東映名誉会長・岡田茂氏死去 誰よりも邦画愛す
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9日に死去した東映名誉会長の岡田茂氏は1947年の東横映画(東映の前身)入社以来、一貫して映画制作畑を歩み、誰よりも邦画を愛した。
63年公開の「人生劇場飛車角」では脇役だった飛車角を主役に据えたことに作者らが反発。しかし数カ月の説得の後に制作にこぎつけ、大ヒットに結びつけた。これが任侠(にんきょう)シリーズのはしりとなり、「網走番外地」「仁義なき戦い」などにつながった。
企業経営でも手腕を発揮...
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