業などが捗らない、良い習慣が身につかないという問題。これらについては環境・個人・時間の三要素があると思います。例えば周囲がうるさいとかスマホなどを自由に使える状態だとか、なんの制約もない自由すぎる自室とかの「環境が悪い」問題、体調が悪いとか仕事や家事で疲れるとかの「個人的問題」、それら二つに加えて隙間時間をうまく使えない・ついダラダラしてしまう・そもそも時間がないといった「時間的制約」の三要素が複雑に絡み合って「捗らない」という状態が生まれるのだと思っています。ではこの状態を改善するにはどうするか?
ということで、先日某所で行われたイベントで得られたものについて話を映します。イベントのテーマは「自分が試してよかった暗記法」。私は暗記や語呂合わせというやり方が性に合わず、ただひたすら過去問やテキストを使って自分が見やすいように書き直すという作業をしていました。なので暗記って効果あるのかなーあったら知りたいなーといった疑問からイベントに参加したのです。ところが当日の参加者は主催者と私含めて3人。
おかげでとっても濃厚な会になった気がします。そして暗記だけでなく物事を「身につける」ということに重要で、論語や長い英文をスラスラ覚えてしまう場合もある、寺子屋でも行われていた勉強法。これを教えて頂いたのです。その勉強法とは音読。つまり覚えたいこと・身につけたいことを自分で声に出すことでインプットとアウトプットをし、同時に体が覚えるという状態に持っていくことを繰り返す作業です。
このイベントを終えて、改めて「音読」の効果を、先に述べた「勉強や物事が捗らない三要素(環境・個人+時間)に当てはめて考えてみました。音読は、自由すぎると困る環境・個人・時間に働きかけます。例えば仕事から帰ってきてぐったりした状態で家にいれば、すぐベッドに横になってスマホなどをいじってしまい、ついでに寝てしまうと思います。ここを音読の時間に当てはめれば、まずテキストを見なければならないのでスマホは見られません。少なくともTwitterを見たりゲームをしたりはできないでしょう。音読を始めたこの時点で環境面にいい意味での制約が生まれ、まず「環境」が変化します。さらに音読をする「時間」が音読をすることによって確保され、またベッドで寝ながらでもできるので疲れや体調面の「個人的要因」も少しは解消されるでしょう。
そういった「物事が身につかない」といった悩みに対応できる可能性を秘めた音読ですが、調べると音読自体が他の勉強法と比べて優位に差はないといった意見や論文もあるようなので、まあ勉強自体への効果については人それぞれなんだろうな……と思います。ただ環境や状況を変えるのに、「自分の言葉に出す」音読という手段はいいと個人的には理解しました。
というわけで私は、寝ながらでもできる方法を模索し続けています。今の時代スマホがあれば大体のことは寝ていてもできるはずなので……試験が終わったら次は文学フリマへの作品づくりが始まるのですが、これも大部分は寝ながらやる予定です。
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