漫画家の鳥山明さん死去、68歳 「ドラゴンボール」
「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」などの作品で知られる漫画家の鳥山明(とりやま・あきら)さんが3月1日、急性硬膜下血腫のため死去した。68歳だった。告別式は近親者で行った。
集英社が8日明らかにした。愛知県出身。1978年に「週刊少年ジャンプ」掲載の「ワンダーアイランド」でデビューした。80年に連載が始まった「Dr.スランプ」がアニメ化されて人気を博し、82年に同作品で小学館漫画賞を受賞した。
代表作「ドラゴンボール」は84年に連載開始。累計2億部超を発行し、海外でも訳されて世界中で多くのファンを獲得した。2013年にフランス・アングレーム国際漫画祭で「40周年特別賞」を受けた。
大ヒットしたゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインも手掛けた。作品は日本のソフトパワー発信に貢献し、後進の漫画家やクリエーターにも大きな影響を与えた。
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(更新)- 天野彬電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員貴重な体験談
鳥山先生の様々な作品に触れてきましたが、特に「ドラゴンボール」「ドラゴンクエスト」直撃世代だったので、、、突然の訃報に驚き、そして残念でなりません。 代表作「ドラゴンボール」は世界中で累計2.6億部を超えており、アニメは世界80以上の国で放映されて人気を博しました。マンガ、アニメ、そしてゲームのキャラクターデザイン…と横断的に才能を発揮された、まさにメディアミックス時代のクリエイター/アーティストであったのだと思います。 マンガの世界はもちろん、ファッションや音楽、スポーツなど様々な領域に後続世代のファンがいるのは、類まれなる創造的なレガシーに他ならないと感じます。ご冥福をお祈り申し上げます。
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