BSスペシャル
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「市民が見た戦乱のガザ〜イスラエル編〜」
初回放送日: 2024年3月7日
初回放送日2024年3月7日 (木)市民が撮影した自撮り映像でイスラエルとハマスの戦乱を伝えるシリーズ。今回は、世界から虐殺と批判されるイスラエルに暮らす市民の視点で揺れ動く人々の心情を伝える。 市民が撮影した自撮り映像でイスラエルとハマスの戦乱を伝えるシリーズ。今回はイスラエルの市民の視点で描く。ガザ地区で2万人を超える死者を出し、世界から虐殺だと批判を浴びるイスラエル。政府への反対デモが頻発するなど、国内の世論も一枚岩ではない。両親をハマスに殺害されながらも反戦運動に立ち上がった男性や、パレスチナ人との対話を始めた元イスラエル軍兵士など、戦乱に揺れる市民たちの姿を描く。
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ソビエトハイウェイ ルート1 カザフスタン・ジョージア
初回放送日: 2024年3月7日
初回放送日2024年3月7日 (木)旧ソ連の国々を巡る、シリーズ・ソビエトハイウェイ。第一回は、カザフスタンとジョージア。目にしたのは、核実験や自然改造というソ連の爪痕。そして、ロシアへの憎しみ… 旧ソ連の国々の知られざる過去と、混沌の今を見つめる、シリーズ・ソビエトハイウェイ。第一回、カザフスタンで目にしたのは、ソ連による核実験と自然改造計画が生み出した悲劇の痕、そして未来都市さながらの首都。2カ国目のジョージアで出会ったのは、ロシアへの憎しみを募らせる人々。そこには、ソ連時代に始まり、現在まで続く侵略の歴史があった。一方、廃墟となったソ連時代の保養施設でひっそりと暮らしていたのは…。
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ジャパニーズ・ドリーム 〜ネパール人留学生たちの日本〜
初回放送日: 2024年2月29日
初回放送日2024年2月29日 (木)急増するネパール人留学生。学業とバイトに追われながら、日本で就職し定住する夢を抱く。人手不足の日本を底辺から支える存在にもなっている若者たちの葛藤の日々に密着。 近年急増し中国に次ぐ規模となったネパールからの留学生。産業の乏しい祖国を離れ、将来日本に定住したいと、寝る間を惜しみ学業と仕事をかけ持ちする。バイト先は清掃業や運送業など多岐に渡り、人手不足の日本を底辺から支える。苦労の末大学進学を果たす者。週28時間の就労制限をオーバーしてビザを止められる者。学業を終え就職したものの日本で妻子を養う困難に直面する者。夢と現実に引き裂かれて生きる若者たちに長期密着
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それでも声を上げ続ける 〜香港 記者たちの闘い2024〜
初回放送日: 2024年2月29日
初回放送日2024年2月29日 (木)中国の影響力が高まり、言論統制が厳しさを増す香港。それでも声を上げ続ける記者がいる。「報道の自由」を守ろうと奮闘する、リンゴ日報元記者たちの闘いの3年を記録した 5年前、“自由と民主”を求め、市民の大規模デモが続いていた香港。しかし、反政府的な動きを取り締まる国家安全維持法が施行され、社会は一変した。中国に批判的な論調で知られた「リンゴ日報」など民主派の新聞は次々と発行停止に。それでも声を上げ続ける人たちがいる。リンゴ日報の元記者やネットメディアの名物記者だ。言論統制が厳しさを増す香港で「報道の自由」を守ろうとする記者に密着、その闘いと葛藤の3年を記録した
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「ウクライナ 戦場のシェフ」
初回放送日: 2024年2月25日
初回放送日2024年2月25日 (日)劣勢のウクライナ軍の兵士を料理で支えるシェフがいる。食卓に並ぶのは、高級レストランと見紛うフルコース。飲まず食わずで戦う男たちはここで生き返り、再び戦場へ戻る。 軍隊は胃袋で動く。このナポレオンの言葉を実践するのは、シェフのジェニャ・ミハイレンコさん。本職は、キーウで、人気レストランを経営するウクライナの有名シェフだ。ロシアとの戦いが始まってから、40人の料理人を率い、ウクライナ兵士においしく栄養豊富な料理を提供する活動を続けている。開戦から2年、世界からの支援は細り、ウクライナは劣勢を強いられている。料理の力で兵士たちを支えようとする、もうひとつの戦い。
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「沈みゆく村〜インドネシア 海面上昇の恐怖〜」
初回放送日: 2024年2月23日
初回放送日2024年2月23日 (金)今、水没の危機に瀕する村がある。気候変動などで海面が上昇するインドネシア沿岸の村。故郷の惨状を記録し続けてきた地元写真家。沈みゆく村で生きる人々の選択を追った。 地球温暖化と地盤沈下による海面上昇がインドネシアを直撃している。ジャワ海沿岸の村ではすでに4つの集落が水位上昇のため消滅。いまもひとつの集落がその寸前にある。満潮時には村は水浸しとなり、ボートが交通の足となる。すでに半分以上の世帯が移住を余儀なくされた。地元のフォトジャーナリストは浸水にさらされる村の暮らしと沈みゆく故郷を撮り続けてきた。海面上昇に直面する中、どう生きるのか。人々の選択を追った。
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運び屋の“ゲーム” バルカンルート 難民たちの逃避行
初回放送日: 2024年2月22日
初回放送日2024年2月22日 (木)難民に不法な国境越えを斡旋し、“ゲーム”と呼ばれる逃避行を促す「運び屋」。中東からEUに続く逃亡者の道・バルカンルートを舞台に、命がけの“ゲーム”に迫った。 難民の数が世界最多となる中、彼らに不法な国境越えを斡旋し、“ゲーム”と呼ばれる逃避行を促す「運び屋」たちが暗躍している。難民を待ち受けるのは山越えや川越えなどの危険なルート。国境警察に捕らえられたり、最悪の場合、命を落とすこともある過酷な旅路だ。今回、これまで表に出ることのなかった「運び屋」たちに独自取材を敢行。中東からEUへと続く逃亡者の道・バルカンルートを舞台に、不条理な“ゲーム”を追った。
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友の臓器で命をつなぐ〜渡航移植にかけるラガーマン〜
初回放送日: 2024年2月15日
初回放送日2024年2月15日 (木)重い腎臓病を患い、余命が迫る男性。青春時代を共に過ごした仲間が立ち上がった。友人が自らドナーとなる異例の臓器移植を決断。渡航先で待ち受けていた衝撃の展開とは。 「俺の腎臓をやるよ」。ラグビーに青春を捧げた男たちが、余命が迫る仲間を救うため、最後の望みをかけて海を渡った。圧倒的なドナー不足、移植希望者に忍び寄る危うい影…幾多の危機を経てたどり着いた、“友人間の臓器移植”という異例の決断。ところが、渡航先でも新たな困難が次々に。果たして移植手術は実現するのか。旅路を終えたあと、胸中に浮かんだものとは。渡航移植にかける男たちのひと冬に密着。
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撃てない銃 〜日本人エンジニア 米銃社会に生きる〜
初回放送日: 2024年2月8日
初回放送日2024年2月8日 (木)銃で身を守る自由か?銃を規制する安全か?規制派と反対派の対立が続くアメリカ社会で、日本人エンジニアが被害防止のために考案した「撃てない銃」とは?試行錯誤の舞台裏 「撃てない銃」とは、コンピューター内蔵のスマートガン。例えば、動きを記憶させて発砲をロックし、持ち主しか使えないような仕組みを持つもので、ニューヨーク市立大学の中村正人准教授が開発を進めている。10代の若者の死因トップが銃関連というアメリカ。突発的な誤射や自殺を防ぐことをを目指した中村准教授だったが、規制派・反対派双方の声を聞く開発作業は自問自答の連続。その行方は?
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ダーリ 前へ 〜ウクライナ ある町の再生〜
初回放送日: 2024年2月1日
初回放送日2024年2月1日 (木)「ダーリ」とはウクライナ語で「前へ」の意味。ロシア軍に占領され破壊されたキーウ郊外の住宅街で、町をそして暮らしを再生したいと、必死で前へ進もうとする人々の記録。 ウクライナへの軍事侵攻から2年。ロシア軍に占領されたキーウ近郊の住宅街ボロジャンカ。人口1万3千のこの町は、激しく破壊され、多くの命が犠牲となった。そして人々は帰ってきた。失われた家族、わが家、生活、仕事…。絶え間ない空襲警報、終わらない戦い。それでも人々は、失われた暮らしを取り戻すため、町を再生しようとする。口にするのは「ダーリ」(ウクライナ語で「前へ」)。戦火のもとに暮らす人々を見つめた。
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台湾的大選挙 〜米中対立 市民の選択は〜
初回放送日: 2024年1月25日
初回放送日2024年1月25日 (木)米中がアジアで覇権を争う中、世界が注目した台湾総統選挙。与党・民進党の頼清徳氏が2人の野党候補を破って当選した。市民の選択の舞台裏を見つめ、台湾人の本音に迫る 1月13日に行われた台湾総統選挙では、中国との向き合い方が争点のひとつとなった。与党・民進党はアメリカなどとの連携を強めて、中国の圧力に対抗する姿勢を示す一方、最大野党の国民党は中国との関係改善を掲げて政権奪還を目指した。米中のはざまで、人々はどんな選択をするのか。初めて総統選を取材する中国出身の人気YouTuberや様々な立場の市民に密着。世界が注目した、台湾市民の選択の舞台裏を見つめた。
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欲望の資本主義2024 ニッポンのカイシャと生産性の謎
初回放送日: 2024年1月11日
初回放送日2024年1月11日 (木)日本の会社の何が問題か?難問山積の時代、労働の定義も変わる。逆転の発想は?錯綜する欲望の資本主義の迷宮を解き明かすスリリングな90分。今年も思考の旅へ。 進むインフレ、円安、上がらない賃金。AI時代に日本の生産性を上げる鍵は?デジタル経済の時代に静かに忍び寄る「新しい封建制」とは?「富を生むルール」激変の時代、かつて称賛された「日本的経営」の功罪を見極め、今あるべき組織の形を探り、企業の生産性の本質を問う。知性たちと考える資本主義の最前線。「やめられない、止まらない」欲望の行方は?閉塞感を打開する道は?毎年恒例の異色ドキュメント、2024年最新版。
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「市民が見たウクライナ侵攻2023 総集編」
初回放送日: 2023年12月29日
初回放送日2023年12月29日 (金)市民による自撮り映像で戦時下の暮らしをリアルに伝えてきた「市民が見たウクライナ侵攻」。これまで放送した映像と新撮素材を交え2023年のウクライナ情勢を振り返る。 市民による自撮り映像で戦時下の暮らしをリアルに伝えてきた「市民が見たウクライナ侵攻」。これまで放送した10人の市民たちの自撮り映像を再構成し2023年のウクライナ情勢を振り返る。長期化する戦乱は家族の絆を引き裂き、ロシアへの怒りや憎しみを募らせている。子供たちの心身にも深刻な影響をもたらしている。終わりの見えない戦いは人々の暮らしに何をもたらしたのか?市民たちの切実な声と過酷な現状を伝える総集編。
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「市民が見た戦乱のガザ 12月」
初回放送日: 2023年12月28日
初回放送日2023年12月28日 (木)10月に始まったハマスとイスラエルの戦いでガザ地区のパレスチナ人はどんな過酷な生活を強いられているのか?市民が撮影した自撮り映像で戦時下のガザの現状を伝える。 10月に始まったハマスとイスラエルの戦いでガザ地区に暮らすパレスチナ人はどんな過酷な生活を強いられているのか?自宅から避難を余儀なくされた女子大生は親戚や友人を戦乱で亡くした。元ITエンジニアの男性はボランティアで避難民を支援しながらSNSで「ガザの現実を伝えたい」と発信を続けている。市民が撮影した自撮り映像とモノローグで戦時下のガザ地区の現状をリアルに伝える。
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“核の扉”はこうして開かれた 〜謎の商人とウラン争奪戦〜
初回放送日: 2023年12月14日
初回放送日2023年12月14日 (木)78年前、広島・長崎に投下された原子爆弾。その原料となるウランを密かにアメリカに運び込んだ“謎の商人”の未公開資料が見つかった。そこに記されていた真実とは。 78年前、広島・長崎に投下された原子爆弾。その開発に重要な役割を果たした“謎の商人”がいる。原爆の原料となるウランをアフリカから密かにアメリカに運び込んだ人物。今回、彼が残した3万ページに及ぶ未公開資料が見つかった。そこには会社の利益のために奔走した男が、はからずも世界を大きく変えてしまう様子が記されていた。今につながる核の時代はどのようにして始まったのか、原爆開発の知られざる真実に迫る。
BSスペシャル
特攻4000人 生と死そして記憶
初回放送日: 2023年12月7日
初回放送日2023年12月7日 (木)4千人に及ぶ特攻の戦死者の「記憶」をたどる。一人一人の出身や経歴を調べ全国を取材。今も痛切な思いを抱える遺族の証言、新発掘の遺書に記された本音から、特攻を描く。 太平洋戦争終盤、若者たちの命を犠牲に日本軍が行った特攻。航空特攻だけで4千人が戦死した。隊員たちの出生から戦死までを、膨大な日本軍資料を元にデータ化。さらに広島県江田島の自衛隊施設に残る「遺書」から、彼らの心の内に迫る。海軍への批判を遺書に記しながら、力を尽くし突入した搭乗員。思いを寄せる女性を気遣いつつ、終戦直前に出撃した搭乗員。日本人から戦争の記憶が失われつつある今浮かび上がる、特攻の真実。
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「戦い、そして、死んでいく 〜沖縄戦 発掘された米軍録音記録〜」
初回放送日: 2023年11月12日
初回放送日2023年11月12日 (日)アメリカ軍が「あらゆる地獄を集めた戦場」と表現した沖縄戦。そのさなかに米兵が収録した30時間の録音記録が見つかった。78年を経た今、戦場の声は何を投げかけるのか 米議会図書館に所蔵された「海兵隊戦闘記録」。兵士の声をラジオでアメリカ国民に届ける目的で収録された音源だ。最前線の戦況、激しい戦闘の直後の兵士の声…浮かび上がるのは、日本軍のゲリラ戦に翻弄され、軍民混在の戦場で神経をすり減らしていく様子だ。そして、兵士たちは「狂気」に身をゆだねてゆく。20万人以上の命が失われた沖縄戦。音源に加え、元兵士の消息を追い、“地獄”と呼ばれた戦場を「音」から再構築していく
BS1スペシャル
「市民が見たウクライナ侵攻2023 10月」
初回放送日: 2023年10月22日
初回放送日2023年10月22日 (日)ウクライナ市民が自撮りした映像で過酷な日常を伝える。今回は戦闘で心と体に傷を負った人々を見つめる。7歳の少女はミサイルが家を直撃し左足を失った。心の支えとは? ウクライナ市民が自撮りした映像で戦時下の過酷な日常を伝えるシリーズ。今回は1年半に及ぶロシア軍の侵攻で心と体に傷を負った人々を見つめる。ロシア軍のミサイルが家を直撃し左足を失った7歳の少女。激戦地バフムトで顔を負傷した元兵士。自らの農地が戦闘の舞台となり滅茶苦茶にされた農家。そして、最前線で戦う夫の帰りを幼い息子と待ち続ける妻。各地に暮らす市民の視点で長期化するウクライナ侵攻の実態をリアルに描く。
BS1スペシャル
わが娘を手放した日 中国 “一人っ子政策”のその後
初回放送日: 2023年10月15日
初回放送日2023年10月15日 (日)「一人っ子政策」が長年実施された中国。わが娘を手放さざるを得なかった親と、国際養子としてアメリカで暮らしながら生みの親を想う娘。21年ぶりに再会する親子の物語。 中国政府は今年5月、夫婦1組で子ども3人まで産むことを認めたが、36年間も続いた「一人っ子政策」がもたらした傷跡は消えない。罰金や罰則に耐えきれず、我が子を手放さざるを得なかった親と、国際養子縁組に出され、アメリカなどで暮らしながら生みの親に会いたいと願う子ども。その数およそ15万。番組では、21年ぶりに再会した親子に密着。時代に翻弄されながらも、21年の空白を乗り越え歩み寄ろうとする親子の物語。
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「市民が見たハワイ・マウイ島 大火災」
初回放送日: 2023年10月13日
初回放送日2023年10月13日 (金)8月に起きたハワイ・マウイ島の大火災。5世代にわたって暮らしてきた家を失った家族。最愛の父を亡くしたカメラマンなど現地の人々の自撮り映像でマウイ島の今を伝える。 8月8日、アメリカで起きた山火事として過去100年で最悪の被害を出したハワイ・マウイ島の大火災。現地の人々は突然の悲劇をどう受け止め、どう今を生きているのか?5世代に渡って暮らしてきた築80年の家を失った家族。1か月前に購入したばかりの自宅を焼失しながらも、地元の子どもたちをケアしようと奮闘するサーファー。最愛の父を火災で亡くしたカメラマンなど、自撮り映像でマウイ島の現状をリアルに伝える。
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「市民が見たコロナショック2023 10月」
初回放送日: 2023年10月8日
初回放送日2023年10月8日 (日)市民が自撮りした映像でコロナ禍の影響を見つめる。パンデミックで体や心に傷を負った子供たちの厳しい現実。コロナ後遺症に苦しむフランスの中学生など4組の未来は? 市民が自撮りした映像でコロナ禍の影響を見つめる。パンデミックによって世界中の子どもたちの体や心に様々な傷を残した。フランスの中学生はコロナ後遺症に苦しみ、アメリカの小学生は長期にわたるロックダウンで不安症を悪化させた。メキシコの貧しい子どもたちはパンデミックで教育機会をなくし、南アフリカの少女はロックダウン中に妊娠し、望まぬ出産をする。彼らの未来に影を落としたアフターコロナの現実を伝える。
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ウクライナ 3人の少女 人道NGO・救出の記録
初回放送日: 2023年10月7日
初回放送日2023年10月7日 (土)戦争で家族、故郷、友情を失ったヘルソン出身の3人の少女の1年の記録である。故郷を奪われたリリア。友情を引き裂かれたブラダとナスチャ。戦場だけが戦争ではない。 私たちは、人道NGOセーブウクライナを取材する中で、激戦地ヘルソン出身の3人の少女に出会った。リリヤさん(10)は、自宅が爆撃を受け、キーウへ避難したが、父親に召集令状が届く。14歳の親友同士のナスチャさんとブラダさんは、ロシアによる“連れ去り”の当事者。セーブウクライナの奪還作戦で、ナスチャさんは帰郷したが、ブラダさんはロシア側に残る決断をした。家族、友情、故郷から引き裂かれた3人の少女の記録。
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デジタル・アイ 北朝鮮 独裁国家の隠された“リアル”
初回放送日: 2023年10月1日
初回放送日2023年10月1日 (日)OSINT(オシント)と呼ばれるデジタル調査で世界の真相に迫るシリーズ第2弾。ミサイル発射を繰り返し、孤立を深める北朝鮮。ベールに包まれた独裁国家の実像は? OSINT(オシント)と呼ばれるデジタル調査で世界の真相に迫るシリーズ第2弾。ミサイル発射を繰り返し、孤立を深める北朝鮮。閉ざされたこの国を詳しく分析するのは、公開情報の調査手法 OSINT=オープン・ソース・インテリジェンスを駆使する世界の市民たち。最新ミサイル開発、関連兵器の驚くべき進化とは。コロナ後、実態の見えない北朝鮮市民の暮らしは。ベールに包まれた独裁国家の実像を探る。
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幻の地下大本営 〜極秘工事はこうして進められた〜
初回放送日: 2023年9月30日
初回放送日2023年9月30日 (土)戦時中、長野県・松代に密かに作られた巨大な地下大本営。動員された朝鮮人労働者の名簿が発見された。日韓の新たな証言から知られざる極秘工事の実相を明らかにする。 太平洋戦争末期、本土決戦を想定した大本営は、政府機関や皇居を移転する地下壕を秘密裏に建設した。総延長10数キロに及ぶ「松代大本営」だ。近年、米議会図書館で朝鮮人労働者2400人を超える名簿が発見された。それによれば熟練した坑夫が必要なため、岩手のダム建設現場などから家族ぐるみで労働者が集められたことが分かった。番組では日韓の証言者を追跡。極秘工事の実態を明らかにし地下大本営が残した深い傷跡を描く。
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FIND MY LIFE ―戦後78年目のGIベビーたち―
初回放送日: 2023年9月17日
初回放送日2023年9月17日 (日)進駐軍兵士と日本人女性との間に生まれ、孤児となった子どもたち。「私は何者なのか?」「父や母はなぜ自分を見捨てたのか?」戦後78年、初めて明らかになる家族の物語。 「私はいったい何者なのか」。進駐軍兵士と日本人女性との間に生まれ「GIベビー」と呼ばれた子どもたち。中には、親を知らずに育った者も少なくない。“敵国の子”として差別を受け、社会に出てからも偏見にさらされ続けた日々。この夏、70歳を過ぎたかつてのGIベビーたちが「出自を知りたい」と動き出した。最新のDNA検査などを通じて少しずつルーツをたぐり寄せていく。その先に待っていたのは、意外な真実だった。
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ボクと自由と国安法と 香港 600時間の映像記録
初回放送日: 2023年9月10日
初回放送日2023年9月10日 (日)ボクたち、最後まで闘いました―香港人カメラマンから託された600時間の秘蔵映像。4年前はデモの叫びに包まれていた香港が静寂の街へ変貌。市民目線の克明な記録。 「ボクたち、最後まで闘いました。その記録です」。香港の現地カメラマンがこの4年間撮影した600時間におよぶ秘蔵映像が託された。香港人の誇りである“自由”が抑圧され、変わり果てていく様が市民目線で克明に記録されていた。撮影者のクレ・カオルさんは、現在は香港を脱出し、亡命中。「どうすれば再び自由を取り戻すことができるのか」。答えを求め続ける中でカオルさんは戦地ウクライナの最前線にたどり着いた―
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トルコ大統領選 あぶり出された少数派の声
初回放送日: 2023年9月3日
初回放送日2023年9月3日 (日)今年5月のトルコ大統領選。あぶり出されたのは、自由を求める「少数派」の声だった。昨今、エルドアン大統領の外交政策で注目を浴びるトルコを深掘りする。 今年5月、トルコで大統領選挙が行われ、現職のエルドアン大統領が続投を決めた。他方で、選挙戦の中からあぶり出されたのが、「少数派」の声だ。宗教的少数派であるアレヴィ派の人々。トルコ最大の少数民族、クルド人。性的少数派の人々。それぞれが、自由を求めて声を上げていたのだ。一方、多数派であるイスラム教スンニ派の人々もまた、自由を求める人たちだった…。名もなき人々の生活に入り込み、トルコを深掘りする。
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「市民が見たウクライナ侵攻2023 8月」
初回放送日: 2023年8月20日
初回放送日2023年8月20日 (日)ウクライナ市民が自撮りした映像で、どう日常が変わってしまったのかを見つめる。一時ロシアに連れ去られた姉弟、高校生活を失った女子高生など子どもたちに焦点を当てる。 ウクライナの市民が自撮りした映像で、ロシアの侵攻によってどう日常が変わってしまったのか見つめる。今回は、戦時下の子どもたちに注目する。ロシアに連れ去られた姉弟は帰還できたものの、心に傷を負った。高校生活を失い友との別れも経験した女子高生や親を侵攻で亡くした孤児たちも紹介。さらに、ダムの決壊で大洪水に見舞われたヘルソンの人々はどんな生活を余儀なくされたか、町に残る女性が自撮りする。
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“玉砕”の島 語られなかった真実 前編・テニアン島/後編・サイパン島
初回放送日: 2023年8月9日
初回放送日2023年8月9日 (水)太平洋戦争で決戦の舞台となり夥しい民間人犠牲者を出したテニアン島とサイパン島。凄惨な体験のトラウマから口を閉ざしてきた遺族たちが、語り残してくれた79年目の真実 日本の民間人多数を巻き込む初の地上戦が行われたサイパンとテニアン。1944年夏、日本軍は玉砕し、日本人移民も両島で1万3千人以上が犠牲に。その遺族が行う慰霊の旅に30年近く同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないため日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への一斉射撃。そして、日本の戦争が強いた島の先住民の犠牲。重い記憶を背負った人々の遺言ともいえる証言で綴る
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「市民が見たコロナショック2023 7月」
初回放送日: 2023年7月16日
初回放送日2023年7月16日 (日)市民が自撮りした映像でコロナ禍が人々に残した影響を見つめる。パンデミックで夫を亡くしたインド人女性やコロナ後遺症に苦しむアメリカ人夫婦など、4組の今を追う。 市民が自撮りした映像でコロナ禍が人々に残した影響を見つめる。パンデミックによる数多くの人の死やロックダウン、ワクチン問題などで、人々の価値観は大きく揺れ動いた。夫を亡くし経済成長から取り残されたインド人のシングルマザー。コロナ禍をきっかけに人と会わないで暮らすノマド生活を選択したイスラエル女性。コロナ後遺症に苦しむアメリカの夫婦。再びオーバーツーリズムの問題に直面するベネチアなど、4組の今を追う。
BS1スペシャル
“死の荒野”にて〜テキサス 不法入国の現場〜
初回放送日: 2023年7月9日
初回放送日2023年7月9日 (日)メキシコとの国境から不法に入国し、テキサスの荒野で行方不明になる人が急増。多くの命が失われている。現場で何が起きているのか。保安官、NGOに密着し、深層に迫る。 ▽バイデン政権になって不法入国が急増。新規制導入後も“死の荒野”への侵入は後を絶たない。その意外な理由▽パトロールを強化する保安官。取締りをかいくぐる密入国案内人コヨーテ。攻防の一部始終▽荒野で行方不明になる人が急増。遺体と遺骨を捜索する保安官補佐。中南米の家族からの問い合わせを受けるNGO。涙の身元特定▽時には牙をむくコヨーテ。不法入国者を人質に取り、家族に高額な身代金を要求。その意外な結末。
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女性兵士たちのアフガン〜米帰還兵と特殊部隊FTP〜
初回放送日: 2023年7月2日
初回放送日2023年7月2日 (日)米軍がアフガン女性で組織した特殊部隊。元隊員が命の危険にさらされている。支援に取り組む元兵士も深刻なPTSDに苦しんでいる。アフガニスタン撤退後の傷跡を見つめる 2021年の米軍撤退により8万人余りのアフガニスタン人がアメリカに逃れてきた。なかでも命の危険にさらされているのが、米軍がアフガン女性で組織した特殊部隊FTPの隊員だ。その救出・支援に取り組むレベッカさんは米軍の文化支援部隊の元兵士。テロリストの掃討作戦等にアフガン女性を動員し過酷な体験からPTSDに苦しんだ。自らのモラル・インジャリー(道徳的負傷)に向き合いながら、支援に奔走する元兵士を追う。
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「市民が見たウクライナ侵攻2023 6月」
初回放送日: 2023年6月25日
初回放送日2023年6月25日 (日)ウクライナ人自らが撮影した日常を通じて、侵攻で傷ついた暮らしを見つめる。激戦地ヘルソンでは、厳しい拷問を受けた男性がロシアに憎悪を抱きつつ、街の再生に奔走する。 ウクライナ市民自らが撮影した日常を通じて、侵攻で傷ついた暮らしを見つめる。一時ロシア軍に占領された南部の激戦地ヘルソン。厳しい拷問を受けた男性はロシアに激しい憎悪を抱きつつ、街の再生にかける。ボランティアの女性は、いまだ続くロシアの攻撃におびえながら、疲弊した人々を支援しようと立ち上がった。ウェディングプランナーの女性は、戦火で結婚式を挙げられない兵士たちのために無償での式をプレゼントする。
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未来は一枚のピッツァの上に 日本の職人 世界に挑む
初回放送日: 2023年6月18日
初回放送日2023年6月18日 (日)イタリアの食の都パルマで開かれる世界最大級のピッツァ選手権。かつてナポリで優勝した日本人職人が問題山積の「食のあり方」に向けるメッセージを込めた一枚で挑んだ。 イタリアの食の都パルマでは毎年春に世界最大級のピッツァ選手権が開かれる。ロシアのウクライナ侵攻による世界的な小麦不足などから、食のあり方に新たな目が向けられる今年、サステナビリティ(持続可能性)が大きなテーマとなっていた。そんな大会に、かつてナポリの世界大会で優勝したこともある日本人職人・岩澤正和さんが挑んだ。食の未来を見据えたメッセージを込めたピッツァの上ににのせられたのは、道ばたの野草だった。
BS1スペシャル
激戦地の子どもたち セーブ・ウクライナ 救出の記録
初回放送日: 2023年6月4日
初回放送日2023年6月4日 (日)ロシア支配地域から子どもたちを取り戻そうとするウクライナの母親たちの感動の記録。母親たち13人が、戦争相手国に決死の覚悟で入った。子供たちの奪還は成功するのか? 4月、ウクライナからロシア支配地域・クリミアに行ったきり帰れなくなっていた子ども31人が、帰郷を果たした。母親13人が集団で現地に向かい、子どもたちを取り戻したのだ。私たちはその一部始終を記録した。このミッションを果たした陰の立役者が、NGO「セーブ・ウクライナ」である。恐怖におびえる母親たちを励まし、安全な入国ルートを開拓し、戦争相手国と困難な交渉をまとめてきた。子供たち救出の感動の記録である。
BS1スペシャル
デジタル・アイ ウクライナ・OSINTで迫る“戦場の霧”
初回放送日: 2023年5月28日
初回放送日2023年5月28日 (日)OSINT(オシント)と呼ばれるデジタル調査で真相に迫る新シリーズ。ロシアに“連れ去られた”2万人の子どもたち。追跡して見えた恐るべきロシアの国家戦略とは。 「デジタル・ウクライナ」から続く最新のデジタル事象を探求するドキュメンタリー。SNSや衛星画像など公開情報を分析して事実を検証するオープン・ソース・インテリジェンス=OSINT。“戦場の霧”とも表現されるウクライナの見えざる戦地の実態にOSINTで迫る。黒海の穀物密輸に対抗するウクライナ人。ロシアに大量移送された2万人の“消えた子どもたち”を番組独自に追跡、戦争の裏で進む途方もない国家の野望とは。
BS1スペシャル
君はなぜミャンマーを撮り続けるのか 映像作家・久保田徹 拘束からの日々
初回放送日: 2023年5月21日
初回放送日2023年5月21日 (日)ミャンマーで拘束された映像作家・久保田徹。彼が見たミャンマーとは何だったのか。獄中で書かれた手記、8年前から撮影された映像、帰国後の証言から探る。 「地獄だと思った」。獄中での様子をそう綴ったのは、ミャンマーで100日あまり拘束された映像作家・久保田徹。絶望的な気分を幾度となく味わいながら、自分に何ができるのか模索していた。解放から5か月。久保田は、タイのミャンマー国境の町に向かった。ある人に伝えなければならない思いがあった…。久保田が見たミャンマーとは何だったのか。独自に入手した手記、現地で撮影された膨大な映像、証言から探っていく。
BS1スペシャル
「市民が見たコロナショック2023 5月」
初回放送日: 2023年5月14日
初回放送日2023年5月14日 (日)市民が自撮りした映像でコロナ禍の世界の人々の暮らしを見つめる。パンデミックは終息ムードになっているが、いまだコロナの影響を引きずる人は多い。それぞれの今に迫る。 市民が自撮りした映像でコロナ禍の世界の人々の暮らしを見つめるシリーズ。パンデミックは終息ムードになってきたが、いまだコロナの影響を引きずる人は多い。ブラジルの貧民街でコロナの後遺症に苦しむ母を介護してきた男性。母は亡くなり、本人もコロナによるうつ症状に苦しむ。1年前に取材したフランス・アメリカ・フィリピンの人々の今も紹介し、一見平穏に戻ったように見える裏側で苦悩から抜け出せない人々の現実に迫る。
BS1スペシャル
「鳴門の第九 歌声がつなぐ日独の100年」
初回放送日: 2023年4月29日
初回放送日2023年4月29日 (土)徳島県鳴門は、アジアで最初にベートーベン「第九」が演奏された場所。演奏したのは、収容所にいたドイツ兵捕虜たち。以来、日本とドイツで続く人々の交流を描く。 徳島県鳴門市は、100年前、アジアで最初にベートーベン「第九」が演奏された場所。演奏したのは、収容所にいたドイツ兵捕虜たち。以来、第九を通して日本とドイツの人たちの間に交流が生まれてきた。初演から100年を迎えた今年、鳴門で盛大な第九のコンサートが行われた。力強い歌声とともに、今なお続く日独の知られざる絆の物語を伝える。(初回放送:BS1 2018年8月4日)
BS1スペシャル
脱炭素へのロードマップ ビジネス界1.5°C目標への挑戦
初回放送日: 2023年4月9日
初回放送日2023年4月9日 (日)脱炭素に挑む日本企業のグループJCLPに密着。視察団がエジプトCOP27で受けた衝撃とは!気候変動を食い止める重工業や金融、再エネ、ITの戦略最前線 #SDGs 脱炭素に挑む企業グループJCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)はエジプトCOP27に視察団を派遣。世界で加速する石炭火力からの脱却、再エネ、水素戦略に衝撃▽国連IPCC最新報告。海面上昇など気候変動は瀬戸際の危機。科学者の最終警告▽鍵を握る洋上風力、世界との落差を越えるには▽温暖化と健康、医学誌が警鐘▽重工業の脱炭素化スウェーデンの鉄鋼メーカーの挑戦▽金融・ITの脱炭素戦略 #SDGs