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武蔵大学に鈴木エイト氏の講演中止を求める申入書を送付
この度、武蔵大学にて2023年9月23日(土・祝)に行われる鈴木エイト氏の講演「カルトの政界工作 ~メディアの責任を問う~」の中止を求める申入書を高橋徳行学長宛てに送付いたしました(9月3日受取済)。
当会は、ヘイト発言を繰り返す鈴木エイト氏を大学という神聖な学びの場において講演させることは、さらなる人権侵害を助長する可能性があると考えます。
武蔵大学関係者におかれましては深甚なるご考慮と賢明なるご判断を切にお願い申し上げます。
以下に「申入書」全文を掲載します。
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申入書
武蔵大学
学長 高 橋 徳 行 様
第76回 公開講座「現代ニッポンの大問題」
ご担当者 様
はじめまして。
突然のお手紙を失礼いたします。
私は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)(以下、「家庭連合」といいます)の信者で、「全国
拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表を務めております後藤徹と申します。
当会は、家庭連合信者に対する拉致監禁、脱会強要という深刻な人権侵害の撲滅、及び被害者ケア等に取り組んでいる任意団体です。
(当会HP https://kidnapping.jp/)
私自身、1995年9月より12年5か月間(31歳~44歳)、都内のマンションなどに拉致監禁された被害者です。私に対する拉致監禁の加害者である家族、及び家族を教唆した脱会説得の専門家らに対して私が提訴した民事裁判において、平成27年9月29日、最高裁判所にて原告(私)の全面勝訴の高等裁判所判決(平成26年(ネ)第1143号)が確定し、被告らに対する私への総額2200万円の賠償命令が下されました。
ところで、貴学HPによると、貴学が主催する第76回公開講座「現代ニッポンの大問題」において9月23日(土・祝)に「カルトの政界工作 ~メディアの責任を問う~」と題し鈴木
エイト氏(以下、「エイト氏」という)の講座を予定しておられます。
( https://www.musashi.ac.jp/news/legn3e0000007xwr-att/legn3e0000007xzz.pdf )
当会は、エイト氏が貴学において講演することを非常に危惧しております。率直に申し上げましてエイト氏の講演を中止していただくことを強く要望いたします。
貴学におけるエイト氏の講演を中止すべきだとの意見は既に複数の有識者によって提起されています。
例えば、国際弁護士の中山達樹氏は、ご自身のブログ『川塵録』の本年8月16日付の記事において「反社会的ヘイト活動家の鈴木エイト氏を武蔵大学は起用すべきではない」と題し、貴学が主催するエイト氏の講演は、日本も批准している国際人権B規約20条2項で禁じられている「差別や敵意をもたらす宗教的憎悪の主張」(宗教ヘイト)になりうることを理由に、即刻、中止すべきと強く提言されています(別紙添付)。
(
https://blog.goo.ne.jp/05tatsu/e/adc5a34f9625ead43fe6ea80001f80ac )
ぜひ、ご一読ください。
中山弁護士も指摘するとおり、エイト氏は、とても中立・公平なジャーナリストといえるような人物ではなく、家庭連合に対するヘイト発言を繰り返してきた「反統一教会活動家」です。このような「活動家」を大学という神聖な学びの場において講演させることは、さらなる人権侵害を助長する可能性があり、極めて不適当と考えます。
そこで、当会は、鈴木エイト氏の講演の中止、取りやめを強く要請いたします。
どうか、深甚なる考慮の上に賢明なるご判断を下していただけますよう、切にお願い申し上げます。
なお、本申入書は当会HPなどで公開させていただくことがあります。悪しからずご了承ください。
以上
全国
拉致監禁・強制改宗被害者の会
代表 後
藤 徹