ホーム > 新型コロナウイルス感染症について > 市民の皆さまへ(新型コロナ関係) > 「セルフケア」と「上手な医療のかかり方」について
ここから本文です。
更新日:2024年2月1日
新型コロナウイルス感染症は発熱、のどの痛み、咳、だるさなどの症状が発生するものの、多くの方は2~4日程度で軽快するため、しっかりと水分や栄養をとり、市販の解熱鎮痛剤などを活用することで自宅等での療養が可能な疾病となりました。それに伴い、体調不良時に自分自身や家庭でできることを考えるきっかけとして、このページでは「セルフケア」と「上手な医療のかかり方」についてご紹介します。
これらの考え方はみなさんが安心して医療機関を受診できる体制維持にもつながります。
いずれの考え方も医療機関にかからないようにすることを目的とするものではありません。「セルフケア」や「上手な医療のかかり方」を心がけながらも、受診が必要と感じた場合は迷わず医療機関にかかるようにしましょう。
目次
急な発熱などで外出ができないといった事態に対応するために、手軽に食べられる食料や常備薬を用意しておきましょう。必要なものを確認し1週間分を目安として準備しておくと安心です。
| 食料 | 常備薬 | 日用品 |
|---|---|---|
|
|
|
常備薬とは体調不良になった時のために家庭に備えておく市販薬です。市販薬はドラッグストアなどで処方箋なしに買うことができるため、軽度の不調を感じた場合の対処として活用が可能です。市販薬は症状を緩和する対症療法の薬が多いため、指定された期間服用しても症状がよくならない場合は医療機関を受診しましょう。市販薬の選び方については下記のページを参考にしてください。
発熱時には水分と栄養を取ることを心がけましょう。身体を温めて普段より長めに睡眠をとることも免疫力向上や体力回復には効果的です。また、医療機関を受診した場合には医師の指示を守って食事や服薬を行ってください。
新型コロナウイルス感染症にり患した際の対応については下記のリーフレットを参考にしてください。
体調不良になった場合は慌てずに自分の症状を把握し、自宅での療養で様子をみるか、医療機関を受診するかを判断しましょう。
医療機関を受診する場合は、スムーズな診察のために自分の症状を医師へ説明できるようにしましょう。体温の測定や、「いつから・どこが・どのように」不調かを事前に確認しておくとよいでしょう。また、持病や服薬中の薬がある場合はおくすり手帳を持参し医師や薬剤師へ相談しましょう。
実際に体調が悪くなってから受診できる医療機関を探すというのは大変です。あらかじめ自宅近くの医療機関の診療時間・診療内容・連絡先や予約方法について確認しておきましょう。
近くの医療機関を調べる際は下記のような医療機関検索のホームページなどをご活用ください。
軽度な症状など、市販薬で対処が可能な場合はお近くのドラッグストア等で、薬剤師や登録販売者に相談しましょう。症状にあった医薬品を選ぶ手伝いや、有効成分・効能・服用方法・副作用・使用上の注意などについての説明を受けることができます。
医療機関にかかる必要があると感じた場合、自分の健康について相談できるかかりつけ医に相談しましょう。日ごろから発熱等の体調不良となったときの受診の方法、持病がある方は療養上の留意点、診療時間外の対応方法などを相談しておくとよいでしょう。
普段は医療機関に行く機会が少ない人も、健康診断や予防接種などの機会に身近な医療機関に行くことでかかりつけ医を見つけるきっかけになります。
急に具合が悪くなったときなど、119番に電話した方が良いのか、様子を見た方がよいのか、判断に困ったら「♯7119(救急安心センターさっぽろ)」へ相談しましょう。「♯7119」では24時間365日、市民からの救急医療相談に看護師が対応してくれます。症状について詳しくお聞きする必要がありますので、ご本人かご本人の側で症状を確認できる方からお電話ください。
セルフケアと上手な医療のかかり方の普及啓発の一環として啓発ポスターとチラシを作成いたしました。各施設等に掲示していただくなど、ご活用いただきますようお願いいたします。
| ポスター | チラシ |
|---|---|
|
|
|
関連リンク
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.