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2023年NHK紅白歌合戦の視聴率は?年代別の推移や盛り上がった歌手を分析

2024/1/22

2023年NHK紅白歌合戦の視聴率は?年代別の推移や盛り上がった歌手を分析

こんにちは。クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL(ティーバル)」のマーケティングチームです。

2023年大晦日は「第74回NHK紅白歌合戦」が放送され、紅組が優勝する結果となりました。例年、高視聴率を記録しており、圧巻のパフォーマンスが話題になることも多い番組です。

本記事では、第74回NHK紅白歌合戦の個人視聴率(関東地区)の傾向を分析していきます。

分析の条件

対象番組:第74回NHK紅白歌合戦
対象エリア:関東(NHK総合)
日時:2023年12月31日(日)19:20-23:45
番組構成:第1部(19:20〜20:54)、第2部(21:00〜23:45)
性年代別分析:MT/FT〜M3-/F3-(個人視聴率を使用)

2023年「HNK紅白歌合戦」の視聴率

2023年の紅白歌合戦も21時前にニュース中継を挟む形で、例年通り2部構成で行われました。

TVALによる個人視聴率調査の結果、関東地区では第1部が19.1%、第2部が22.1%という結果になりました。

全体の視聴率推移

視聴率の推移をグラフで見ると、19:20の放送開始から23:45の終了まで上昇する傾向にあり、注目の歌手や特別企画の場面では高い数値を記録しています。

2023紅白視聴率推移

比較的、視聴率が高かった時間帯には以下のプログラムが放送されていました。

  • 22:13 伊藤蘭「年下の男の子」などメドレー

  • 22:45 Ado「唄」

  • 23:20 YOASOBI「アイドル」

  • 23:33 MISIA「紅白スペシャル2023」

この結果から、全世代を通して知名度が高い歌手の出演シーンでは、前後と比較して視聴率が1〜2%高くなると考えられます。

なお2023年も例年通り、一番視聴率が高くなったシーンは終了直前の結果発表でした。

性年代別の平均視聴率

次に属性ごとに分けて分析していきましょう。2022年(第73回)と2023年(第74回)について、性年代ごとに平均視聴率を集計したところ、以下のグラフのようになりました。

総じて視聴率は前年比で低下しています。

紅白性年代別の平均視聴率

全体的には女性や高齢層(50歳以上)の視聴者が多いことが分かりますが、昨年よりも大きく数値を減らしています。

男性のなかではM1層(20~34歳)の平均視聴率が低い数値ですが、これは例年通りの傾向といえるでしょう。

一方で、女性はF1層(20~34歳)とF2層(35~49歳)が前年と比較して大きく減少しました。要因として、44年ぶりに旧ジャニーズ事務所の所属タレントが出場ゼロになった影響が考えられます。

性年代別の視聴率推移から注目されたシーンは?

続いて性年代別の視聴率推移をグラフで確認します。今回は、関東地区で13〜64歳まで男女別に分析を行いました。

基本的にはどの属性でも同じような推移をたどりますが、他と大きく異なる部分をご紹介します。

13〜19歳が盛り上がったシーン

今回、MT層(男性 13~19歳)とFT層(女性 13~19歳)は、全体とは大きく異なる推移を見せました。MT層は21:30周辺でピークが見られ、FT層は20:00と22:40周辺で視聴率が高くなっています。

MT/FT層の視聴率推移

特にFT層の第1部が高い点は注目ポイントです。20:02はano「ちゅ、多様性。」が、20:49はハマいく「ビートDEトーヒ」が放送されていました。

また、MT層のピークとなる箇所では、Official髭男dism「Chessboard」が放送されていました。この曲は、第90回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲だったこともあり、MT層の注目を集めやすかったのかもしれません。

20歳以上が盛り上がったシーン

20歳以上の視聴率推移を属性別に分析したところ、以下のようなグラフになりました。

20歳以上の視聴率推移

まずは、M2・F2層が22:30周辺で高い視聴率を記録しています。この時間帯は特別企画として以下のプログラムが放送されていました。

  • 22:21〜 ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ「YELLOW YELLOW HAPPY」「Timing」

  • 22:29〜 黒柳徹子登場

  • 22:33〜 薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」

  • 22:36〜 寺尾聡「ルビーの指輪」

また、21:50周辺でF3-層(女性、50〜64歳)が大きく伸びており、この時間帯は50周年を迎えたクイーンがクイーン+アダム・ランバートとして「ドント・ストップ・ミー・ナウ」を披露していました。

全体的な傾向は変わりませんが、世代によって注目される箇所が違うことが分かります。

まとめ

今回は、2023年の「第74回NHK紅白歌合戦」について視聴率データをもとに、注目された歌手や企画の分析を行いました。

性年代ごとに視聴率の推移を見ると、teen層で大きく動きが異なるなど、世代や性別によって盛り上がるシーンに違いがあることが分かりました。

今回分析に用いたTVALを提供するスイッチメディアでは、視聴率データを使ったCMのプランニングや効果改善をサポートするサービスを提供しています。
ご興味ある方は、ぜひ一度こちらのフォームからお問い合わせください。

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