時間割の一例(1年次)
生物には自信があるけど化学はちょっと苦手な人、化学は得意だけど生物は選択しなかった人、物理だけで受験した人。新入生の準備状況はみんな違います。春学期には生物と化学の基礎の基礎から始めて、高学年次で学ぶ最先端の応用分野を理解するための土台を作ります。基礎に自信のない人も心配することはありません。秋学期からはいよいよ専門科目と基礎実験が始まります。
Sさん(1年生)の時間割
青は教員養成課程の科目、緑は臨床検査技師課程の科目です。
基礎科目の多くは選択科目となっています。
「基礎は十分」という頼もしい人は、高年次科目(2年、3年、4年生の科目)を受講して単位を先取りすることもできます。さらに、生物学科や化学科、情報科学科や物理学科の講義を受けて単位を取得することもできます。つまり生物分子科学科に在籍しながら、最先端の情報科学理論や宇宙物理学などの講義も受講が可能というわけです。後期からは、実験が始まります。まず夏休み中に野外実習が行われ、講義開始後は生物分子科学実験1(化学、生化学の基礎実験)が開講されます。