『ぽかぽか』で毎日歌っているあのイケメンたち! 全員30歳オーバーの6人組、”雑草魂”を胸に
昭和歌謡を令和にリバイバルさせたパフォーマンスで注目を集めるボーカルグループ『SHOW-WA』を直撃! 秋元康プロデュースの新グループを大解剖します。
’23年7月25日にSHOW-WAを結成してから、約半年が経つ。3000人以上が応募したオーディションを勝ち抜いて選ばれた6人だが、そのうち4人は音楽活動に関してほぼ未経験。オーディション中からメンバーを引っ張っていたのは、音楽活動経験者の向山と塩田だったという。
山本「最初は何も分からなかったので、食事も喉を通らないくらい緊張していて。向山と塩田の2人には本当に助けてもらいました」
寺田「オーディションの強化合宿中は、目の前のことに必死で眠れないし食べられない。誰が受かるのか、何人受かるのかも分からない状態でしたね」
向山「最初は簡単な手振りやステップから練習を始めて、みんなすごく必死に練習してくれました。今、テレビでパフォーマンスをお見せできていることがうれしいです」
青山「僕は今もよく分かってないですけどね…」
井筒「さすがに、ちょっとは分かりましょう!(笑)」
塩田「青山さんは、ちょっとできないところが可愛いってファンの皆さんに言われてるから、成長しなくてもいいかもしれない(笑)」
ファンへのおもてなしを何よりも大切に
平日はテレビ番組『ぽかぽか』での生歌唱、土日は全国各地でイオンモールツアーを開催しているため、メンバーは常に一緒の時間を過ごしている。
向山「これだけ毎日歌わせていただいているので、メンバー同士がお互いに『この人をこう見せたいから、自分はこう動こう』という意識が芽生えてきたように思います。6人で毎日反省会をしているので、少しずつではありますが、グループとしても成長できているんじゃないかなって」
寺田「テレビで初めて見てくださった人の素直な反応を、SNSで見たりもします。最初は『まだまだだな』という意見をいただくことが多かったですが、最近はあたたかい声も増えて。一生懸命さが伝わっているんだという嬉しさが湧きますし、僕たち自身のやる気にも直結していますね」
塩田「みんなエゴサしてますので(笑)。泥臭くやっているからこそ、どういう反応がくるんだろう?って気になるんです」
井筒「『ぽかぽか』の生観覧でお台場に集まってくださる方も、寒いなか駆けつけてくださっているので、身が引き締まります。もっともっとスキルアップしていかなくてはいけないなと」

年内の目標は「レコ大と紅白」だと意気込み、ガムシャラに突き進んでいきたいという彼らには、自分たちを奮い立たせてくれる秋元康氏からの言葉がある。
山本「『今まで売れなかった、ツイてなかった経験こそ、ラーメン屋さんの雨ざらしの暖簾のように、味が出てくる』と。この言葉は、今まで僕たちがやってきたことにも意味があるんだと思わせてくれます」
塩田「SHOW-WAは全員が30歳を超えていますが、何歳からでも挑戦できる。それは芸能界に限らず、どんな世界でも言えることだと思います。見てくださるみなさんに、歌とダンスを通して、夢を諦めない素晴らしさをお伝えしたいです!」
青山「ひと言で言うと、『雑草魂』です。どれだけ打ちのめされても這い上がる情熱を感じてもらえたらうれしいです」
寺田「経歴はバラバラな僕たちが、一つのグループとして頑張っていく姿を見ていただけたら。おもてなしを何よりも大切にしている6人なので、好きになってくださったみなさんには絶対に損はさせません。その気持ちを胸に、これからも頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」

撮影:瀬津貴裕