日本酒は『温める』と化ける。大学教授が美味しく飲める温度を科学的に解説 2024.02.23 クリエイター PR 数岡孝幸 東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 教授。専門分野は、日本酒製造の要となる「酵母」の研究。「全国燗酒コンテスト」「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」の審査員を務めるなど、知識を生かして日本酒の魅力を広く伝える。寒い季節にほぼ毎日燗酒を作り、好みの味わいを探しており、「お燗は無限に探求できる」と語る。 目次/ INDEX 大学教授が語る「日本酒は40度と50度で飲め!」 そもそもお燗って何? 日本酒を温めて飲むメリットとは お燗で、味わいの「バランス」をカスタマイズできる 甘すぎ、香りがキツイ……それ、お燗に向かないお酒かも 【作り方】自宅で試すべき燗酒作りきほんのき 身近な日本酒でお燗ためしてみました 【まとめ】お燗の可能性は無限大。圧倒的にやらなきゃ損! 大学教授が語る「日本酒は40度と50度で飲め!」 東京農業大学教授の数岡孝幸さん 「日本酒を冷やだけで飲んでいる人は損しています」 そう話すのは、東京農業大学醸造科学科教授の数岡孝幸さん。日本酒造りに欠かせない「酵母」を専門とする日本酒の研究者です。 「いつも飲んでいる日本酒を40度と50度で飲んでみてください。ぬるめにした時の柔らかさ、熱めにした時のキレなど味の変化が手に取るようにわかります。温めるだけで、日本酒の楽しみ方は3倍にも4倍にもなります」 そう教えてくれた数岡教授に、加熱によって起こる日本酒の味わいの変化や、自宅で試せるお燗の方法について、詳しく聞きました。 次のページ なぜ温めると美味しいのか? 1 2 3 4 5 関連するキーワード #飲み物 となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!