永井玲衣『水中の哲学者たち』(晶文社)

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永井玲衣『水中の哲学者たち』(晶文社)
@nagainagainagai
哲学とか対話とか。詩と植物園と念入りな散歩がすき。 連載「ねそべるてつがく」(OHTABOOKSTAND)「世界の適切な保存」(群像)「これがそうなのか」(小説すばる)「問いでつながる」(Re:ron)など。著作『水中の哲学者たち』(晶文社)ほか。#D2021
お仕事:nagai.philo@gmail.com2010年9月からTwitterを利用しています

永井玲衣『水中の哲学者たち』(晶文社)さんのポスト

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晶文社より『水中の哲学者たち』が9月に出ます。哲学するとは、哲学対話とは、他者と共にあることとは何か。そんなことについて生活の中で模索した本です。連載や各媒体の記事などを収録。予約してくださると、本当に、本当に、うれしいです。読んでね。 👉amazon amazon.co.jp/dp/4794972741/
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91年生まれ大反省会をしたい。わたしは91年生まれで今年30になる。若者と括られてきたけど、明らかに今の世代と全く育ってきた景色が違うことを感じる。政治家と言えば小泉首相、まだ日本は経済的にすごいと習ったし、嫌韓本が本屋に並び、ネットは2chにニコニコ、メディアは「オネエ」を笑っていた。
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「たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく(山田航)」という短歌のことを考えていた。世の中が加速する中で、私たちはどんどん貧しくなっていく。ペットボトルを補充しながら「たぶんこのままなんだろう」とまどろむようにぼんやりと考える。蛍光灯がぴかぴかして、日常がつづく。
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返信先: さん
当時K-POPを色んな人が恐れていたのを覚えている。学問といえば受験勉強、フェミニズムはヒステリー、社会運動は危険、資本主義は疑えないもの。数え切れないイメージが潜在的に内面化されているはず。ここをしっかり毒出しして反省しないと、これからの世代を抑圧してしまう。ここが分水嶺だと思う。
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おおきいおともだち の みんな!「女なのに哲学やっててすごいですね!」は ほめことば には ならないよ!わたしが サルトルを けんきゅう していることを きいて「じゃあサルトルの愛人になりたいの?」と いうのも もう やめようね! やくそく だよ!また らいしゅう!
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フェミニストってどういうことなんですか、と学生に問われるとき、いつもファビエンヌ・ブルジェール『ケアの倫理ーネオリベラリズムへの反論』にあるこの一文を紹介している。とても好きな言葉。 「フェミニストであることは、聞かれなかった声を聞こえるようにする必要から始まる。」
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おずおずとでも、声をあげ始めたひとたちのことを尊敬する。大きな勇気が必要だったと思うから。そしてこれまで、しぶとく、目立たずとも、長く、長く、長く運動を続けてきたひとたちのことを尊敬する。あなたたちがいなかったら、何も可能ではなかった。たくさんの人びとが踏みしめた道を歩いている。
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岡真理『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』を読む。すさまじい本だ。とてもわかりやすいので、何から学べばと立ち尽くしている人、どうしたらいいか考えあぐねている人に読んでほしい。言葉のひとつひとつから、怒りが伝わってくる。緊急出版を決めた大和書房にも心からの敬意を。
岡真理『ガザとは何か』(大和書房)の表紙をうつした写真。本棚の前で、本を手に持っている。
本の102ページを写した写真。「それをイスラエルは知られたくもない。だから徹底的に覆い隠す。そして、その覆い隠す報道に日本のメディアも乗っかって、七十五年前からじわじわと続く「漸進的ジェノサイド」(イラン・パペ)の総決算のようなものが今、起きている。このことをぜひ、ご理解ください。最後に、次の言葉をご紹介します。マンスール・アル=ハッラージュという、イスラーム中世の神秘主義の思想家の言葉です。

地獄とは、人々が苦しんでいるところのことではない。人が苦しんでいるのを誰も見ようとしないところのことだ。」
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2/25(土)16:00から渋谷で #反戦行進0225 があるよ🌷このままぬるっと戦争に慣れてしまわないために。あの時、立ち止まって考えられていれば、と後悔しないために、まだ言葉にならないもやもやを持っているけど、平和について考えながら歩くつもりです。知るため、考えるため、一緒に歩こ🕊️
2月25日16時から18時まで、渋谷神宮通公園北側集合で、反戦行進をすることをお知らせするフライヤーです。左上には平和の象徴である鳩が飛んでいて、その下には「反戦行進」という字が書いてあります。
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今月号の『群像』での連載「世界の適切な保存」にパレスチナの虐殺のことについて書きました。ここ数ヶ月、いくつか連載を休載してしまうほど何度も言葉が失われたけれども、それでも書く。いま起きていることは、普通じゃない。即時停戦を。そして日本政府はイスラエルへの経済制裁を今すぐ。
世界の適切な保存の21回目、「手渡す」の一ページ目
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視聴者のみなさま、コメントを下さったみなさま、本当にありがとうございました。私自身もかつて性差別の維持に加担してたと思う。でも変わることができるよ。寝る前に大江健三郎の大好きな詩の一節を。 私は生き直すことができない。しかし 私らは生き直すことができる。 #わきまえない女
引用
Choose Life Project
@ChooselifePj
既にアーカイブの再生回数が16,000回を突破しました! 2/6 Don’t Be Silent #わきまえない女 たち youtu.be/gztaP8ymvVs @YouTubeより
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途方もなく苦しく、かなしいニュース。出演者としてもお世話になったし、マンスリーサポーターとして応援もしていた。へなへなと力が抜けそう。でもだからこそ、公共とは何か、そして今後どうなるかについて、閉じそうになる目を開いていなければならないと思う。
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12/27にCLPにてD2021とコラボ配信した「いま、日本でパレスチナのために出来ること」の出演者、ザックさんの力ある言葉を文字にしました。読んでほしい。 「われわれは、一体、何をしているんですか。一体、何を許しているんですか。」 #パレスチナ民族浄化に反対する youtube.com/watch?v=cAYpBZ
自分は英語の方が得意なので、英語で話そうと思ってたんですけれども、伝えたいことは直接伝えたいから、日本語で話します。

今日、今すぐ、考えていただきたいです。ほんの数秒だけでもいいので、この出来事、いま起きていることの重さ、その緊急性を本当に理解してほしいです。
簡単に言うと、これほど重要なことはありません。わたしたちは今、毎日、バラバラになっている人間を見ています。廃墟の上に身体の一部が散らかっていて、頭から離れている胴体、胴体から離れている両足を常に見ているんです。毎日、見ています。燃えている子どもたちや、幼児、頭がついていない子どもの身体を見ていて、瓦礫の中から突き出ている小さな、小さな埃だらけの腕とかを見ているんです。これを考えて、というか、感じてほしいです。毎日それを見てるのは、普通じゃない。それなのに、こういうことを見ても、わたしたちは何もなかったかのように、普通に仕事をして、普通に居酒屋にいって、普通に買い物行って、爆笑したりして、そこはすごくショックを受けているんですね。多くの人は、ガザで起きていることは自分と関係ないと思っている。たぶんおそらく、そうです。そういう人もいれば、自分のキャリアとか、評価とか、自分の友だちとの関係を崩したくない、そういうのがあって、何も言っていない、何もやっていない、それが自分の日常、自分のキャリア、仕事、友だちが一番大事で、これは全然大事じゃないって思っている人はすごく多いです。

そういう人に言いたいのが、あなたは自分に嘘をついています。もちろん今これを見ている人たちは、それをわかっていると思うんですけれども、それが言いたかったです。遠く感じている人は多いと思うんですけど、これは中東での戦争ではありません。遠い国に起きている紛争でもありません。平和を願う中途半端な気持ちとか、人びとがただ仲良くすればいいじゃんっていう浅い願いを放り込むランドリーバスケット、バッグみたいなことではありません。そういう平和とか、愛とか、人類とかそういう話はもう過ぎてしまいました。
正直、僕が思っていることは、10月にすべての言葉の意味がなくなった。すべての言葉は意味を失ったんです。わたしたちは目の前で、画面を通じて、HDで起きている大量虐殺を生で見ていることで、わたしたちが生きている世界の土台を揺るがしました。コアになるものが揺れていて、今までと何もかもが変わった。だから、原点に立ち返って、第一歩、最初の最初の段階まで戻って、わたしたちの存在意義を問い直すまでは、前に進むことができません。

みんなは普通に仕事して、普通にキャリアのことを思って、友だちとか恋愛とかを思っているんですけど、それを進める前に、前の前の、最初のところに戻って、原点に戻って、考え直してほしいです。われわれは、一体、何をしているんですか。一体、何を許しているんですか。ということを本当に考えてほしいです。これ以上、前に進む前に、わたしたちは世界の元になっている、社会の元になっている物語を、書き換える必要があると思います。社会の核となる価値観を考えて、ふたたび再考する必要があると思います。わたしたちひとりひとりが、社会という木になる実だと思っていて、でも腐った木には何も実らないので、木の根っこの方をもう一回見ないといけないです。

パレスチナの問題は、人生そのものの問題だと僕は思います。無差別爆撃を正当化して、何百万人もの人の意図的な飢餓を許すような世界に、わたしたちは生きてていいのか。それを考えてほしいです。むかし起こった残酷な歴史のエピソードを見ているっていうわけじゃないし、想像力を養う画像とか映像とか、ストーリーとか、いろいろ十分にあるので、無視はできないです。あなたは、僕たちは、みんなは、いま、生で、民族浄化を目撃しています。いま生きているからこそ、わたしたちはこれを終わらせる力があります。目をそらすたびに毎回、見ないふりをして、虐殺を止めようとしない一日を過ごすたびに、イスラエルに続けてもいいよ、問題ないよって言っている。許可を与えていることになります。それを忘れないでほしいです。イスラエルは自ら止めないので、そういうことならば、わたしたちが止めるべき。止めなければなりません。
犯罪者と、共犯者も全部含めて、責任を負っているすべてのプレイヤーたち、すべての人たちとの関係を断ち切るべきです。ゆうりさん(BDS Japan Bulletin)が先ほどおっしゃっていたボイコットはすごく効果的ですし、日本では伊藤忠(アビエーション)、日本エヤークラフトサプライなどの企業に圧力をかけることで物事を変えられると思います。ヌマンさん(パレスチナ人・建築工学研究者)がさっき言っていたように、抗議に参加するのも強力で必要な手段です。

今日僕はアーティストとしてここに来たので、アーティストとして何ができるかについて話したいーすみません、前が結構長かったんですけれどもーアーティストとして、僕は絵を描く者です。10月の前から、僕はパレスチナについて、そして、パレスチナのために絵を描いています。今はこれまで以上に、色とか形とか動き、ダンスとか、言葉とか、音など、すべての方法で自分を表現するすべての人、創作するすべての人が、自分の活動をパレスチナのために捧げてほしいです。捧げるべきだと思います。わたしにとって、アーティストの役割というのは、商品を生産することではありません。市場を喜ばせる価値の高い商品を創造することではありません。アーティストが社会の中核に立っているって僕は信じています。
表現者は、人生という体験に疑問を投げかけることです。その何らかの答えを見つけようと、人間の条件の意味に近づけてみることだと思います。決してもちろん成功はすることはないんですが、常にある種の真実に近づけてみるのが仕事だと思います。

だからこそ今、自分の作品を通じてパレスチナについて語ることは、アーティストの役目だと思います。自分の表現をパレスチナに捧げることは、表現者にできることです。超シンプルで、超単純で何のリスクもないことです。表現している人たち、何かの方法で声を出そうとしている人たちが、みんな、大量虐殺を許さないっていうことを表明しなければならないと思います。もちろん作品だけではありません。
多くのアーティストが何らかのプラットフォームを持っていて、その中の何人かがファンを持っていて、ファンを持っていることで、影響力を持っています。影響力というのは、人びと、ファンたち、社会にいるいろんな人びとに与えられた特権だと思います。その権利っていうのは信頼だと思います。信頼という権利を与えられたので、その信頼されているからこそ、アーティストとしては正しいことをする責任があります。特別なファンを持っていて、影響力を持っているという特別な立場をつかって、ほとんどの人びとがかけられないようなプレッシャー、圧力をかける責任があると思います。

ただ、ひとつ大事なこと言いたくて、その際に、パレスチナ人の代わりに話してはいけないと思います。それを肝に銘じてほしいです。僕たち、あなたたちは、味方です。代弁者ではないということを忘れないでほしいです。自分の表現をパレスチナに捧げる、パレスチナのことを話すその前に、パレスチナ人の物語、ストーリー、証言、パレスチナの歴史をよく学んで、自分の脳みそと魂を養うべきだと思います。

アーティスト・活動家
メディッド・ザック(Zac Mdd)

D2021× CLP「いま、日本でパレスチナのために出来ること」
2023.12.27. Youtubeにて配信
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しなやかで的確に言葉を届けてくれる山添さんと、訊き手として主張を示し、私たちに伝えてくれる宇田川さん。表面的な一問一答や、ふわっとした言葉でごまかすのでなく、何が問題でどうすべきなのか、政治の役割とは何かが、ふたりの対話によって示されている。すごい記事だ。
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視聴者のみなさまありがとうございました!今回の配信は本当に勉強になりました。やはり歴史を知ること、学問の自由の位置づけを知ることの重要性を痛感させられました。高校生や大学生はもちろん、若手研究者のひとにも見てほしいよ。。。 #日本学術会議への人事介入に抗議する
引用
Choose Life Project
@ChooselifePj
戦前に「学問」と国家の間でなにがあったのか。その介入の歴史について、石川健治さんの話が続いています📕 10月6日 学問の自由とは何か #日本学術会議への人事介入に抗議する youtu.be/hTkB13gI9vM
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のたうち回って、不安になって、わんわん泣いて、それでも書いて、言葉を探して、頭を抱えて、うろうろして、また書いての毎日ですが『水中の哲学者たち』の5刷が決まり累計1万部となりました。手にとってくださった方、本書にかかわるすべての方、本当にありがとうございます。
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連載「ねそべるてつがく」が久々に公開されました。読んでね。 「元気な赤ちゃんを産めるように」と大人たちはわたしに栄養の付くものを食べさせた。それをわたしは食べた。食べて、食べて、食べて、血を流して、また食べて、食べて、食べて、また血を流した。 重いの
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朝日新聞デジタルで新しい言論サイトが誕生🥚試みとして、記事で問いかけをし、読者の皆さまに応答していただき、さらにわたしが応答するという形をとっています。ぜひあなたの考えを教えてください📰 論破でも言葉だけでもない 哲学者・永井玲衣さんが問う「対話」の形
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生放送中、ランジャタイ国崎さんがぬるっと入ってきてこわかった。「なんか入れちゃった」と言っていた。こわかった。大島さんは今日もシュッとしてパキッとしてた。かっこよかった。西川さんはやっぱりちょっと変だった。ぐっときた。みんな好き。 #おいでよ916
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わたしの生まれ育った「渋谷」という街についてエッセイを書きました。どこを歩いても、ひとりになれなくて、それでいてさみしくて、心細い街です。読んでね。 思い出せないことが絶えず思い出される街、渋谷
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Eテレで今夜23:00から。絵本「動物会議」をもとに、子どもや大人と3日間みっちり哲学対話をしました。戦争がやめられないこの世界で、対話って一体なんだろうということを対話したような気がします。高橋源一郎さんとも対談しました。再放送は22日0:00から、オンデマンド配信もあるそうです。観てね🐘
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NHK「ETV特集」公式
@nhk_Etoku
次回の #ETV特集 は… 子どもたちのために(マジ時々笑) 戦争をやめない人間たち。見かねた動物たちが「子どもたちのために」と立ち上がる。独の児童文学者ケストナーの絵本『動物会議』をみんなで読んで話し合ってみた…そうしたら…。出演ヨシタケシンスケほか 17(土)夜11時 #Eテレ  #君の声
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もっとちゃんとバラバラになりたい。だから、分かり合うことじゃなくて、分かり合おうとし合うことをつづけたい。居心地の悪い同調や共感、いたたまれない孤独、わかりやすい対立構図、集団ではない仕方で、他者とバラバラのまま共にありたい。でも、どうやって?
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12/6にCLPにて配信した「ガザで一体何が起きているかー民族浄化とはなにか」の出演者ハニンさんの言葉を文字にしました。 「わたしたちが殺されたり、民族浄化されているところに、声をあげてください。自分の心に働きかけてください。」 #パレスチナ民族浄化に反対する youtube.com/watch?v=QaxAlP
最後にわたしからお伝えしたいことは、パレスチナ人とは同じ人間であるー当たり前のことなんですけれどもーわたしたちにもみなさんと同じように名前があり、人生があり、夢があることを覚えていてほしいんです。

そのパレスチナ人がガザにいようが、西岸にいようが、世界中のどこにいようが、わたしたちも人間であって、自由なパレスチナを夢見ているだけなんです。

わたしたちは「Free Palestine」とデモで言っていますけれど、インタビューでも何回でも言ってますけれど、自由な国に帰りたいってだけなんです。わたしたちの家族が安全でいることを、人間として、最小限、みんながもっていなきゃいけないこと、それだけをいま求めていて、夢見ているんです。だから「Free Palestine」ってほんとうにそれだけのことなので、そのためにやっぱり闘ってほしいし、一緒に声をあげてほしい。

いま、一緒に声をあげてくれているひとたちに、すごくわたしは感謝しています。それは、100年前だろうが、75年前だろうが、昨日であろうが、この闘いに一緒に参加してくれることが大事なんです。昨日であっても、わたしはほんとうに感謝しています。わたしたちはやっぱりこういうことを止めてはいけないと思います。それが、わたしたちパレスチナ人にとって希望を与えてくれているんです。この希望というのは、パレスチナについての物語が変わっていく、プロパガンダがどんどん削がれていくのが見えてくる。それが本当にわたしたちに希望を渡してくれている。わたしたちのために、自由なパレスチナってものが見える。だから、そのために、止めないでください。やめないでください。
遠い話だと思わないでください。本を読んでください。映画を見てください。ドキュメンタリーを見てください。遠い話ではないんです。こういうことが日本に起こったとしたら、起こらないことを願っていますけど、あなたたちもこういうことがおきたら、やっぱり世界の誰かが一緒に闘ってくれる、一緒に声をあげてくれるのを願わないですか? わたしたちはそれを願っているだけです。お願いします。こうやってわたしたちが殺されたり、民族浄化されているところに、声をあげてください。自分の心に働きかけてください。もしなにかわからないことがあるんであれば、わたしに話しかけてください。メッセージしてくれたら、わたしは何でも話します。一緒に心を動かしましょう。その心が導いてくれるものがいっぱいあると思います。そして、また、日本の政治家、日本の政権に対してもちゃんとこれについて発言する。中立みたいな体制にいるんではなく、ちゃんと変化に立ち向かってもらいたい。変化してほしい。そのために、圧力をかけたい。みんなに圧力をかけてほしい。パレスチナと連帯するようにはたらきかけさせてほしいんです。平和とか言っているんではなく「解放」を求めてほしいんです。

そして最後に、このために集まってくれたコミュニティの人たち、この60日間、わたしの周りにいてくれる人たち、わたしに希望をくれています。
これからも、希望を、これからも自由なパレスチナを夢見る、それを実現するために、みんな集まってきてくれていることについて感謝しています。


ハニン・シアム(ガザ出身) 通訳:aiko
D2021✕CLP「ガザで一体何が起きているかー民族浄化とはなにか」
2023.12.6. Youtubeにて配信
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今日の哲学対話すっごく面白かった!「雑草をなぜ抜いてしまうのか」という素朴な問いから、雑草(とされる存在)とは何か、なぜ邪魔なものを取り除こうとしてしまうのか、嫌悪とは何かなど様々な方向に展開しました。なんていいテーマ。どうでもいいと思われていることから哲学が立ち上る瞬間がすき。
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