この記事の概要

APIキーなしで利用できるPythonのTwitterAPIラッパーを作ったので紹介します。この記事を読んで使っていただけたら幸いです。
詳しい使用方法などは以下のリポジトリやドキュメントでご確認ください。

ドキュメント: https://twikit.readthedocs.io/en/latest/twikit.html

追記: 非同期に対応しました

インストール

pipを使用してインストールしてください

pip install twikit

はじめに

まずは、TwitterのAPIにアクセスするためのクライアントを定義し、アカウントにログインします。

以下は、コードの例です。

from twikit import Client

# 第一引数に言語を指定
client = Client('ja')

# アカウントにログイン
client.login(
    auth_info_1='email@example.com',
    auth_info_2='example_user',
    password='password0000'
)

auth_info_1とauth_info_2には、Twitterのアカウントに登録しているユーザー名、メールアドレス、電話番号のうち、2つを選んで指定してください。順番は自由です。

save_cookiesを使用することで、ログインした際のクッキー情報をファイルに保存することができます。

# クッキーの保存
client.save_cookies('cookies.json')

load_cookiesメソッドを使用することで、保存されたクッキー情報を読み込みむことができます。これにより、ログイン情報を再利用し、再度ログインの手続きを省略することが可能です。

# クッキーの読み込み
client.load_cookies('cookies.json')

機能例

主要な機能を紹介します。

ツイートやユーザーの検索

ツイートやユーザーをキーワードから検索することができます。
コードの例:

# ツイートの検索
# 第二引数にはTop, Latest, Mediaを指定できる
client.search_tweet('検索クエリ', 'Top')

# ユーザーの検索
client.search_user('検索クエリ')

ツイートの作成

画像や投票を添付することもできるので詳しくはドキュメントをご覧ください

client.create_tweet('ツイートの本文')

トレンドの取得

第一引数にはトレンドのカテゴリーを指定できます。

# ニュースカテゴリーのトレンドを取得
client.get_trends('news')

最後に

紹介した機能以外にも様々な機能があるのでぜひお試しください。
また、まだ開発中のため実装できていない機能もあります。ご希望の機能があれば、ぜひコメントなどでお知らせください。
GitHubでのスターをいただけると、開発への励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。