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インド4日目① ラッシーでおかしくなった話

1度目の起床

昨晩は吐き続けた後倒れるように眠り、1時間後の5:50 アラームで目を覚ます。今日はジェイくんと朝からプージャを見る約束があった。まだ眠いがとりあえず人と会いたい。ガイドとかはどうでもよく、ただそれだけだった。
ラッシーを食べてから調子が悪く、ホテルに戻っても幻聴で外から日本語でバカにしてきたり名前を呼ぶ声が聞こえていたので、すっかりバラナシじゅうの有名人になったと思いこんでいた。

ジェイくんに電話すると、意外にも至って普通の対応だった。
取り乱しつつ「今どこにいる?私の事知ってる?有名人になってるでしょ?みんなホテルの周りにいるでしょ?」と立て続けに聞いた。
「あなたの宿の近くにいるし有名人にもなってない、みんなって誰?」と返される。おかしい。
…自分の体は想像以上に酷かった。体が鉛のように重く、一挙一動全てに頭を使うので時間をかけて準備する。

私の中のイメージでは、プージャのような観衆がホテルの周りを取り囲んでいる。
恐る恐る外に出るとなんと誰も居なかった。まさか全て幻覚だったのか?
ジェイくんは宿の近くにいた。口の中が乾ききっていて上手く動かないのと、頭もおかしくなっているので支離滅裂な文章しか話せない。
伝えたい事は明確なのだが、それを伝えるために文を組み立てることができない。単語が散らばっている感じで、赤ちゃんの感覚が分かった気がした。このときばかりはジェイくんの方が日本語うまかった。
語順がバラバラになりつつも必死に話すと、ジェイくんは(???)のような反応をして苦笑いしていた。
バカにするのではなく、普通に笑っている。その余裕な反応にとても安心感を覚えた。昨日ラッシーを食べてからおかしくなったことを話すと「あの人頭おかしいから。俺が言った店でだけ食べな。」と。
この時プージャをしていたようだが記憶にない…

次にチャイ屋に行ってレモンチャイを買ってくれた。こういう時はレモンチャイを飲んで寝るのが1番いいそうだ。
しかしジェイくんと店の人がコソコソ話していて店の人がこちらをチラ見したので、グルで何かされるのか、また変なものを飲まされるのかと思った。もうジェイくんしか頼れる人がいなかったのでグイッと飲む。
味も見た目も普通だったので少し安心した。レモンの味がすごく濃く、甘くて温かくて美味しい。それから何をされるわけでもなく、宿の方に送ってもらい、ゲロ臭い部屋でまた眠りについた。

2度目の起床

夕方17時頃再び目を覚ます。感覚がまだおかしいがなんとかスムーズに片付けや行動ができるようになっていた。歯を食いしばっていたので所々歯茎が痛い。
ジェイくんに電話すると今から船に乗せてくれると言う。散歩しようにも1人だと怖かったので丁度良かった。
ホテルを出ると呪いのラッシー屋のおじさんが話しかけてくる。「いつまでいるの?一人で来たの?次はどこ行くの?」
いつまでいたとしてももうあなたの店では飲みません…。

ジェイくんと合流

改めて、、全て幻覚だった事を確信した。
舟に乗りながらジェイくんの話を聞き、ゆっくり街並みを眺める。ジェイくんの声は部屋の外に置いたラジオのように聞こえて、理解することに苦労した。でも人間と繋がっている事の安心感がすごい。

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ケンタロウに盗撮されてた

絶望的な気持ちから覚めて、穏やかに船に乗る、とてもいい時間。時々お祈り用のロウソクが流れてくる。ロウソクは岸から随分離れても消えずに残るものなのだな。

もうすぐ凧揚げのお祭りがあるらしく、空には凧が浮かんでいる。日本も正月に凧を揚げるし、共通した風習なのだろうか。
船漕ぎがとんでもなくイケメンだったが結局最後まで一言も話さずに終わった。クールだった。

最後のプージャ

今日もいつも通りのプージャがある。いつも通りってなんて平和なんだ。
横の女性がコッソリ私を入れてツーショットしてて可愛かったのでこちらから声を掛けてツーショット撮ったw

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額に何も着いていないから未婚かな?

つづく


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