長いからなげーよ、って人は無視してください。
これ批判じゃないんですけど、通常の医療へではなく、通常ではない医療へなんです。
なぜかと言いますと、まず、コロナはインフルエンザのように臨床像が同じではなく、軽い方から重い方まで初期の症状として幅があります。
インフルエンザは自覚的には高熱でしんどいので、また、流行期であれば、速やかに検査して速やかに抗ウイルス薬を出してもらえる状況に日本はありますが、例えば英ならば予約取るのに何日もかかり、何時間待っても日本の皆保険制度からみればかなり塩対応の上検査も薬も出ません。
コロナの場合は、急性期の自覚症状だけで、さらにデルタの時などはおっつかないので酸素飽和度で昔の足切りみたいなことをして、あるいは37.5度4日間縛りみたいなことをしたわけですが、今の株は肺炎を起こしてくる頻度もかなり減ったおかげで、PCR検査いらないのではないか、抗コロナ薬なんか不要ではないかと思われる方も多いと思いますが、コロナがインフルと違う点として3-5%ぐらいですが、急性期の症状の重症度とは全く別に、後遺症(定義も難しいですが)がおこります。それが深刻です。ゾコーバやラゲブリオやパキロビットなどが、健康保険の適応になるのは良いことですがいかんせん高すぎて、通常では出さなくなるのが普通になるのではと危惧されます。インフルエンザのようにわかりやすい症状で分かりやすい検査でわかりやすく症状を緩和できる適切な価格の抗ウイルス薬が普及している日本で、検査の感度が相当あやしい抗原検査が主体となり、それもセルフが常態となった今、高く、在庫もろくに持てない薬を出そうと思うお医者さんもなかなかいないのではと思いますし、調剤薬局も在庫を持ちにくいのではないかと思います。症状が軽い方はもちろん2-3万円も払って薬が欲しいとは思わないと思いますし、多少ひどくても経済的に困窮しているお年寄りも薬を希望しにくくなります。
つまり、解熱剤だけ出されて、何の病気かよくわからないまま3-5%の方が(この数字はあくまでも推定です。)、後遺症となり、診断時の検査もきちんとなされないので、何の感染症だか何だかわからないまま、その後体調不良を訴えても、うちでは見なれない、検査したが異常はないから別の専門医に行くよういわれ、路頭に迷う方がコロナの波が来るたびに増えてしまいます。
だから、今までのような世界に誇る皆保険制度ではなく、弱いもの、金のないものは健康被害で苦しむことが当たり前の社会になる、皆保険制度の質が変わるということになる事だと私は勝手に思っています。確かに社会保障費の負担も高齢化で大きいので世代間で分断ができないような、思い切った仕組みや新たなルールが必要かと思いますが、現状は今ある微妙なバランスをわずかにずらす政策しかできないので、結果皆保険制度の質の低下という形になってしまうのかもしれません。
長くてわかりにくくてすみません。
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