起こりうる巨大地震被害の推計
東日本大震災からきょうで13年。被害を減らすためには早期避難の呼びかけが重要ですが、そのカギとなるのが「北海道・三陸沖後発地震注意情報」です。
番組MCの先川栄蔵さんと小野寺紀帆アナウンサ―が紹介します。
東日本大震災の教訓を踏まえ、国は最新の科学的知見に基づいた最大クラスの地震や津波を想定して、「日本海溝」「千島海溝」と呼ばれる、海のプレートと陸のプレートの境界付近の海底で今後起こりうる巨大地震の被害を推計しています。
そこで想定された震源域=巨大地震の発生が予想されるエリアが、岩手県から北海道襟裳岬にかけての「日本海溝モデル」と、襟裳岬から東側にかけての「千島海溝モデル」の2つです。
どちらも地震の規模はマグニチュード9以上と、東日本大震災を上回る規模の巨大地震を想定しています。

市町村別の最大震度と津波の高さは?
この地震が発生すると特に震源が青森県に近い日本海溝モデルの場合、県内では
八戸市や六ケ所村など県東部・太平洋側では最大で震度6強という、県内でこれまで経験したことのない非常に強い揺れに襲われる可能性があります。
