blog SM調教への扉

***18歳未満の方の閲覧をお断りしています***  SM、調教、緊縛、拘束、羞恥、躾、お仕置き、罰、磔、鞭打ち、被虐。こういった言葉に密かに反応し、興味を持つ人のためのブログです。このブログはリンクフリーですが、できればリンクされた際はご連絡をお願いします。

ネットではSMについての色々な情報が溢れていますが、SMの世界は幅広く奥深いものです。そして、本当の世界を知る機会も限られています。私の経験もふまえ、その一端でもご紹介できればとこのブログを書いています。管理人についてはカテゴリー「管理人のこと」の記事、調教希望の方はカテゴリー「M女性の募集について」の記事をご覧下さい。

今「ご主人様を探すときに考えて欲しいこと」という長めの記事を書いていて近々アップする予定だが、その中で先に取り上げてみたい内容があり、別の記事として書いてみた。

BDSMの世界には、複数の従者を従える多頭飼いの男性が相当数いることは、広く知られている。主従関係は上下関係であり、跪ける魅力的な男性の数が限られて以上、多頭飼いは選択肢の一つとして避けられないと思う。また女性の方も、ノーマルな彼氏がいたり既婚女性であったりすると、多頭飼いは比較的受け入れやすいと感じる。もちろん一頭飼いの男性もいるし、多頭飼いは絶対にNGとする女性もいる。

女性は普通、男性を「一頭飼いか多頭飼いか」の二つの属性で考えると思う。しかし、そこに潜む落とし穴を避けるために、次の三つの属性で考えた方がよいと思う。

① 一頭飼いの男性
② 隠さずに多頭飼いをする男性
③ 一頭飼いと称しながら、隠れて多頭飼いをする(しようとする)男性

①と②はポリシーの違いだが、②と③は大げさかも知れないが人格の違いだろう。そして残念ながら③の男性が結構存在するので、特に初心者の女性は注意して欲しい。

BDSMの世界ではノーマルな世界の規範に従う必要はないし、多頭飼いも選択肢として許容されているにもかかわらず、③の男性は一頭飼いと称した方が従者を作りやすいと考えているのだろう。しかし、従者はいずれ隠れ多頭であることに気付くことが多いし、そういう男性は言行不一致があったりして段々と気持ちが醒めていき、いずれ主従を解消することになっていく。男性はそこで再び一頭飼いと称して女性を口説いて従者とし、また別れ、という負のループを繰り返しているように思う。

ご主人様の条件として一頭飼い限定とするかは女性が決めることだが、もし一頭飼い限定とするのであれば、③の男性がいることは頭に入れておいて欲しいと思う。また、これは一頭飼い希望の女性にとって不都合な真実かも知れないが、練達のS男性やドミナント男性には①の男性よりも②の男性が多いと思う。私自身も、以前の「寡頭飼い」という記事に書いたとおり、多くはないが複数の従者がいる。

寡頭飼い : blog SM調教への扉 (livedoor.jp)

最後に、これから従者を作ろうとしている初心者の男性に一言。もし将来複数の従者を跪かせたいという野望があるのなら、その野望に正直であって欲しい。仮に魅力的な従者候補が現れその女性が一頭飼いを希望していても、男性はそのポリシーを変えるべきでなく、なぜ自分が多頭飼いをポリシーとしているか説明すべきだと思う。その内容によっては女性が考えを変える可能性もあるし、それでも女性が一頭飼いを希望するのであれば、残念ながらご縁がなかったと割り切るしかない。決して、女性に一頭飼いと偽って欲しくない。それは、女性にとって貴重な時間を奪う結果になってしまう。急がば回れではないが、スタンスを変えることなく自分を磨いていれば、いずれ複数の従者を従える日が来ると思う。

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「言うことを聞けないの?代わりはいくらでもいるのよ。」これはS女王様の定番の責め言葉だろう。こんな言葉で突き放され、昼間は多くの部下を従え社会的地位もあるM男性が、プライドを砕かれ恍惚としながら女王様の靴裏を舐める光景が想像できる。

我々S男性は、なかなかこのような厳しい言葉は言えないと思う。それに、こんな責め言葉を従者に投げかけると、事後のフォローも必要になりそうだ。。。

しかし、「代わりはいくらでもいる」と従者に言わない一番の理由は、女王様達はともかく、私の場合はそれが真実ではないと分かっているから。言葉責めは、真実を突きつけてこそ迫力があるし、女性の心にも響く。例えば「こんなことされて濡らしているのか。変態だな。」という言葉責めは、女性が隠しておきたい真実を指摘し、女性を追い詰めていくからそこに被虐の悦びも生まれる。真実でない言葉で女性を責めても、それは言葉遊びにしかならないだろう。

私はこの世界の経験は量ではなく質だと思っていて、今まで調教してきた女性の数を誇る気持ちは毛頭ない。しかし、長い期間のうちにそれなりの数の女性を調教する機会に恵まれ、その経験から一人一人の女性がとても個性的であることを実感している。身体的な特徴ももちろんだが、BDSMに目覚めることになった経緯、日常の自分との葛藤、実際に調教を受けたときの反応、私に仕える姿、・・・。どの従者にも、代わりになるM女性はこの世に存在しないと思う。

ノーマルな男女関係では男性も女性も、自分がよい意味で普通の人間であるように振る舞う傾向があると思う。個性が大切と表向きは言いながら実際は同調圧力の強い日本では、日常では自分の個性を隠しがちだろう。しかし、BDSMの世界では女性は身も心も、そして性癖という一番隠したいものまで剥き出しにされ、隠しようのない素の姿を主の前でさらけ出すことになる。男性は女性がいかに個性的であるかを目の当たりにし、女性に対する理解が格段に深まるのではないだろうか。

そして、有効な調教は女性一人一人によって違う。S男性は、経験を積んでもこの点において謙虚であり、初心を忘れない必要があると思う。
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(2024年2月17日の記事に掲載した安田成之さんの作品の、続きのバージョンをご紹介します。)

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最近Gmailがスパムメールや迷惑メール対策を強化したため、普通のメールでもGmailアカウントで受信できていない、迷惑メールホルダーに仕分けされる、Gmailアカウントからメールが送信できない、といった事例が増えているようです。これは特に他のメールプロバイダー利用者との間で突然起こったりするようで、私はヤフーメール .....@yahoo.co.jp を使用しているため、Gmailを使われている方とのメール送受信に懸念があります。

こういう状況になると、私もGmailの利用を考える必要があります。グーグルの巧みな戦略に乗せられている気もしますが・・。

Gmailを利用されていて、私からの返信が来ないと感じられている方がいれば、私からのメールが受信できていないか、そもそも送って頂いたメールが私に届いていない可能性があります。そのような方は、念のためご自身の他のホルダー(迷惑メールホルダー等)をご確認の上、Gmail以外のアドレスから私にご連絡頂けないでしょうか。あるいは、このブログのメッセージフォームからメッセージを送信する、X(Twitter)で私のアカウントにDMを送る、といった連絡方法もあります。

メールが来ない、届かないという状況は結構ストレスになります。そのようなことがあれば解消したいと思っています。
https3A2F2Fimgix-proxy.n8s.jp2FDSXZQO4401711001022024000000-1

世の中には色々な人間関係があるが、よい人間関係に不可欠なものはお互いに対する敬意だろう。そして、そういう人間関係に恵まれた人は幸福だと思う。

BDSMの主従関係も決して例外ではない。ただ、従者が主に敬意を抱くことが必要なのは理解しやすいだろうが、主が従者に敬意を抱くことについては、意外と感じる方もいそうな気がする。しかし、主も従者に尊敬とまでではなくとも敬意を持っていることは、よい主従関係の隠し味のようなところだと思う。逆説的に、敬意を微塵も感じない女性を調教したいとは思わないし、従者にすることはあり得ないと説明すれば、分かりやすいだろう。仮に主が調教の場で従者に見下すような言葉を投げかけていたとしても、内心では見下したりはしていないものだ。

私は時折、主従関係について相談を受けることがあるが、うまくいっていない主従関係では、どちらかあるいは双方が相手に敬意を感じていなかったり、失われてしまったケースが多いように思う。

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(安田成之さんの作品。)

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BDSMの世界でサブミッション・サブミッシブという言葉が広まったのは、割りと最近のことだと思う。それまでSMと称され、その言葉から嗜虐性癖と理解されることが多かったが、実際にはSM世界の広い意味でのM女性の中には、被支配願望の強いサブミッシブ女性が多く含まれている。なので、サブミッションという概念が認識されるようになったのは、女性をより良く理解するためによいことだと思う。

一方で、広い意味でのM女性を「どちらかというとマゾヒスト」とか「サブミッシブより」と属性をどちらかに決めて捉えるのは、正しくないと思う。なぜなら、マゾヒズムとサブミッションは別の願望で、しかもその両方を兼ね備えている女性が多いからだ。

そして、二つの願望は密接に絡みあっていて、それがM女性の魅力だと感じる。例えば、跪き服従を誓ってもなお鞭打たれ、それで支配を実感する女性もいるし、容赦ない快楽責めで落とされ、サディストに抗えない自分を理解し屈服する女性もいる。

女性がどの程度の被虐願望を持っているか、どの程度の被支配願望を持っているか。もちろん程度だけでなく、どのような願望を持っているか。それを理解することは大事で、しかも女性自身も気付いていないこともあるので、簡単ではない。その過程も調教であり、女性を丸裸にしていく楽しい時間だと思う。

そして主従の相性について言えば、女性の願望が男性の願望と大筋でよいから、かみ合っているかは大切だと思う。例えば、被支配願望が強いと、ご主人様の与える調教にまず従うことでその願望は満たされる。しかし、その女性の被虐願望が強くない場合、ご主人様がハードなサディストであればいつか「この人にはついていけない」という気持ちが生じることになる。逆にその女性の被虐願望が強く、「ご主人様のソフトな調教では物足りない」と感じるケースもあるだろう。

このブログを読まれている女性の中にも、自分はMなのか迷っている方がいると思う。そういう女性は試しに、自分の中のM性(被虐願望)とサブミッシブ性(被支配願望)をそれぞれ自己評価してみてはどうだろうか。M性もサブミッシブ性も誰にでも向けられるものではないので、自分の理想の男性がいたとして、という前提付きで。それは、自分を知るヒントになると思う。

最後に、私のことを少しふれておきたい。私はドミナント性は強いと思うが女性を24時間365日管理する願望はなく、普段は自立している女性を密かに支配することや、私が支配していることで女性が安定し日常で大人の女性として成長することを望んでいる。S性の方は、流血するような鞭打ちや女性の体に傷を付けるような行為は望まないので、余りハードではないと思っている。
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