(以前、専門家にお願いした写真)
私の天正八年(1580年)作の差料
が研ぎ上がった。
実戦を経た痕跡のある刀剣だ。
織田信長が本能寺で死す2年前
の作。戦国時代の末古刀である。
11月の東広島美術館での郷土刀
展覧会にて展示する。主催は
広島県美術刀剣保存協会(日刀
保の協力団体。日刀保の広島
支部的組織)。
同時に私の関東の盟友所有の
同人作の宗重も展示予定。
もしかすると、私の古三原も
展示の運びになるかも知れな
い。
ただし、私の友人の宗重には
日刀保の保存がついているが、
私の宗重と三原(正真)には紙
は付けていない。
特に三原は審査に出せば重要
刀剣まで行く作だろう。
だが、そこまでの審査料は10
年前の時点で80万円以上かか
る。(今の金額は知らない)
私個人は紙は紙だとしか思っ
ていないので無冠のままでい
い。
日本刀は肩書きよりも作品そ
のものに興味がある。位列も
武家目利きの観点からしか興
味がない。山野、山田流等に
よる刀剣吟味が私にとって第
一義だ。
これは血筋として絶対的に外
せない。
刀剣次第で、今の私がいるか
いないかを決する程に歴史的
に重要な事だったからだ。
日本刀無くして今の私は存在
していない。
そういう血脈の流れの中に生
まれたので、日本刀を単なる
貴金属宝飾品収集のような観
点から観る事は私には皆無だ。
我が血、我が肉、我が生命と
共にあり続けるのが日本刀で
あるからだ。
私の三原の登録証は大名登録
時代の物で「無銘(三原)」と
書かれている。昔は審査登録
の際に審査官が極めも記載し
たようだ。
いずれにせよ、11月の刀剣展
示には私と刀剣会の友人の2
口(ふり)乃至3口が展示される。
日程が近づいたらまたアナウ
ンスしたいと思う。