ラブライバーがたった3か月でアイマスに完全に乗り換えた理由
求めていた理想郷がそこにあった――――
こんにちか~、どうも、ぱるみです。
さて突然ですが、あなたがアイマスを知ったきっかけは何ですか?
古参Pの方は、アニメ一話から入った正統派の方もいれば、ニコニコの謎MADから入った猛者たちまで様々な方がいらっしゃると思います。
OTAHENやりんごを食べるんごから入ったなんて方もざらにいるそうな。
そんな様々な入口のあるアイマスですが、最近では昨年の12月に開催されたあの伝説のライブからPになったという方も多いのではないでしょうか。
皆さんご存じ、”異次元フェス”です。
そして例にもれず僕も当時はラブライバーとして東京ドームでペンライトを振っていました。
そんなライブが終わった後の僕のこちらのツイートをご覧ください。
すべてはここから始まった―――――
異次元フェスでの櫻木真乃の虹色Passion!で完全に心を掴まれてしまいました。
MCでの笑い方が真乃すぎるとラブライバーでの打ち上げでも話題に。
こんなツイートをしてしまった暁には、(その時期は双方でバリバリ異文化交流が行われていたこともあり)一瞬でシャニマスPの方に囲まれてしまいました。
リプなどでいろいろな角度からのおすすめをもらい、それをそのまんま全部履修していきました。バカ。
こうなってしまったらもう、沼に引きずり込まれるのは時間の問題です。
一瞬でアイマスの、ラブライブにはないような素晴らしさに惹かれ、最終的にはシャニマス6th大阪に現地参加するまでになってしまいました。
そのあまりにも綺麗な流れはこれを見ればすぐわかります。
まーじで5th、劇薬すぎだろ!!!!!!!
僕は最初、シャニのコミュにハマり感想を呟いていて、そこから今度はシャニ以外のブランドにも手を伸ばしていき、MOIWのライブBlu-rayの実況ツイートなどをしていました。今ではなぜかアイマスのツイッター界隈でちょっとした有名人になってしまって、いろんな人から監視されてるらしいです。なんか怖いです。
正直ここまでドハマりしてしまっている自分に自分で驚いています。過去、僕がラブライブにハマった時よりも圧倒的に速いスピードでハマっています。
また、アイマスにハマってみて、いろいろな面でラブライブとの空気感の違い、カルチャーショックもとても大きかったです。
そこで!
そこまでのエネルギーの原動力が果たしてどこから来ているのかを、文章にすることで整理したい!
ということで今回は「ラブライバーから見て、驚いたアイマスの文化の違いや魅力」をまとめて、なぜアイマスにここまで惹かれるのかを解明していこうと思います。
外から見たアイマスがどんな風に見えているのか、Pの皆さんにアイマスの良さを再発見してもらい、楽しんでいただけるよう書いていこうと思います。
それではよろしくお願いしますっす!
1、Pの圧倒的布教力
間違いなくこれが一番の原因。
さっきの「真乃気になります」ツイートを見ればわかる通り、どんどん多くのおすすめを貰い、あの頃はフォロワー4人とかだったのに人生で初めて100いいねをもらいましたね。
そのあとに自分でマシュマロを開設したのもアイマスのことをよく知れた大きな要因かもしれないです。
リプでは教えきれない&教えずらいような体系的な情報を、自分がちょうど欲しているタイミングで投げられて「需要と供給のバランス最高~~~~!!!」となっていました。
マジで返信できないものもあり申し訳なくて許してヒヤシンスなんですが、もちろん残らず全部見てます。
しかもそのおすすめの仕方の質が高い!分かりやすい!
シンデレラ総選挙の残した功績
噂に聞いたことしかないですが、シンデレラ総選挙というなんとも盛り上がりそうな企画があったそうな。
そして「その時に使った布教用画像です!」って言って担当アイドルのめちゃくちゃ見やすく深い紹介画像が送られてくるなど、「布教する環境がすでに整っている」ってのもあると思います。
なんでもそうですが、初心者ってある程度情報を絞らないと沼にハマりずらいと思うんです。
そういうときに一人のアイドルに絞って布教されたのはめちゃめちゃにクリティカルヒットでしたね。
そういったユーザーがプロデューサーっていう立ち位置であることが、ただの空気の存在(orあなたちゃん)であるラブライブ!とのユーザーの布教意欲の差を作ってると思います。
プロデュース活動が本業!人間生活は副業!のやばい人が多くて囲い込むのに躊躇がないのが凄い。褒めてますよ。
2、コンテンツ量の多さ
これまでに、僕の所には合計で何百個ものマシュマロが飛んできています。
そのぐらい、とにかくおすすめしたくなるようなコンテンツがたくさんある!
単純に歴史が深すぎますね。日本のアイドルコンテンツをずっと引っ張ってきただけあり、留年してる男性アイドルとか超絶酒飲みのアイドルとか幅広すぎるアイドルがたくさんいて飽きが来ないです。
特にsideMの功績はものすごいと思います。
男性アイドルと女性アイドルのファン層、ほとんどかぶってないと思うのに、Jupiterという架け橋を使ってそこを切り開いてちゃんと成功している。
そんな多様性を認めてくれるユーザーの柔軟性も温かいなと感じました。
今では学園アイドルマスターがあったり、すいちゃんがデレステに登場したり、新しい劇場が渋谷に誕生したり、予想できない展開が今後も続きそうで楽しみです。
ゲーム主体というコスパの良さ
ゲームならではのリアルタイムでの供給のしやすさというのもあるかもしれません。
皆さんご存じスクフェス2がただラブライブに泥を塗って一瞬で消えていったのは記憶に新しいですが、過去にあったスクスタ20章などなかなかラブライブはゲームに恵まれませんね… 氷河期、氷河期~
今ではリンクラもありますが、みんなやってるのはほぼ活動記録やWith×Meetsな気がします。スクステ?知らない子です…
まあでも供給という面ではラブライブの中でやっとまとまった量をゲームで出せるようになりました。その蓮がどんどん勢力を伸ばしてるのを見て、やっぱり供給しやすいゲームという媒体があったほうがとっつきやすい気がしています。
供給量なんて多ければ多いほどいいですからねえ。「追えきれなくて悲し
い」よりも「追い切れちゃって悲しい」のほうが何倍の悲しいですから。
ソシャゲは雑誌やアニメよりも明らかに情報の入手しやすさ、運営費用が違い過ぎます。
ラブライブとアイマスの大きな違いとして「雑誌」からか「アーケードゲーム」からかという違いがあると思います。
その違いから来る、ストーリーだけじゃなくゲーム作りの上手さがアイマスの強力な武器であるのは間違いないですね。
3、ライブの治安が良い!
先日開催されたシャニマス6th大阪公演に参加してきました。
その一度だけの感想になりますが、開演前、終演後含めて本当に居心地が良かった!
なによりも開演前に会場前で大音量で曲を流したり、2階席からペンライト投げる人が誰一人いなくて驚愕です。(これはラブライブがおかしい)
少なくとも終演後に発狂してUOで暴れまくってるオタクの一人や二人いると思ってた…
それに比べて開演の6時間前とかに来て名刺交換してプロデューサーごっこしてるの、冷静に考えて可愛すぎません?? おれもやりたいやりたいー!
ということで、「郷に入ってはYOUR/MY Love Letterに従え」ということわざもあるように、僕も「教えてください ──あなたの、名前を」をしてきました。
家虎コールやペンラで殴り合うのではなく、ちゃんと言葉で語り合えて嬉しかったですね。
まあ要するにKアリのバーで、夢色トレインをやるかド!ド!ド!ドンペリ!をやるかの違いです。
分かりやすいね!!
まだシャニの現場にしか行ったことはないですが、異次元フェスやブルーレイを見ている感じだと、ほかのブランドでも大体こんな感じなのかなと希望的観測をしています。
コールを欲しい時に欲しい分だけやってくれるような「秩序」が好きです。
独自の効率的なシステムが形成されている
運営面でも、物販も事前抽選という画期的な方法で長蛇の列を作ることもなく、入場も、その場で席が分かるんかい!という驚きはありましたが、スムーズでしたね。
あと、フラワースタンドを別の所で個別に並べておくの天才すぎん??
大阪城ホールだったからなんですかね? オーケストラやミュージカルを見に行った時に横目で見るお花のような、公演を彩るっていう本来の意味は薄れてる気はしますが、ある程度早く行けばゆっくりと立ち止まって写真が撮れて、イラストもちゃんと見られて良かったです。
こういうライブだったらそれが正解!
ついでにチケットの売り方の話ですが、CD抽選がないの本当に拍手喝采。
これまではそれが当たり前、むしろBlu-ray抽選じゃなくて良かったぐらいに思っていたので、むしろ「抽選するのに何も積まなくていいの? 最高じゃん!」という心境です。
友だちはユニット甲子園にシェキラ☆☆☆で20枚積んでました。僕は蓮で1枚だけ積んで落ちましたけどね!!!!!!!
アソビ先行にスタンディングオベーションを。
また、ライブでの演出がキャラではなくキャストを前面に出していると感じて、とても意外でした。"アイマス"のライブなのに。
もちろんキャラとキャストがリンクし2次元の世界を疑似体験できるような、なんとも不思議な、そして醍醐味でもあるこういうコンテンツ特有の感覚は、アイマスライブでもちゃんと感じられました。しかし、いわゆるシンクロダンスと呼ばれているような演出がありませんでしたね。折角シャニソンでMVがあるのに、ディスプレイにはほとんど、キャライラスト自体が出てきてなかったんですよね。
MOIWの時もディスプレイにはアイドルではなくキャストの名前が表示されてましたね。
セトリサイトにもキャスト名しか書いてないですね。
(というかこのセトリ、改めて火力が強すぎる。)
これはラブライブしか知らない僕には、「3次元でのパフォーマンスや曲自体のイメージを重要視してるんだな」と映りました。
個人的にはこっちのほうが好みです。
なぜなら僕は曲を聴くためにライブに来ている派だからです。
自分の好きな曲が好きな人たちと一緒に盛り上がって、それを共有したい!っていうモチベなので。
ラブライブでは公演の最初に立ち絵や名前が映し出されてメンバーカラーに合わせたペンラを振ったり、キャストのMCでは個別のコーレスがあったりと、どちらかというとライブでの歓声や盛り上がりが重要視されていると思います。
ラブライブ現地に参加しはじめの頃は、それで楽しめていました。というか、それが「ライブ」というものなのか。と無理やり自分を納得させていました。
ただ最近ではそういうどれだけ大きい声で、眩しいペンライトで目立てるかといった暴走族の成り損ないみたいな考え方に少し嫌気が差してきていました…
そこに現れた救世主がアイマスでした。
これまでのライブでの熱狂はそのまま、叫び声に邪魔されてSAN値を消費することなく曲に聴き入ることもできる!
ライブ現地っていいなあと改めて感じた瞬間でした。
ラブライブの治安が悪すぎるだけなのかも
これが「アイマスです」だったらなんか違くない?
ラブライブの治安の悪さが一般的な価値観として周知されているから、それが面白さを引き立ててるというか…
ラブライバー=変人の集まりという世間の印象は確実に正しいですし、僕も含めラブライバー友だちみんな変人です。否定する余地ないです。
ただ当たり前ですが、流石にルール、マナーの上でバカやってます。
UOの使用制限が有耶無耶になっていたり、度を越した奇声であったり、そういった行為をある程度許容しないとライブに参加できない、っていう状況になってしまっていること自体に、リアルライブとしての終わりを感じています。氷河期、氷河期~!(天丼)
シャニを見ている感じでは、アイマスはこういうオタクコンテンツの中ではとても優等生な立ち位置だと思いますね。
(完全な余談でした。)(ゆるゆりも好きです。)
最近のラブライブの風潮として「限界オタクになることこそが正義」みたいな押しつけがある気がします。「"狂う"が??」とか「息してない」とか「蒸発してる」とかそういった誇張表現(おもろいけど)だけじゃなくて、誰がどんな歌割でどの曲を歌ったかや、時には過去のライブを引用してそのライブを何度も噛みしめて味わうのが楽しいなって思ってしまうんです。
シャニ6thの後の感想漁ってる感じだと、理性的にライブを見ている人が多くて、終わってからでも長く楽しめて嬉しい。
4、界隈の居心地が快適
きらきらはここにあったよ。あさひ……
皆さんがプロデュース活動といいつついろんな興味深い、変なことやってて、なんというかPを信用できる。
先ほど触れた名刺交換文化も去ることながら、ニコマスとかいう古き良き文化が根付いてるため、MAD動画や考察など二次創作のクオリティ、ギャグセンが高いですよね。しかも発想がぶっ飛んでるものが多くて好きです。
そういえばラブライブの面白いMADって少ない気もしますね。
ライブの有料生配信や生放送で面白いコメントが流れてきたり、公式的にYoutubeで感想会をやっているのも「ニコニコで鍛えられてるな~」と思いますね。全然ニコニコ全盛期のこと知らないですけど。
特にそれが輝いてたのはこの企画だと思います。
ユアクマロボット凄すぎるて。
公式がやってる企画なのにクオリティがどれも高くてびっくりです。
コウメ太夫界隈かよってぐらい天才が多いですよね。
ラブライブでこんなことやったら多分そこまで盛り上がらないですよ。Pさんのバイタリティが高い。
またSHINYCORDや嘘シャニマス聖地のような、Discordを使ったある程度閉じたコミュニティーがあることで、よりシャニマスの理解や交流を深められる環境が整ってるなと感じました。
個人的に嘘シャニマス聖地は大発明だと思ってるんですよね。
ただのフォトモードを使ったものだと侮ること勿れ。
まず第一印象でなんか面白いし、ネタ切れがないから無限の可能性があるし、何より誰でも作りやすい。
みんなの撮った写真を見ていると、その写真を撮った理由が分かってアイドルの知らなかった魅力を再発見できて、無から有を創造している感じがして楽しいですね。
そして最終的には嘘シャニマスライブレポなんてものもあります。読んでいてずっと飽きないし、謎の才能だなあと尊敬してます。「嘘ラブライブ!フェス@東京ドーム」のライブレポ書きたい。
というようにコミュニティーの充実感が半端ないという話でした。
5、楽曲の良さ
これはラブライブと比較するのは無粋ですね。
どちらにも別ベクトルで違った良さがあります。
アイマス楽曲は本当に幅が広い!
アップテンポな電子音楽からバラードまで、アイマスの曲だけでもう一つの音楽の世界が作れるんじゃないかぐらい、すべてのジャンルを網羅しています。
いい意味でキャラソンっぽくない曲が多いので、あまりオタク文化に詳しくない人でも気軽に聞ける曲が多い気がしました。
しかもブランドごとにちゃんと住み分けがはっきりしている感覚があります。
その中でも僕は一番ラブライブに近い曲調なシャニマス曲にハマったというわけです。
あとは…TAKU INOUEが好きすぎる!!!!
ダンス・ダンス・ダンス、購入してから、いまでなお一生聞いてますからね。楽曲制作陣が豪華。ポピュラー音楽としての完成度が高い。
シャニすら知らない頃に買ったから気づかなかった
劇中歌、文脈という側面はもちろん、曲そのものが独立したストーリーを持っていることが多いですよね。デレ曲は特に。
曲だけ聞いても歌詞を楽しめるのは手軽ですよね。
アニメ見なくていいから、リア友とか、家族とか彼女とかに薦めやすい。
まとめ
ということで今現在知っている範囲ではありますが、ラブライブとの比較を通して、アイマスにしかない魅力について考えてみました。
アイマスはアイドルの教科書と言っていいほど、多様性にあふれたアイドルが存在していて、「ラブライブ!」のようなひとつの目標にとらわれない「自由」なアイドルが描かれていると思いました。
そしてそれがPの自由なプロデュース活動にもつながっているのかな? とも思いました。
また作品そのものだけでなく、それを好きなプロデューサーまで好きになれる。そんな雰囲気があたたかいなと感じました。
今回はメタ的な部分がメインでしたが、今度はちゃんとストーリーやアニメを他ブランドも見たうえでのコンセプトの比較とかも面白そうですね。というかそっちの方がやりたい。
これから、ほかにもどんなが魅力を発見していけるのか今から楽しみですね。それだったら早く初代アニマスを見ろ。
こんな最後まで読んでくださり、ありがとうございました…!!
ぜひツイッターやnoteのフォロー、スキの登録もよろしくお願いします!(定型文)
ではまた次回のnoteで~
(もちろんラブライブも全然大好きですし、どちらも全力で好き好きクラブになっていくぞー!)
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