◇必要なのはまずお金
おはようございます。
早速ですが、寄稿記事が公開されておりますので、まだお読みになっていない方はどうぞ。
こちらから→保護活動を愛する儲からない人たちは、何を求めているのか
実はこの記事、冒頭から間違っております。f(^_^;
「シャムミックスのメス猫で、一緒に暮らしてかれこれ1年だ」となっておりますが、2年の間違いなんですよ。原稿を出しちゃってから、間違いに気がつきましたw
つまり、うちのお猫様は膝に乗ったり、一緒に寝てくれるようになるまで2年近くかかったということです。
大人の保護猫ですからね。気難しくて、最初っからゴロニャン猫ではありませんでした。
おはようございます。
早速ですが、寄稿記事が公開されておりますので、まだお読みになっていない方はどうぞ。
こちらから→保護活動を愛する儲からない人たちは、何を求めているのか
実はこの記事、冒頭から間違っております。f(^_^;
「シャムミックスのメス猫で、一緒に暮らしてかれこれ1年だ」となっておりますが、2年の間違いなんですよ。原稿を出しちゃってから、間違いに気がつきましたw
つまり、うちのお猫様は膝に乗ったり、一緒に寝てくれるようになるまで2年近くかかったということです。
大人の保護猫ですからね。気難しくて、最初っからゴロニャン猫ではありませんでした。
うちに来て最初の数ヶ月は、人間とはほとんど没交渉。
生活リズムも合わなくて、朝の4時から泣き喚くので人間は寝不足になりました。
新しい環境に戸惑っていたためか、最初の2ヶ月は毎日下痢。
過去に人間に捨てられたトラウマがあるようで、キャリーに入れて外に連れ出すと怯えて脱糞。車に乗せると嘔吐。
最初は「なんでこんな飼いにくい子を引き取ってしまったのか」って、ちょっと後悔しましたね...。
でも、ま。「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」じゃないですけど、「猫にも添うてみよう」と覚悟を決めまして、ゆっくりゆっくり距離を縮めていきました。
下痢をしなくなるまでに2ヶ月。ヘソ天で寝るようになるまで半年。車に乗せても吐かなくなるまで1年かかりました。
今ではすっかり「ウチの子」になりまして、お腹をさすさすしても肉球ぷにぷにしても、寝てる脇腹に顔を埋めても怒らないし(やりすぎると猫パンチ飛んできますが)、人間の寝る時間に一緒に寝て、人間が起きる時間に一緒に起きてって生活になりました。
「子猫の遊び相手は無理」と思って迎えた大人の猫でしたが、大人は大人で大変でしたねw
猫は放し飼いが当たり前だった昔は、こんなに大変なことにはならなかったんだと思います。
だけど今の時代、猫は室内で大事に飼うのが基本ですからね。
人間と猫の距離が近くなった結果、猫を飼うのは大変になったけれど、保護するのも大変になりました。
だから、その大変さをものともせず猫の保護活動に人生を捧げている人たちは、猫への愛情と動物愛護の思想性が半端なく強い人たちなんですよね。
動物愛護に限らないけれど、あまりに思想性の強い人とは、正直言って付き合いにくいものです。
私は、もし今後また野良猫をうっかり保護することになったら、「次は全部ひとりでやろう」って決めてます。愛護活動をされている方と関わるのは、もう懲り懲りだから。
動物愛護に必要なのは、まずお金です。1にも2にも3にもお金。
潤沢な資金さえあれば、いくらでも猫たちに必要な医療と環境が整えられる。
それはそうですよね。けれど、お金は無限にわいてきません。
限られた予算と労力の中で最善の活動をしようとすれば、猫にのめり込みすぎないフラットな気持ちが必要なのではないでしょうか。
記事中に書いた動物病院の先生は、「猫を愛してやまない」人ではありません。
「リタイヤ後の人生を、社会貢献に費やして意味あるものにしたい」とお考えでした。つまり、あくまで「ご自身の人生の充実」のために活動をしていらっしゃる。
だから、にこやかでありながら、猫に対しては実に淡々としておられました。結果的に、その淡白さが多くの猫と困っている人間を救っているのです。
色々と考えさせられますね。
生活リズムも合わなくて、朝の4時から泣き喚くので人間は寝不足になりました。
新しい環境に戸惑っていたためか、最初の2ヶ月は毎日下痢。
過去に人間に捨てられたトラウマがあるようで、キャリーに入れて外に連れ出すと怯えて脱糞。車に乗せると嘔吐。
最初は「なんでこんな飼いにくい子を引き取ってしまったのか」って、ちょっと後悔しましたね...。
でも、ま。「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」じゃないですけど、「猫にも添うてみよう」と覚悟を決めまして、ゆっくりゆっくり距離を縮めていきました。
下痢をしなくなるまでに2ヶ月。ヘソ天で寝るようになるまで半年。車に乗せても吐かなくなるまで1年かかりました。
今ではすっかり「ウチの子」になりまして、お腹をさすさすしても肉球ぷにぷにしても、寝てる脇腹に顔を埋めても怒らないし(やりすぎると猫パンチ飛んできますが)、人間の寝る時間に一緒に寝て、人間が起きる時間に一緒に起きてって生活になりました。
「子猫の遊び相手は無理」と思って迎えた大人の猫でしたが、大人は大人で大変でしたねw
猫は放し飼いが当たり前だった昔は、こんなに大変なことにはならなかったんだと思います。
だけど今の時代、猫は室内で大事に飼うのが基本ですからね。
人間と猫の距離が近くなった結果、猫を飼うのは大変になったけれど、保護するのも大変になりました。
だから、その大変さをものともせず猫の保護活動に人生を捧げている人たちは、猫への愛情と動物愛護の思想性が半端なく強い人たちなんですよね。
動物愛護に限らないけれど、あまりに思想性の強い人とは、正直言って付き合いにくいものです。
私は、もし今後また野良猫をうっかり保護することになったら、「次は全部ひとりでやろう」って決めてます。愛護活動をされている方と関わるのは、もう懲り懲りだから。
動物愛護に必要なのは、まずお金です。1にも2にも3にもお金。
潤沢な資金さえあれば、いくらでも猫たちに必要な医療と環境が整えられる。
それはそうですよね。けれど、お金は無限にわいてきません。
限られた予算と労力の中で最善の活動をしようとすれば、猫にのめり込みすぎないフラットな気持ちが必要なのではないでしょうか。
記事中に書いた動物病院の先生は、「猫を愛してやまない」人ではありません。
「リタイヤ後の人生を、社会貢献に費やして意味あるものにしたい」とお考えでした。つまり、あくまで「ご自身の人生の充実」のために活動をしていらっしゃる。
だから、にこやかでありながら、猫に対しては実に淡々としておられました。結果的に、その淡白さが多くの猫と困っている人間を救っているのです。
色々と考えさせられますね。