着物はマキシの巻ワンピ
"着たい"を叶える対丈着物の始め方
今様小袖です
対丈着物への直し方その②
驚きのパターン、をお届け致します
①は帯の下になる部分で縫い上げでしたね
もう一つの直し方は、大変大胆です。
丈を短くつめちゃう。
つまり
ばっさり切り落とし
でございます
びっくりしますよねー
でもこれ、慣れた方には大好評
なのです。
私も半分位はこのやり方です。
なぜかというと
軽い
これに尽きます。
身体が楽なんです。
おはしょり部分だけやん
て思いますでしょ?
これが意外に侮れないんですよ。
よりマキシワンピースっぽいと言うか
洋服っぽいと言うか。
軽やかなのです。
気分的にも簡単さが更に上がります
振袖とか訪問着とか、受け継いで行きたい
着物は①の縫い上げがオススメですが
自分しか着ないんだったら快適さ優先です
楽な方が沢山着ますしね
これが
こうなります。
この綿の着物は裾を切りました。
全体的に柄があるので全く問題なし
裾周りにメインの柄がある着物の場合は
お腹で切って継ぐ、
と言う荒技(?)も有りまする。
ちなみにこれがそうです。
これが
ちなみに、裾で切ってもお腹で切っても、
この縫い込み部分で多少余裕が有りますので
対丈にした後でも、
ある程度は長くするのも可能なのです
裾が擦り切れたりした時も、
ちゃ〜んとこの部分でお直し出来ます
(あ、これ別記事書いた方が良いかな?)
大切なのは①でお伝えしたのと同じ。
着た状態で
測ってもらって下さいね〜。
裾を切った麻の小紋
そうそう、この切るやり方には難点が
1つありまして。
昔の袷の着物だと難しいケースも有ります。
袷。裏地付きの冬用の着物の事ですね。
絹って時間と共に湿気を吸って、縮みます
裏地なしの単ならなんとかなるんですが
袷は表地と裏地で、大抵縮み方が違います。
しかも縮む時って歪みますよね〜(^◇^;)
そういう状態の生地の裾を
表地裏地それぞれまっすぐになる様に
綺麗に切って、また縫い合わせるのって
かなり難しいです
手間がかかる分お値段も高くなる可能性大。
こう言う場合は①の縫い上げ方式にするか、
一から仕立て直すか、がベターかなぁ、と
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