Q)ワクチンのデメリットを記述した論文にワクチン政策を肯定する記述(政策肯定記述)が見受けられますが、これらの論文は裁判で使用できますか?
cont.o.oo7.jp/51_3/p479-521.
A)そのままでの使用は難いでしょう。使用する場合には、政策肯定記述を否定する主張や証拠を同時に提示する事が望まれます。
政策肯定記述を無視して自身の都合の良い部分だけを抽出する方策は直ぐに見透かされます。これは政府や製薬会社の主張のサポート材料になりますので、政府等に有利に働く力学が作用するでしょう。
これは、あたかも薬害訴訟を予め想定したマニュアルが製薬会社から査読者に提供されているかのように見えます。
また、ワクチンの優位性を示す論文等はワクチンの危険性を示す論文等よりも多いでしょうから、数の勝負では太刀打ちできず、数ではなく質が問われる事になるでしょう。
政府等は以下のような事項を根拠に自身の行為の正当性(適法性)を主張し、裁判所もこれを肯定します。
未知のウイルス
前例のない異常事態「パンデミック」
国家の存亡の危機
緊急事態宣言
複数の専門家による正しい検証
ワクチン政策の適切な機能
被害の最小化
メリットがリスクを上回る
因果関係不明
害は小さい
確率は小さい
優位性を示す論文
当時の技術常識にないメカニズム
専門家に/政府に従っただけ
当時は知らなかった
当時は仕方なかった
etc.
これらの主張と止まることのないゴールポストとが我々の真の敵であり、これに打ち勝たなければワクチン政策は止まりません。
Twitter上で論文に対しては論文でと言うコメントを見かけますが、我々が最終的に争うべき相手は論文ではなく政府や製薬会社であり、その場所はTwitterではなく裁判所である事を忘れてはいけません。
Twitter上で繰り広げられている現在のやり取りは、双方の視点で、知識のある方が一般の方に誤った知識が拡散する事を防ぐ攻防戦です。これは、裁判で使用される論文の厳選過程なのかもしれません。
論文等に法的な拘束力はありません。論文等は飽くまで我々のロジック(主張)を裏付ける1つの選択物に過ぎず、ロジックそのものを構成するものでもありません。
そのため、我々は論文等が出たから政府やワクチン等は終わった等の安直な考え方は捨てて、しっかりとしたロジックをそれに付加しなければなりません。
法的、倫理的、道徳的なロジックを用いて論文等を捉えて説明する事で初めてそれに効力が付与されるのです。そして、その効力が発揮される場所は裁判所以外にはありません。
我々に必要な道具は、政府や製薬会社に最後まで抗い続ける事ができ、最後まで彼らを逃さない「科学に裏付けられた法的、倫理的、道徳的なロジック」です。
これは、論文や専門家の意見等を根拠にした政府等の政策判断は誤りであり理由がない事を、確固たる証拠を以て裁判で最後まで争い抜く力です。
京都大学の福島名誉教授が提示した論文群で政府等に勝てるのか、と言う疑問があります。
ワクチン忌避者を増やすと言う観点、社会の意識を変えると言う観点では非常に良い戦略であると期待されます。
しかし、コロナワクチンに関する論文等はいずれもワクチン政策後のものです。また、論文等には法的拘束力はなく、政府や専門家が必ず読まなければならない代物でもありません。したがって、全ての論文等について「当時は知らなかった」が通じます。
また、列挙された論文には政策肯定記述が含まれています。つまり、ワクチンは危険であると主張しながらも、その一方でワクチンに利益がある事を自認し支持しているのです。
したがって、論文の記載を精査し、優れたロジックを順序立てて構築しない限り、政府等の行為は否定されず、勝てないでしょう。
mRNAの技術分野は多岐に亘る上にその技術水準はいずれの分野でも極めて高いです。
裁判を提起した原告はその中でmRNAの知識に乏しい裁判官を教育する必要がありますが、裁判官がその知識を短期間で知得する事は困難であり、裁判開始早々にドロップアウトし、御用学者の知識を拝借する事になりそうです。
どのようなロジックを用いれば政府等の無敵理論を崩せるのだろうか。これが我々に与えられた難題です。おぞましい事です。
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