北陸新幹線まもなく敦賀延伸 信州との経済的交流も・・・不安抱える街 アンジュルム為永幸音さんが訪ねる【長野】
北陸新幹線は1週間あまりで福井県敦賀まで延伸します。福井県では大きな転換期と捉え信州との経済的なつながりも期待されています。一方、北陸新幹線延伸で不安を抱える街がありました。ものづくりが盛んな福井県の街です。アンジュルム為永幸音さんが訪ねました。
サンダーバードは大阪駅と金沢駅を25往復する特急列車です。福井県からは芦原温泉、福井、鯖江、武生、そして敦賀を通り京都・大阪へとつながる重要な路線。ところが、北陸新幹線の敦賀延伸に伴って今月16日から特急の運転区間は大阪・敦賀間に短縮されます。鯖江駅は特急が止まらない駅に切り替わります。
国内で9割以上、世界でも2割のシェアを誇る鯖江のメガネフレーム。鯖江駅の観光案内所には3年前から眼鏡店が併設されています。
明治時代に増永五左衛門がもたらしたメガネフレームの技術。
メガネの産地となった鯖江でも、特急が止まらなくなることで深刻な影響が心配されています。この駅に併設されたメガネ店も今年秋以降の営業は決まっていません。
JR鯖江駅から歩いて5分。創業70年以上の歴史を持つ和菓子店です。特急が止まらなくなることに危機感を持っていました。
♪ケーキ店主
「地元密着でやっていますので、やっぱり街に活気がないとなかなかうちのお店もお客さん来ないって感じで商売している方としてはちょっと心配ですね」「いままで鯖江は直接鯖江に来られた方がそのまま新幹線で素通りされちゃう場合もあるのかなってちょっと心配です」
ものづくりが盛んな鯖江の街で古くからの伝統産業がもうひとつあります。1500年の歴史を持つ「越前漆器」です。山に囲まれ木材の生産が容易なこと。温度と湿度の気候条件が漆器づくりに向いているといわれています。
その漆器の街、鯖江市の河和田地区を菅野キャスターとアイドルグループ「アンジュルム」の為永幸音さんがこの春訪ねました。為永さんは長野市出身で、16日の新幹線特番でリポーターを務めます。
鯖江市の蒔絵工房などでは漆器の絵付け体験が実際にできます。この日、教えてくれた駒本長信さんは50年以上の経験を持つ職人です。蒔絵とは筆に漆を含ませて模様を描き金・銀の粉をまいて漆器を美しく装飾する技術。そのベテラン職人が優しくていねいに絵付けの基本を教えてくれます。絵付けは約30分で終わりました。
こうした職人が作る作品を販売している漆器店。全国のレストランやホテルに販売ルートを開拓していまでは国内の業務用漆器の8割が越前漆器といわれるまで成長しました。
成美嘉宣さんは90年以上続く成美漆器店の代表です。2年前に福井県が軽井沢町と連携協定を結んだことをきっかけに軽井沢町で展示販売会を開くなど交流が増えました。その軽井沢町の知り合いから頼まれたのは漆器で作るワイングラスでした。
北陸新幹線延伸がもたらした縁で生まれた新しい商品。鯖江のものづくりにとって北陸新幹線延伸は光と影が交錯しています。
サンダーバードは大阪駅と金沢駅を25往復する特急列車です。福井県からは芦原温泉、福井、鯖江、武生、そして敦賀を通り京都・大阪へとつながる重要な路線。ところが、北陸新幹線の敦賀延伸に伴って今月16日から特急の運転区間は大阪・敦賀間に短縮されます。鯖江駅は特急が止まらない駅に切り替わります。
国内で9割以上、世界でも2割のシェアを誇る鯖江のメガネフレーム。鯖江駅の観光案内所には3年前から眼鏡店が併設されています。
明治時代に増永五左衛門がもたらしたメガネフレームの技術。
メガネの産地となった鯖江でも、特急が止まらなくなることで深刻な影響が心配されています。この駅に併設されたメガネ店も今年秋以降の営業は決まっていません。
JR鯖江駅から歩いて5分。創業70年以上の歴史を持つ和菓子店です。特急が止まらなくなることに危機感を持っていました。
♪ケーキ店主
「地元密着でやっていますので、やっぱり街に活気がないとなかなかうちのお店もお客さん来ないって感じで商売している方としてはちょっと心配ですね」「いままで鯖江は直接鯖江に来られた方がそのまま新幹線で素通りされちゃう場合もあるのかなってちょっと心配です」
ものづくりが盛んな鯖江の街で古くからの伝統産業がもうひとつあります。1500年の歴史を持つ「越前漆器」です。山に囲まれ木材の生産が容易なこと。温度と湿度の気候条件が漆器づくりに向いているといわれています。
その漆器の街、鯖江市の河和田地区を菅野キャスターとアイドルグループ「アンジュルム」の為永幸音さんがこの春訪ねました。為永さんは長野市出身で、16日の新幹線特番でリポーターを務めます。
鯖江市の蒔絵工房などでは漆器の絵付け体験が実際にできます。この日、教えてくれた駒本長信さんは50年以上の経験を持つ職人です。蒔絵とは筆に漆を含ませて模様を描き金・銀の粉をまいて漆器を美しく装飾する技術。そのベテラン職人が優しくていねいに絵付けの基本を教えてくれます。絵付けは約30分で終わりました。
こうした職人が作る作品を販売している漆器店。全国のレストランやホテルに販売ルートを開拓していまでは国内の業務用漆器の8割が越前漆器といわれるまで成長しました。
成美嘉宣さんは90年以上続く成美漆器店の代表です。2年前に福井県が軽井沢町と連携協定を結んだことをきっかけに軽井沢町で展示販売会を開くなど交流が増えました。その軽井沢町の知り合いから頼まれたのは漆器で作るワイングラスでした。
北陸新幹線延伸がもたらした縁で生まれた新しい商品。鯖江のものづくりにとって北陸新幹線延伸は光と影が交錯しています。