「ドラゴン柄」のポーチが通販で買える
「ドラゴン柄」
この言葉だけで、インターネットに博覧強記な読者の皆さんならピンと来るだろう。
Cool…。This is cool…。
カッコいい、言うまでもなく。
胸、高鳴る。いくつになっても。
もちろん、筆者も小学校の家庭科では迷わず「ドラゴン柄」を選択した。
そこに理由なんて存在しない。
「神獣」「英字」「黒色」の前ではIQが「2」にまで下がる小学生男児にとって、「ドラゴン柄」はバレンシアガと等しい。
ある日、ふと、Amazonで「ドラゴン柄」を検索してみた。すると、あのドラゴン柄のポーチが販売されていたのだ。
あ、普通に買えるんだ?
てっきり、こういう教材って学校関係者じゃないと入手できないもんだと…。
しかもAmazonで。
※…と言っておきながら、記事執筆の時点でポーチは在庫切れでした。すいません。
で、買った。
それはもう、反射的に。気づけば注文ボタンを押していた。
ブロスで記事を書く場合、事前に編集部に相談する必要があるのだけど…。そういう手順も一切無視した。
パブロフの、犬。
ドラゴンの前では、男は涎を垂らした忠犬に成り下がる。
くぅw くぅ~~w
声に出して、何度も叫びたくなる響き。それが、ブラックドラゴン。
このデザインのドラゴンは、初代ドラゴンと呼ばれる「LOURD LEGER(ルールレジェ)」シリーズ。
いかがだろう。
筆者と同世代の読者の皆様も、いま、脳内回路の「懐かし」部分に、ビシビシと電流が走っているんじゃなかろうか。
ドラゴン柄には、本能のさらに奥底の魂<ソウル>に訴えかける魅力…いや、魔力が存在している。
ご開封
当たり前だが、ポーチの中には裁縫道具が収納されていた。
断ち切りバサミ…メジャー…チャコペン……。
僕たちが、あの頃お世話になったアイテムの数々!
ハイハイハイハイ!
糸通す銀のヤツね! 下の針金部分がけっこう簡単に取れちゃう、アイツね!
「平成の懐かしアイテム」では、毎回必ず名前が挙がるアイツね!
知~ってんだから、オレ!
オモコロブロス編集長・かまどさんと、編集部員のみくのしんさんにも見せてみた。
「うっわ、懐(なっつ)!」
「俺、ケースタイプ使ってたわ」
「いまってポーチタイプなんだね」
当然、思い出話に花が咲く。「ドラゴン柄」なら、当時の話で小一時間は盛り上がる。
ちなみにみくのしんさん。当時はドラゴンを選ばず、あえてのソニック”を選択したんだとか。みくのしんさんがソニックを選ぶの、なんとなくわかる。
懐かしのケースタイプ(妹が使ってたのを拝借)
こちらは懐かしのケースタイプ。筆者と同年代の人にはこちらのタイプのほうが馴染み深いハズ。
ちなみに、あのとき「オーシャンマスター(シャチのやつ)」を選んだ男子は、中学にあがってからもちゃんとモテてた(筆者調べ)。
最高やね
吸う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
新品の、教材の匂い。
このとき、僕の頭に浮かんだワードは「母校」。
否が応でも、郷愁の念に駆られる。
そう、ドラゴンは野蛮な存在にあらず。
そのおっきなおっきな翼で、僕たちを“あの頃”に運んでくれる、心優しき翼竜…。
それが、僕らの……
「ドラゴン柄」のポーチをビジネス用のバッグにしてみる
ここからが本題
ひとしきりドラゴン柄のポーチを堪能したところで、こんな衝動が湧いてきた。
このポーチを、ビジネス用のバッグとして活用したい。
本来の役割は裁縫セットである。しかし、自分は裁縫をする機会が少ない。
ならば、大人らしくビジネスシーンで利用するのもアリなんじゃないだろうか。
ドラゴン柄のポーチは裁縫道具のような細々したモノを収納するだけあって、ポケットの数も多い。
また、このポーチ、教材向けのアイテムだからなのか、かなりしっかりとした造りをしている。耐久性も充分にある。
つまり、ドラゴン柄のポーチ、日常使いで普通にオススメかもしれない。
例えば、カバンの中でゴチャつきがちなケーブル類も綺麗に収めることができる。
自宅の鍵とかも入れちゃえるし。
「モバイルバッテリー」「Bluetoothイヤホン」「耳栓」といった、ビジネスシーンでは欠かせないアレコレもスッポリ収まる。
極めつけはコレ。
名刺入れにもなる。
あの…これ、ウケます。
確実にウケる。取引先に。
だって、真面目なビジネスの場で、一人だけドラゴン柄のポーチ使ってて、さらにその中から名刺が出てくるんだから。
「あ〜、懐かしいッスね〜」
「僕も使ってましたよ〜」
みたいな会話が生まれる。
そう、ドラゴン柄をビジネス用のポーチに活用すれば、アイスブレイクとしての役目も期待できる。
つまり、ブラック・アイスブレイク・ドラゴンってこと。
なんだそれ、無敵じゃん。属性過多。勝てないよ。
他にも、メイクセットやお薬、小銭ケースとかティッシュを入れるのもアリだし。
まさに、無限(インフィニテイ)。
インフィニテイ・ブラック・ドラゴン。
ヤバい。さっきからドラゴン、どんどん最強になってく。ヤバイ。
外に出てみた
スーツの漆黒にドラゴンの暗黒が馴染む、馴染む。
児童向けのアイテムだが、案外、スーツ姿との親和性が高いことに気づく。
ビジネスの場では格調の高さを求められる。
だからこそ、あえてのブラックドラゴンは程よい“外し”になる。
不完全だからこその完全。
旧態依然なビジネスファッションシーンに、ドラゴンは、その翼で文字通りの風を起こす。
ビジネスの場に、「ドラゴンを持ってきた者」と「ドラゴンを持ってこなかった者」。
どちらが仕事のイニシアチブを握るかは論ずるまでもない。
(って書くと…アレか。ブラック企業で働くドラゴンみたいになっちゃうか)
ビジネス×ドラゴン。
その両者が揃うだけで、たしかなシナジーが生まれる。
いつの時代もビジネスは闘い。
だからこそ、手元のドラゴンは心強いパートナーとなり得る。
どれだけ歳を重ねようと、僕たちを救けてくれる存在。
それが、僕らの……
「ドラゴン柄」のポーチが通販で買える
以上
「ドラゴン柄」のポーチで販売されていたので買ってみた。
超嬉しい。テンション爆上がり。
みなさんも、“ドラゴン柄”の裁縫ポーチを普段使いしてみてはいかがでしょうか。
僕たちは、竜使い<ドラゴンテイマー>だ!