オンラインカジノ運営で7人逮捕　サイト運営側逮捕は初

インターネットで賭けマージャンをさせるオンラインカジノを違法に運営したとして、京都府警などの合同捜査本部は19日までに、千葉県浦安市弁天1、米国籍の会社員、ランダル・アーロン・アシャー容疑者（36）ら20〜40代の男女計7人を賭博開帳図利の疑いで逮捕した。府警は、サイト運営者側を同容疑で逮捕したのは全国で初めてとしている。逮捕は18日。

府警によると容疑者らは、海外法人が管理する日本人向け会員制マージャンサイト「DORA麻雀」で各種業務を担当。客のもうけから10〜15%を徴収し、サイト運営を開始した2011年ごろから計約23億円の入金があった。会員数は7万人以上とみられる。

容疑について、リーダー格のアシャー容疑者ら3人は認め、残る4人は一部否認している。府警などは、客に関しても賭博などの容疑で捜査している。

逮捕容疑は共謀し昨年3〜12月、サイトで客6人に賭けマージャンをさせ、場所代として金銭を徴収した疑い。〔共同〕