2024年3月11日(月)
『韓国社会が謎の大混乱 医療ストで病院封鎖? 政権の命運と日韓関係』
韓国社会の長年の懸案だった「医師不足」に対してユン・ソンニョル政権が打ち出した「医学部の定員増加」の政策。猛反発する医療現場からは研修医が大量離職のストライキを起こし、通常診療がストップする異常事態が巻き起こっている。総選挙を控えて、政府が強硬政策を打ち出した狙いは何なのか?日本との関係を良好に運んできた現政権への世論の評価は、今後の日韓関係にも何らかの影響を及ぼすのか?韓国の “医療崩壊危機”の真相を緊急検証する。
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武藤正敏元在韓国特命全権大使平井久志共同通信客員論説委員金明中ニッセイ基礎研究所生活研究部上席研究員
2024年3月12日(火)
『ローマ教皇発言に激震 日本の中露外交と国益 手嶋龍一×佐藤優対論』
ローマ教皇フランシスコは9日、「白旗を揚げる勇気、交渉する勇気を持っている者が最も強い」とウクライナに対して停戦交渉をすべきだとの考えを示した。しかし、ゼレンスキー大統領は激しく反発。この発言がロシアとの戦況をどう左右するのか?日本はロシアに経済制裁を科しながら、天然ガスの輸入は続けている。権威主義と見なされるロシア、中国、中東などと、経済では断ち切れない中で、国益を守る為の政策は、どうあるべきか、徹底議論する。
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手嶋龍一外交ジャーナリスト佐藤優作家 元外務省主任分析
2024年3月13日(水)
『核使用・撤退・停戦… ウクライナ劣勢の現実 負けない決着はあるか』
反転攻勢の失敗や東部戦線での撤退が伝えられるなど劣勢に立つウクライナ。厳しい防衛戦が続く中、召集年齢の引き下げが議論されているが、ウクライナ国民の向き合いは?一部報道で核使用計画の内幕が報じられたロシア。大統領選で再任確実のプーチン大統領の新たな一手は?ローマ教皇の「停戦発言」の波紋は?ウクライナ・ロシア報道で今月、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した遠藤良介氏、東郷和彦氏、岡部芳彦氏を迎え、議論する。
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東郷和彦元外務省欧亜局長岡部芳彦神戸学院大学教授遠藤良介産経新聞 外信部次長兼論説委員
2024年3月14日(木)
『政倫審西田議員に直撃 疑惑真相と出席の真意 自民党改革案に死角は』
この日、参議院で開かれる「自民党派閥の政治資金問題」をめぐる政治倫理審査会。いわゆる安倍派5人衆の一人で参院幹事長の重責を担う世耕氏と、2057万円のキックバックを収支報告書に記載していなかった橋本聖子氏は、野党の追及にどんな弁明で応じたのか? スタジオに出席者の西田昌司参院議員を迎え、早くから出席を表明した真意と、党員大幅減少した自民党が今示すべき「自浄作用」の具体的な形を、元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士とともに徹底議論する。
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西田昌司自由民主党参議院議員高井康行弁護士 元東京地検特捜部検事
2024年3月15日(金)
『石破茂×冨山和彦対論 “労働力不足”深刻度 持続可能社会への提言』
自動運転やライドシェア導入、外国人材の受け入れは労働力供給不足の決定打となり得るのか。地域間の所得格差を是正し生産性を向上させ、人口が半減するとも言われる100年後にも持続可能な日本社会を作るために、個人・企業・行政は今それぞれ何をすべきなのか。都道府県人口が最も少ない鳥取県選出で初代地方創生担当大臣を務めた石破茂と、地方公共交通数社を運営する事業再生のプロ冨山和彦が議論する。
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石破茂衆議院議員 自由民主党元幹事長 元地方創生相冨山和彦日本共創プラットフォーム代表取締役社長