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今回もデート編です!

果たして銀の今回の相手はどなたでしょうか?

第四章 王国編
第168話

翌日。その日は昨日ほどではないにしろ、雪だった。



『あるじー! おっはーよーっ』


『主殿! おっはようございます!』


「おーう、おはよーう」



僕は元気よく挨拶してきた小型化したの藍月と伽月にテキトーに挨拶を返すと、ドサッと力尽きたかのようにソファーに横たわった。うつ伏せで。


───いやさ、誰が二人揃って初歩的なミスしてるだなんて思ったよ。


昨日帰ってから確認したところコイツらの頭の中では『意思疎通には念話スキルが必要、けれど自分には念話スキルが無い。ならば人化するまで意思疎通が出来ない』ということになっていたらしい。馬鹿過ぎて愚の骨頂と言っても過言ではない気がする。話を聞いた恭香でも頭を抱えてたぞ?


もしかしたら人化も......、と思った僕ではあったが、やはりレオンのように練習もそこそこに変身できる訳では無いようだ。二人とも今は念話ではなく声帯を変化させて喋ってはいるが、流石に人化までは至っていない。でもまぁ変身スキルを入手してから随分と時間も経ってるし、きっと時間の問題だろう。



と、僕が昨日の疲れでソファーで寝かけていると、遠くの方からみんなの足音が聞こえてきた。どうやら今日のお相手が決まったようである。



その足音はそのまま居間に設置されているこたつの方へと向かったが、約一名ほど、真っ直ぐ僕の横たわるソファーへと向かってくる足音があった。


彼女はそのまま僕の向かいのソファーに腰を下ろすと、なにやらこちらを見てニヤリと笑い始めた。やだ怖い。



僕は空間把握でもうその正体が分かっているし、こんな笑い方する奴というだけでもかなり選択肢は絞られてくるとは思うが、一応念のためソファーから顔を上げてそちらの方を見上げる。



───果たしてそこにいたのは、いつもと変わらぬ白衣を羽織ったマッドサイエンティストで、




「さぁ、久しぶりに(・・・・・)デートに行こうではないか」




隠しきれぬ喜びを顔に浮かべて、そんな事を言ってきた。





☆☆☆




僕は左腕に浦町を引っつけて町中を歩いていた。


やはり昨日と同様に微笑ましい視線が僕の体へを突き刺さり、「執行者だもんな」「そりゃハーレムに決まってるだろ」「明日はどんな女の子連れてんだろうな」なんて会話もチラホラ聞こえてくる。一体僕は世間一般にはどういう感じで知れ渡ってるんだろうか?



「ふふっ、まぁ元々そういう見解をされていた方がよほど君としてもヤリ(・・)やすいだろう?」


「おいちょっと待て、それどういう意味だ」


「この公の場で口にしてもいいのか......?」


「くっ......、ほんとに面倒くさい奴だよな、お前って」


「なぁに、それはお互い様だろう?」



とそんなことを話しながら二人で歩いていると、右前方になにやら大きな店が見えてきた。

少し気になってその店の前で立ち止まってみると......、



「......ほう、貴族御用達の服屋か」



浦町の呟いたとおり、どうやらここは貴族も御用達の服屋のようだ。確かに店の看板には『貴族から庶民まで、ありとあらゆる服を用意しております! この街一番の人気店!』と書いてある。道理で店の前に馬車やら騎士やらがいるわけだ。


───でもまぁ、浦町の事だし服なんて大して欲しくもないだろう。それに服にしても神の布を使えばいいわけだし......。


僕はそう考えると同時に、一ヶ月前にゼウスとロキからの報酬のことを思い出す。



『神の布製造機』


それに加えて彼女達に対する貸し一つだ。



どうやら交渉組は「今必要なものって言っても義手くらいだしね」と思ったらしく、義手を作ってくれと頼んだらしいが、さすがに二人でも創造神エウラスでさえ創造するのに長い年月をかけたブラッドメタルよりもさらに上位の金属(もの)を作るのはかなり時間がかかるらしい。

因みにゼウスとロキの意見としては、僕の戦闘に耐えられる義手なんてそれこそ神器くらいしかありえない、との事だった。


ということで、この先に仲間が増えても大丈夫なように、『神の布製造機』と『貸し一つ』という結果に落ち着いたらしい。



僕はそこまで考えて「不要だな」との結論に至り、さっさと歩き出そうとしたのだが、いきなり、ぐっ、と左腕が強めに引っ張られ、思わずたたらを踏む。


もちろんその原因は、先程からずっと左腕に抱きついてきていた浦町であって......、



「......どうした?」



僕は少し嫌な予感を感じながらも、浦町にそう尋ねるのだっが───果たしてその嫌な予感は、見事に的中した。



「君は......、確か白夜が新しい服を買った際、なにやらその服を着た白夜をいやらしい目つきで見ていたな?」


「いや、全然まったく」


「ならば私も新しい服を身につければ、アレと同様に君からいやらしい目つきで見て貰えるということ」


「万が一にもありえないな」


「よし! 私はこのデート、この服屋にて服選びを所望するぞ!」



浦町は僕の話など全く聞かず、僕の腕を引っ張って無理矢理にその店の中へと連れ込んでゆく。

いや、結構真面目な話、僕はあの時の白夜にいやらしい視線なんて向けてないし、浦町が服を変えてもさして何も変わらないと思う。せいぜい「おっ、可愛いんじゃね?」とでもいう程度だろうか?



「それだけでも行く価値があるだろう! 絶対にそう言わせてみせるから覚悟しておけっ!」



なにやら浦町のジェットエンジンが尚一層強くかかってしまったらしく、長年の付き合いである僕はこの状態の浦町はもう何があっても止まらないことくらい分かりきっていた。



「はぁ......、面倒くさいことになりそうだ」



僕はそう呟いて、仕方なく浦町の後を歩き始める。






───この時の僕はまだ知らない。『服屋』という存在は、必ず厄介事を抱え込んでいるのだ、と。






「「「「あっ」」」」




僕は浦町に腕を引っ張られながら、顔見知り三人に出会った。




───と言うか、その三人は王族だった。




☆☆☆




この国唯一の王妃、エミリー・フォン・エルメス。


第一王女、ルネア・フォン・エルメス。


第三王女、アメリア・フォン・エルメス。



───将来の義母さんと、義姉さん、そして義妹である。


歳下の義姉さんとかちょっと萌えるけど、まぁルネア様だし萌えるはずもないな、うん。


運良く浦町は周りが見えないほどに集中しているため、僕もそれに便乗して、気づいていませんよー、という感じでそのまま通り過ぎようとした。




───が、その面々は獲物を逃しはしなかった。




「あら! ギンさんじゃない、ご機嫌麗しゅう」


「ちょっと貴方! 私は絶対に認めないのよっ!」


「あーっ、しっこうしゃだー! おっはー」



───くっ、この国の王族はどうしてこう、誰も彼もが常識を持ってないんだ! あの貴族達程じゃなくともある程度プライドなりなんなり持っててもいいんじゃないですかね?


お近づきになりたいが為に来ていたのか、周囲にはどこかで見覚えのある貴族達が雁首を揃えており、半分ほどは快くお辞儀を、もう三分の一は目を見開いて固まっており、残りはこちらを滅茶苦茶睨みつけている。


だがしかし、流石にここまで目撃証言が揃っているのならば無視もできないだろう。


ということで、僕は軽く挨拶をして距離を置くことにした。



「どうもおはようございます。それでは僕はこれで。健闘を祈ります」


───服選びに健闘をもクソもないだろうけどなっ。



そう言うと───もちろん最後のセリフは口に出していないけれど、僕は浦町に引っ張られるままにそのまま店の奥へと進んでゆく。



よし、これで万事OK、オールグリーンだ。


プライドの高いあの睨んで来ていた貴族共からは尚一層反感を買うかもしれないが、他の少し頭の回る貴族たちならば僕の今の状況を見て察して許してくれるだろう。それだけこの国の良質な方の貴族は頭がいいはずだ。



───もちろん、王族は除くが。



「まてーーっ! わたしと遊べー、しっこうしゃ!」



いきなり後ろから飛びかかってきた幼女を、僕は咄嗟にベクトル変化で速度を落とし、柔らかーくキャッチする。もちろんその間、浦町には愚者の傀儡(マリオネット)にて止まってもらっている。流石にこちらを先に対処せねばマズイだろう。



(くっ......、やはり君は幼女を優先するのかッ!?)


(いや、この娘も一応王族なんだからさ。今日一日付き合ってやるんだから少し大人しくしててくれ)


(......今日は夜まで一緒にいるからな。覚悟しておけっ)



なにやら不穏な言葉が聞こえたが、どうやら浦町も納得してくれたようだ。僕は愚者の傀儡を解除すると、予想通り浦町は大人しくその場で待機していてくれている。ほんと助かります。



───それで、問題はこっちか。



「おおおっ、い、いまのなにーっ!? からだふわーって、ふわーって! ふわーってしたー! ねぇしっこうしゃもう一回!」



藍月以上に舌っ足らずの、前髪パイナップルの幼女。

間違いなく恭香よりも年齢が下......恐らくは五、六歳なのではないかと思う。

......これで王族だっていうんだから、きっとこの娘専属の教育係の人たちは大変な仕事をしているのだろう。


僕は心配そうな顔をして駆け寄ってきたメイド服の女の人にアメリア様をお返しすると、アメリア様は途端に暴れだした。



「やーーだっ! たすけてー、しっこうしゃーーっ!!」



侍女さんの手から逃れんばかりに暴れ出すアメリア様。


オロオロし始める侍女さん。


はぁ、とため息をつく良質な方の貴族たち。


小馬鹿にしたような悪質な方の貴族たち。


そしてオホホと笑いながらこちらへ進み出てくるエミリー様と、呆れたような顔のルネア様。



「ふふっ、アメリア。あまりギンさんを困らせてはいけませんよ。ギンさんにも用事が...」


「ならしっこうしゃー、わたしのものになれーっ!」



おーっと、次は幼女からの所有者宣言ですか? 思わず首を縦にふってしまいたくなりますね。


───だが、それをよしとしない王族もいるにはいるのだ。



「なぁっ!? ち、ちょっとアメリア!? いきなり何言ってるなのよ!?」


「王族はえらいのなのよー! って姉うえが言ってたー!」


「だぁぁぁぁぁっーー!! とにかくダメなものはダメなのよっ!」



そんなアメリア様とルネア様の言い争いを見ながら、僕はため息を一つこぼした───この人たちって王族なんだっけ、と。


僕のため息が聞こえてしまったのか、義母さんであられるエミリー様が微笑みながら近づいてきた。



「ふふっ、ギンさんは大して顔が整ってるわけでもないのに凄いですね」



───おい、喧嘩売ってんのかこの人。


そんなことを思ったがエミリー様はそんな内心を知ってか知らずか、そのまま話を続けた。



「何か特殊な何かを持っているわけでもなし、人より秀でた才能を持っているとも思えない。頭はとてもキレるようですが、恐らくは貴方より頭のいい方もザラにいるでしょう」



───そうなんだよなぁ。僕の主な才能としては、詐欺、体術、頭のキレの三つだけなんだけど、残念ながらそれらが全世界トップかと聞かれれば首を横にふらざるを得ない。詐欺に関してはトップクラスなんだろうけど。狡知神が認めてくれたし。


僕の心にクリーンヒットどころかクリティカルヒットの連続口撃を与えてくるエミリー様だったが、彼女の浮かべている微笑はどこまでも深く、優しかった。



「ですが、貴方には人を惹きつける何かがあります。この人と一緒に居たい、この人について行きたい。そんな風に人に思わせることの出来る才能───そうですね、人の上に立つ才能、『王の素質』でも言いましょうか」


「......王の、素質......ですか?」



予想外のその言葉に思わず聞き返してしまった僕ではあったが、僕にはその『王の素質』という言葉だけで理由が付いてしまうような現象に心当たりが多すぎた。



恭香


白夜


死神ちゃん


オリビア


レイシア


ネイル


ルーシィ


アーマー・ペンドラゴン


ベラミ


輝夜


レオン


エルグリット


マックス


アイギス


創造神エウラス


全能神ゼウス


狡知神ロキ


エルザ


暁穂


アルフレッド


バハムート


伽月


藍月


浦町と、黒髪の時代


獣王レックス


大悪魔メフィストフェレス


寵愛神エロース


神王ウラノス



その他にも沢山いるし、さらに言えば向こうでの僕のカウンセリングにもその影響はあったのだろうと思える。


僕の顔を見て満足げに微笑んだエミリー様は、最後にこう言って去っていった。




「貴方には才能はなくとも、仲間がいます。苦しい時は、仲間を頼るのも一つの手ですよ、ギン=クラッシュベル」




───何故か、その言葉は僕の心にしっかりと刻み込まれた。




☆☆☆




嵐が去り、浦町との買い物もなんとか乗り切り、今現在、僕達二人はたまたま見つけた丘の上にあったベンチに腰掛け、少し休憩をしていた。

ふと隣を見やればホクホク顔で買い物袋を胸に抱えている浦町の姿があり、まぁ、今日のデートも失敗ではなかったのだろうと思えた。


───けれど、僕は先程のエミリー様の言葉が未だに忘れられず、まるで呪いのように僕の心に確かな違和感を残しているように思える。



「仲間を頼れ......ねぇ?」



僕は再び隣の浦町へと視線を向けると、今度はしっかりと彼女と視線が重なった。

彼女のその瞳には、疑問や困惑、不安など、そんな感情が浮かんでいるように思えて、僕は少し笑ってしまう。



「悪い、少し心配かけたか?」


「......少しどころではない。私は君の助手、助手は君の心の支えにならねばならないのだ。だから....、その......」



浦町は最後の最後で言葉につまり、それを誤魔化すように、赤い顔を隠すように僕のそばまで寄ってきて、その頭を僕の肩へと押し付けた。




「君は、君の好きなようにすればいい。私たちの役目は、君を守り、支えて......、ずっと隣にいる事だ」




その言葉を聞いて、やはり僕は笑ってしまうのだ。


───なにせ、僕はこんなに嬉しいことを言われて、笑わずにいられるほど上手く出来ているわけじゃないからさ。



「ま、僕の隣に居たいならもう少し強くなってから言えよ、名ばかりの助手さん」


「ふふっ、やはり君は変わらないな。照れ隠しの時に限って酷いことを言う。私はそういうところが大好きだぞ」



やはり彼女には僕の言葉の裏が読めてしまうのだろう。


だからこそずっと僕の隣に立ってこれたし───きっとこれから先もずっと一緒に居るのだろう。



僕は顔を赤く染めた浦町を放置して一人立ち上がる。



「ほら、もう四時過ぎだ。冬は暗くなるのが早いんだからさっさと帰るぞ」


「あっ、いや。さ、さっきのもう一度言ってくれないものだろうか? さっきのは嬉しい台詞ランキング第一位に見事入賞したのだ......っておい! 私を置いていくなぁっ!!」




僕は背後から聞こえる浦町の声と、ザクザクという雪を踏みしめる音を聞きながら、先ほどのエミリー様の言葉を思い出す。



『貴方には才能はなくとも、仲間がいます。苦しい時は、仲間を頼るのも一つの手ですよ、ギン=クラッシュベル』



確かに僕は久瀬のように主人公じみた性格では無いし、穂花のように天を味方につける才能もなければ、ゼロのように圧倒的な戦闘の才能もないし、白夜や浦町、エルグリットのような神童でも無い。


仲間を守るには強さが必要で、強さを得るには努力が必要で、努力でも足りない時は───なによりも才能がいる。



けれど生憎と、僕の内には強力無比なユニークスキルも、他人には使えない最強の神器も眠っているんだ。生まれつき才能はなくとも、生まれてから得たものは沢山ある。



───だから僕は、アイツらに助けられる側じゃなく、助ける側に居たいのだ。



足掻いて、もがいて、必死に強くなるために努力して、たくさん血も汗も流して、誰がどう考えても限界だと、そう断言できるまで上り詰めて。



僕が持つ全てを限界まで用いても打ち破ることの出来ない壁が現れたのなら、僕は堂々と、胸を張ってアイツらに頼ることが出来るだろう。



まぁ、そんなことを言ったところで僕の事だ。



何かの拍子に、「ジャム取ってー」とか「面倒くさいからあと任せた」とか。そう言ってアイツらに何かを頼む日が、遠くない未来に来るのだろう。


けれどそれは『信頼』じゃない、それを『頼る』とは言えない。言うならば『押し付ける』だ。



───だからさ、エミリー様。僕が彼女らを頼る時が来たとすれば、それは僕が、彼女らを守る努力を最大限し終えた後だ。



僕はそうして、空を見上げる。



こじつけだと鼻で笑われるだろうか?


自己犠牲だと言われるだろうか?


自己満足だと罵られるだろうか?


自分勝手だと怒られるだろうか?



僕はそこまで考えたところで、現状を打破するのに丁度いい言葉を見つけてしまい、ふっと笑ってしまった。



「やっぱり仕方ないな。僕って傲慢だし」



───なにより、これが僕だ。



僕はそう言って、後ろを振り返る。


そこには頬を膨らませた僕の助手さんが立っていて。



───僕はやっと、自分の答えを見いだせた気がした。


浦町もアメリアちゃんも可愛いですねぇ。自分で書いててほっこりしてしまいました。

第一王女ルネアはこの作品の中では珍しい『ツンデレ』っぽく仕上げてますが、どうでしょう?


次回! 仲間を助けるのを優先すると宣言したギンの前に、彼の人生史上最大の危機が!? 果たしてギンは無事生還できるのか!? ※次回はノンシリアスです


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