渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

マシン制御

2024年03月13日 | open



定×2の速度で旋回中、フロント
大暴れ。よくあるやつ。
ギャップ踏みなどではない、例

の挙動。二輪知ってる奴はすぐ
に判るやつ。ある特定条件でた
まに発生する。ステムとシャシ
の問題。


フロント荷重を抜いて瞬時に
対処開始。


フロントステアがかなり暴れて
いる。



コントロールするためにさら
に前を抜く。



マシンの暴れとラインのずれを
どう
補正するか読んでいるとこ
ろ。かなり横跳びした。



ここで更にリヤに加重してリア
タイヤを潰してフロントサスを
伸ばし、フロント荷重を
抜いて
いる。サーキットなどでは多く
のライダーは、ウイリーまでは
いかない軽くフロントアップさ
せたりすることでこの暴れに対
処することを励行している。



クリアして切り返して通過。
これらのことを0.7秒くらいの間に
すべて瞬時に判断して的確な行動
を実行に移す。



これが何を意味するのか。
私の年代の乗れるライダーは同
挙動が発生したならば日常的に
やっている事である。誰もがや
っている。乗れてる連中は。
ただ、それを人には教えないだ
けのことだ。
上述対処の内実の類型は、自己
制御による人為的なトラクショ
ンコントロールに関することに
あたる。
解る者には解り、判らない者に

は分かる事さえもなく、解るに
は決して至らない。
ひとつの二輪に関する乗り方の
類なので、心根の薄汚い脳内妄
想族とは無縁の事項だ。


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