KATO101系顔面整形
KATO製101系の顔をよりそれっぽくしてやろうというコーナー。
101系はその大きな前面窓が特徴で、103系低運転台車よりも天地が広く横幅が狭くなっているのが違いです。しかし、KATOの101系は今一101系っぽくなく感じます。
◆比較
では、何故そのように感じるのか、実物と比べてみましょう。
実物との比較写真です。実物は101系から改造された大井工場のたんぽぽで代用。
これから、以下の事がわかる。
・前面傾斜部の天地寸法が狭い。
・前面窓横の柱が太い。
・腰部手すりがやや高い。
・ヘッドライト&テールライト直径がデカイ(これはKATOの模型共通)。
また、雑誌などの写真を使っていろいろ測って比較してみた。
まず、101系の前面窓と腰部の幅の比はほぼ1:1だった。若干窓のほうが狭いぐらい。写真はなるべく正面写真もしくは望遠で撮った走行写真を測定。
ところがKATO101系を測ってみたところ、窓が約6.2mm、腰部が約6.8mmだった(1mm刻みのプラスチック定規で測ったので小数点以下は目分量)。
これが前面バランスをおかしくしている原因である。
また、101系と103系が並んでいる正面写真を測ってみたところ、柱の太さ(前面傾斜部端から角までの幅)の比は、だいたい8:5(101: 103)。
で、KATOの103系ATC車を測ったところ、約0.6mm強。つまり、ATC車を基準にした場合の101系の正しい柱の幅は約0.96mm 強。まぁ四捨五入して1.0mmでいいだろう。
で、KATO101系を測ってみたところ、約1.2mmあった。微妙な差とはいえ、両側で0.4mmも違うのだから結構変わってくるはずである。
窓下端と窓下手すりの距離はほぼあっているので、手すりの位置も同じく0.3mm程下げてやるとステップからの距離もおよそちょうどよくなる。
このときのステップから手すりまでの距離は約4.5mmとなる。
101系と103系の手すり~ステップ間の距離は103系のほうが短く、写真を測ってみると、101:103でおよそ1.3:1.2であった。
KATOの ATC車の手すりを金属パーツ化した場合の距離は約4mmなので、これを基準にした場合4.5mmではまだ離れすぎだが、
他に調整できる場所が見あたらないのし、この程度の誤差ならまぁギリギリ気にならないと思われる。103系ATC車があっているとも限らない。
また、Mc101-130氏からの指摘で、ジャンパ線納めの位置が低い事も発覚した。
以上の点をまとめると、下画像のようになる。
◆用意する物
タヴァサPT-1412「101系用前面窓枠パーツ」 PN-017「新型国電用テールライトB」 PN-441A「101,103系用手スリセット」
銀河N-040「ワイパー」 N-056「2灯式シールドビーム」 透明塩ビ板t=0.3程度
◆いざ改造
| 前面傾斜部をくりぬき、ヤスリで幅を広げます。広げ終わったらタヴァサのPT-1412を穴にはまるように調整します。 前面モールドは削り、穴を開けます。腰部の手すり穴だけは位置が変わるので注意しましょう。 | |
| だいたいこの写真ぐらいになります。大ざっぱに切ってから現物あわせで調整します。8つも入っているので失敗してもめげずにがんばりましょう。 | |
| ヘッドライト穴が大きすぎるので、原型ヘッドライトをはめた状態で接着、でっぱっている部分を切り取って平滑に仕上げます。 原型ヘッドライトを取り付ける場合は、全て埋めた上で穴を開け直したほうがいいと思います。 ジャンパパーツ取り付け穴も塞ぎ、正規の位置に0.8の穴を開けます。また、窓枠パーツを接着するためのしろを薄いプラ板で取り付けます。 | |
| 窓枠とシールドビームとテールライトを取り付けます。一色の場合はここで手すりも取り付けます。 窓枠に通風口を再現する場合は、0.14のプラ板で適宜切り出して貼りましょう。 南武支線塗装の場合は手すりは後で取り付けます。 |
◆完成
塗装後にワイパーやジャンパを取り付けます。窓ガラスは塩ビ板を裏から貼り付けます。
手を付けていない101系と比較。どうでしょう?個人的には大満足ですが。
因みに南武支線色にする場合は、そのままだと帯を塗装した時に前面手すりと側面のつじつまが合わなくなってしまうのでやったほうが良いと思います。
尚、改造は自己責任で行ってください。
2006.10.04 西多摩車両工場
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