ケアミーツアート研究所 設立記念講演会 ミシュカの森2023「ケアとアートの未来」
イベントは終了です 千代田区日比谷公園1−4 | By ケアミーツアート研究所
イベント詳細
2000年12月に起きた世田谷事件追悼の集いとして生まれた「ミシュカの森」は、“悲しみの共通の水脈”に思いを馳せる場です。
未解決のまま、23年を数える今年。それまで当たり前のように目の前にあったもの、信じていたものが、一瞬にして破壊された突然の出来事。なぜ4人が不条理に逝かなければならなかったのか。どんなに悲しみの意味を求めても、その答えを見いだすのは容易ではありませんでした。
喪失悲嘆(グリーフ)に向き合う上で大きな助けとなったのがケアとアートとの出会いです。
ケアとアートの共通の根は「生きる」こと――ケアが、生きることへの関心や関わりなら、一方で、アートは生きる経験を共に分かちあう作法や技術とも定義されます。
ケアとアートと出会うことにより、様々な出来事、悲しみや苦しみに向き合った経験から、このたび「ケアミーツアート研究所」を立ち上げることといたしました。
これまで継続してきた、グリーフケアの啓発と普及を通して、他者の悲しみや苦しみに、想像力をめぐらせるケアの視座を涵養することを中心に、共鳴しあうケアとアートが人間の生を支え、私たちがよりよく生き、また生きやすい社会、文化がつくられると考えます。
本年は、ケアミーツアート研究所設立記念特別講演と題し、小泉八雲記念館館長・小泉凡氏にお話しいただきます。皆さまのご参加をお待ちしております。
ケアミーツアート研究所代表 入江杏
【特別講演】
「オープン・マインドでみた日本と世界~現代に活かす小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のまなざし~」
講師:小泉凡氏