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インド3日目② サールナート

サールナートへ

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サールナート

サールナートはブッダが初めて説法を説いたと言われる場所で、仏教徒の聖地だ。
行ってみるとthe 歴史的建造物という感じで、タイのアユタヤ王朝に似たものを感じた。しかし物乞いがめちゃくちゃ多い。
小さい金があればいいのだが、生憎1番大きい500ルピー札しかなく無視を決め込んだ。
子供が祈りながらどこまでもついてきたり、小さい子がおもちゃを自慢してきたかと思えば売り物だったり、赤子を抱えたお母さんがカラカラになった哺乳瓶を見せつけてきたりして人情に訴えかけられた。

観光地と言うだけあり、お土産の屋台が軒を連ねており、お土産用のカバンや雑貨、仏の置物を売っている。
店員のおじさんが「カモン!」「コンニチハ」と声をかけてくる道を、手下のように子供につきまとわれながら流し見で通り抜ける。

途中、インド柄のマトリョーシカを買おうと値下げ交渉してみると、「私には妻と子供たちがいて、私が頑張らなければいけない」と懇願するような顔をして語り出す。
そう言われると心が動くし、頑張れという応援の気持ちを込めて支払った。

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お寺

なんか建物があったので入ってみたらお寺だった。
入る前に靴を脱ぐ必要があるのだが、私だけ目をつけられており、その辺りをうろつく度にそこにいる男性が私のサンダルを出してくれる。
不思議に思っていたらチップ(お布施)を出すようにとのことだった。
100円弱箱に入れたら日本語で「ありがとう🙏」と言ってくれた。

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説教してるブッダ像
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お寺の中

帰路

帰りのリクシャーは行きと同じ200ルピーで交渉。
仲間を含めて5人くらいに300ルピーだと説得させられてたw
結局200ルピーで手を打ってくれたが、5分ほど進み、人気の少ない場所で急に停車したかと思うと「300ルピー」という。
わざとらしくため息ついて「No」と降りるフリをすると慌てて250ルピーと言う。引き下がるの早いな。
サールナートの物乞いで精神的に疲れきっていたのでそれ以上交渉することなくホテルに向かってもらった。

にしてもサールナートのおじさん達、痰なのか唾なのかわからんが茶色(まさにチャイ色)の唾を吐きまくる。しかも飛距離1m位で突然横か斜め後ろに吐き飛ばすのでタイミング悪かったら当たりそうだ…

宿から1km程の距離の所に着くと、「ここから真っ直ぐ歩きな」と下ろされる。
空港から来た時もそうだったが、なぜか宿付近まで来れないらしい。

つい買ってしまうインド人の勢い

人間の慣れはすごい。昨日は恐ろしくて1人ではとても歩けなかった騒然とした道を、難なく歩くことが出来た。
しかし心細い外国一人旅、日本語で話しかけられると嬉しくてつい反応してしまう。
「あなた日本人?その服いくらで買ったの?」急におじさんに話しかけられる。素直に答えると、「ウチならその三分の一で買えるよ!来なよ! 」などという。
(でももう買ったしな……)と躊躇していると、
「見るだけはタダ。見るだけはタダ。」それをなんとかの一つ覚えかのように繰り返して勢いで店に連れていかれる。(それ以降は英語だった)
店に着くと若い娘さんがニッコリしてくれた。
しかし着くや否や、おじさんは店の棚に綺麗に整理された布を一つ一つ、私の為だけに広げ出す。あれよあれよと言う間に床が綺麗な布で敷き詰められる。
今思うと買わせるためのパフォーマンスなのだが、触ってみてだの、シルク、カシミア、ウールでどのような違いがあるかなどを熱心に説明してくれる。
さらには「あなたのスカーフはシルクではなくニセモノだよ。」と言い、証明するためにスカーフの端にマッチで火をつける。
店のシルクは炭になるが、私のは固まってプラスチックのようになっていた。(買う時にニセモノという事は知っていた)

「さあ、どれにする?」と。
見るだけはタダと言って着いてきたが、片付ける苦労を考えるとさすがに少し買わないと可愛そうだ…ということで一応値段交渉してみると珍しく1発で引き下がった。
少し交渉して安くはなったものの、結局買っちまったなぁなどと考えていると、「are you happy?」と聞かれた。
そう言えば値段交渉の末買ってる時、いつも渋々とした顔でションボリていたな。
買い物する度にこんな顔していては折角の旅行がつまらなくなってしまうな、と気付かされた。
ここにいる人達は我々と同じように毎日のように働いているが、みな仕事を楽しんでいるように思う。
苦しいながらに生活を楽しんでいる。なので取引の時にもお金は勿論だが、お互いがいい気持ちになることを望んでいる。(特に日本語が話せる人は全員そんな感じ)
旅をもっと楽しもうと思った出来事だった。

去り際に娘さんに巻き方を教えてもらい、「とても似合ってる」と褒めてくれた。
おじさんも、「あなたのスカーフを見たらみんな本物のシルクってすぐ分かるよ」と言ってくれて気持ちのいい取引だった。

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本物のシルクget

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インド3日目② サールナート|ごんたん