事業内容 |
シオノ鋳工は京都府北部与謝野町で1830年から鋳造業を営んでいます。 「ものづくりのためのものづくり」と考え、水道管やエレベーター部品、建設重機等、社会のものづくりを支える鋳物製品を多品種小ロットに特化して製造しています。自動化された大規模な工場では対応が難しいとされる少量ながら製造難易度の高い鋳物の生産を、低不良率とキッチリ納期による高い信頼性をもって対応しています。
また、2023年春には新工場パーク「ZiP SQUARE」が完成し、現在はパーク内にて鋳物製造の次工程になる機械加工事業の稼働準備と自慢の社員食堂をアップグレードしたカフェの営業を行っています。
機械加工事業では大型の工作機械を複数台導入し、鋳物製造から機械加工までの一貫生産を目指しています。国内で一貫生産に対応できる鋳造業者は多くなく、鋳造業として大きくランクアップを果たすことでしょう。
カフェ事業は弊社の社内食堂からスタートしたものです。社員に向けて提供してきた社内厨房での手作り給食やスイーツを地域の皆様にも食べていただきたいという思いが、この春ついに実現しました。
シオノ鋳工のある京都府北部丹後地域は、現在若者の流出に歯止めが効かなくなっており、人口減少が著しいという深刻な問題があります。 シオノ鋳工では「若者が働きたいと思える企業がなく、理想の職を求めて都会へ出てしまう」ことを大きな要因と考えました。 そのため町の中心地の目立つ場所に新工場をつくり、やりがいをもって社員が働いていることを見てもらい、さらには地域の方々と関われる場所を作って地域貢献の活動を行なっていきます。そのようにして、まずは「地域の若者たちに丹後に良い会社がある」ことを知ってもらうところから始めようと考えております。 丹後が100年後も元気であり続けるために、シオノ鋳工は新しい挑戦をし続けます。 |